給与カットと県民サービス
自治労高知県職という高知県職員労働組合の機関紙9月21号を読んだ。
「財政危機対応提示される 県民サービスの切り捨て 人勧無視の給与カットは許さん」と一面見出し。専門用語が多く「部外者」には理解しづらい内容。
2面に「19時消灯問題に対する批判は多く、時間外勤務を職員の意識のみ転化しようとする知事の姿勢や、個々の職場実態を踏まえない無責任な提案に不満が出されています。」と高知支部大会での議論が記述されている。
残業を少なくしようという知事の提案がなぜか労組側に批判されている。私には県庁の個々の職場実態が不明だからわからない部分がある。
ただわたしにも経験がある。昔ある民間企業に勤務していたとき、時間外労働をやめようとしなかったのは労働組合員が多かった。割り増し賃金をあてにしてだらだら働いていたのである。優秀な県職員はそのようなことはないと思いたい。
時間外労働が多いのは、「人員が足りない」か、「仕事のやり方が不合理か」どちらかであろう。高知県は若者の失業率が一番高いところ。労組側は、時間外労働をゼロにすると言えばいい。そのかわり「ワークシェアリング」で、若者の雇用を図るべきだろう。
労組として当局側に逆提案すべきである。
私は職員の賃金カットには反対。ただし、一時金はカットすべきだと思います。財政再建出来るまでは。
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