中心市街地活性化事業は殆どが失敗
今朝の地元紙の報道では、国が補助金を出して行った中心市街地の活性化事業は、殆ど効果を上げていないそうだ。中心市街地が空洞化、周辺地域に郊外型大型店、専門店が進出、都市構造のスプロール化に歯止めがかかっていない。
そのなかで、高知市のはりまや橋商店街は頑張っている。今週の金曜日は介護支援センターが中心になって「いきいき100歳体操」をすると言うではありませんか。いきいき100歳体操は、介護予防の有力な決め手であり、最近高知市でも力をいれていることは、わたしも、「けんちゃんのどこでもコミュニティ」で注目していました。
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/horikawa/horikawa5.html
はりまや橋商店街振興組合の福島哲明さんと、西岡謙一さんが中心に、対象的に「ローコスト」でまちづくりをどんどん実践されています。毎週金曜日に開催されている金曜市は恒例。同時にランチタイムにおこなわれるはりまや橋サロンでは、山間地域、福祉関係者、行政、市民各位の自然な交流が七輪を囲んでされています。
高知でのweblogもはりまや橋サロンを通じて広がりました。年齢に関係なくみな、自己表現の道具として活用されています。はりまや橋サロンは、高知の「ほっとすぽっと」として全国的にも有名になっています。
お金を使った活性化策がなぜ失敗するのか?サムシングがなく、絵空事のプランだからですね。「話の話」に資金をつぎ込む愚策を追行したからです。
はりまや橋サロンを「怖い」などど言っているうちは、未来永劫まちづくりの楽しさはわかりようがないからですね。
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コメント
昨日うちの事務所にしんぼり支援センターの永野さんが来てくださっていました。今回のいきいき100歳・・・の準備にできるだけお金を賭けないように100円均一でいろいろ買い集め自分たちの手縫いで重水バンドとして腕にまきつけるグッズなどを作成しているそうで見せていただきました。支援センターといえど民間。この努力!行政のスタッフにも見てもらいたいと思いました。当日覗けないのが残念ですが、応援したいですね!
投稿: shimomoto | 2004.09.15 14:50