趙紫陽氏の死を悼む
昨日中国の趙紫陽氏が85歳で死去した。残念な死去である。
総書記時代に、天安門でハンストをしている若者達と直接対話し、説得していた姿が印象的。民主化運動に同情的と言われて失脚した。その直後に天安門事件が起こった。
彼の改革開放路線は失脚後も継続され、今の経済発展を呼び込んでいる。しかし政治的な自由は無く、貧富の差が拡大している中国では、矛盾が拡大されているようだ。
再評価など今の中国指導部には出来まい。彼が顕在なら台湾と友好親善し、また異なる外交で評価を受けただろうと思う。今の「覇権主義」ではない中国の可能性を示す指導者であったと思う。
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