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2004.02.22

ぷらっとこうちの存続意義について

高知県庁総務部行政経営室が、550万円の県民の税金で開設した公共掲示板「ぷらっとこうち」。最近になって「ようやく」、ぷらっとこうちの意義についての会議室が開設されたりしています。遅いのではないか、もはや「手遅れ」ではないかと心配しています。
 情報公開の意義目的を一番理解していませんのが、「ぷらっとこうち」の事務局であり、サイト管理者ですから。内内でも大いに議論をして盛り上がってください。
 もっともこの種の議論は開設前にすべきでした。私はぷらっとこうちこそが、高知県庁の社会的な信用を回復できる有力な方法であると信じていました。それゆえ自らが制作し、出演している地元のコミュニティFM放送でも何度も取り上げました。
 しかし結果は無残なものでした。登録者数も少ないし、特に年が明けてから少ないですね。またアクセス数も県がやっているにしては少ない。いずれも数字が一桁低いと思いますね。

 その原因をこしらえたのはぷらっとこうち事務局であり、サイト管理者なのですから。
「見にくくて使いづらい」「リンクに飛べず情報の広がりがない」「県庁職員の登録者、書き込み者が少ない」という指摘をしていました。

 そもそも「高知商銀巨額焦げ付け事件」「やみ融資事件」「別件やみ融資事件」など、情報公開が徹底していれば防止できる事件でした。また県庁各部署の「預かり金問題」も同様です。「別件やみ融資事件」に関して担当部署の職員が公文書を破棄した事件も防止できたはずです。
 わたしがスタート前にそのことを発言しますと「今はシステム開発中に忙しいので言わないで欲しい」「ルールはあらかじめこしらえてあるので、よく読んでから発言してほしい」と開発の邪魔であるかのような発言を繰り返していましたね。
 行政経営改革室とぷらっとこうち事務局は、550万円の県民の税金を費やし何をしたのか?身内のお喋りで。終始しているではないのだろうか。

 こちらが問いかけしない限り情報を公開しない。それも限定的に。そのくせまちづくりの実践事例であるはりまや橋商店街には取材にすら来ない。もう「遊びは」終りです。
 

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コメント

2月26日(木)
ようやく、西村さんのページ見る余裕ができました。
私が、ある人にあなたを紹介したとき、彼は「シビリアン」だとコメントしました。
あなたの主張読む限り、私の感想は、間違っていないことを確信しています。
本当にお世話になっています。
しばらくは、身近な目標を立て、頑張ってみます。kawada
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投稿: 川田 | 2004.02.26 00:40

550万円÷450人=1万2千円
加入会員1人あたりの投資金額です。
450人÷6ヶ月=1ヶ月あたり75人 の加入
とにかく寂しい数字ですね。

高知県の広報として考えてみても1人あたり1万2千円もかけるのはあまりにも勿体ないですね。

イベントの案内を告知板に出してもあまり効果が無いのはそのためですね。圧倒的に見ている人が限られているわけだと頷けます。

何ヶ月も経ってから慌てたように最初から出来ることをはじめてみても時既に遅しですね。

全国的にも有数の公共掲示板の代表的な失敗例といえましょう。
情報維新高知の名が泣くかな?

明細無しにこれだけのお金を使っているのに呆れます。
だから何億というやみ融資も出てきたのでしょう。

一般県民の感覚からもズレていることはたしかのようです。

投稿: 竹内隆志 | 2004.02.23 19:59

iyotaさんのご指摘のとうりです。「操作性」の悪さは「本質」から起因しています。頑固にその「操作性」の改善を事務局もシステム管理者もしないからです。
 県民の情報化に貢献はしていません。まことに残念ですが。

投稿: 西村健一 | 2004.02.23 07:28

公共掲示板「ぷらっとこうち」ができるときには少し期待をしていました。今でも、有効に機能すればいいのにな、とは思っています。
しかし私はほとんど見てません。理由は、本質的なことではないのですが、操作性(投稿内容の一覧性)が悪くて見る気がしないのです。

投稿: iyota | 2004.02.22 23:39

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