情報は多方面から収集しよう
今朝(10月26日)の地元紙の朝刊の紙面では、前知事の13年前の自らの政治資金疑惑の「調査報告書」が掲載されている。
それに対して地元紙政治部記者がコメントを掲載しており、「なんら疑惑は解明されなかった」と言っている。そうなのだろうか?
一方昨日土佐町に居住し農業を営んでいる知人から、「地元紙読者投稿欄に投稿した」と言って投稿文を送信してきた。今朝地元紙を見ると掲載されていないので、掲載したい。
高知新聞編集局「声 ひろば」係り様 平成16年10月25日
「自民党は献金を返却せよ」
川田 雅敏(57才)
職業 農業・元県議会議員
「本文」
25日の朝刊を見て驚いた。
知事の辞職のきっかけとなった100条調査委員会の設置後、
証人喚問にも呼ばれた人物から、自民党県連が2,500万円もの
政治献金を受けていたというのである。
私はいまでも自民党籍を持ち、元自民党公認県議会議員であったが、
この件に関しては、県連役員幹部の金銭にまつわる正義感と政治の常識が、
全く欠けているように思う。
世のたとえに「李下に冠をたださず」という言葉がある。
100条委員会の立ち上げのきっかけとなったり、
また、証人尋問を予定されている人物から、
正規の献金であったとしても、「献金」を受けるということは、
県民からすればあの100条調査委員会は、自民党の茶番劇と
指摘されてもいたしかたない。
自民党県連は、直ちに献金を返却してほしい。
しかし、1年間かけて調査してきた事実は間違いないと思う。
橋本前知事は、「だから100条委員会は知事つぶし」といわず、
予定どおり県民が納得できる「報告」「説明責任」を果たしてほしい。
以 上
また立場は違うが、地元問題を中心的にレポートしている「業界紙」もあるので、紹介したいと思う。
http://www11.ocn.ne.jp/%7Ejcpkochi/minpo/topic/senkyogiwakutop.htm
前知事、地元紙、川田氏、業界紙。それぞれの立場や主張は異なっている。
立場の異なる人達の主張を検証し、偏見なしに聞き取り、後は自分自身で判断すれば良いと思う。
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