ライブドア堀江氏だけに収斂させるな
しょせんは週刊誌的な報道によって知りうるしかないのであるが、ライブドア社長の堀江氏は、六本木ヒルズの豪華な部屋に住み、ワークアウトをして、徒歩3分の会社に出勤しているとか。
あれほど多忙でも7時間の睡眠を確保しているとか。また自身の会社のライブドアblogの「社長日誌」は超人気サイトになっている。ある意味「客商売」に徹している。プロ根性に徹しているのである。
今から17年前に旅行で訪れたニューヨーク。あの2001年に崩壊した世界貿易センタービルの展望レストランにも行ったものだった。その時ガイド氏の説明では、このビル周辺は金融センターになっており、すぐ近くのバッテリーパーク地区には想定人口3万人の住居地区がありますと。
つまり金融センターに歩いて3分ぐらいのところに居住する人たちが既に20年ぐらい前に多数いたことですね。堀江氏がまさにそういう生活をしている日本の経営者の1人であるということに注目している。
一方の当事者のフジテレビの会長。なぜかいつも自宅の玄関前での記者会見、それも出勤前。一応メディアの人間ならこの寒い季節屋内で記者会見ぐらいすればいいのに。たぶん運転手つきの高級自動車での出勤前の記者会見ではないのだろうか。
このライブドアVSフジテレビ問題。どちらが正しいかは関心がない。生活様式には地方人は堀江氏に共感する。私も通勤時間ゼロだし、合間にはトレーニングしているし、海でセーリングもしている。東京では超金持ちの職住近接が地方都市では当たり前なのだから。
だから勝負の行方はどうでも良いが、生活バランスは意外にも、堀江氏が優れているようだ。堀江氏1人に収斂させるのではなく、また個性の違ったリーダーが次々と日本からも出てくるべきだろう。西武のような「談合」企業が一流企業と言われた時代はも昔の話である。
マスメディアの「談合体制」を破壊するのは堀江氏1人ではまだムリだろう。もっとどんどん出てこなければ。それには心身ともにタフなリーダーが多数登場してもらいたいものだ。
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コメント
BigBanさんコメントありがとうございました。田舎では庶民で当たり前の職住近接が東京では「超贅沢」になっているひずみを言っているだけですね。
所得で言えば地方は最低。でも車で30分でハーバーへ行けますし、セーリングも出来ますね。
そこの漁師さんと親しいし、採れ立ちの魚と、貝をつまみに浜辺で宴会もしますね。参加費用は2000円程度。
東京とくらべたら所得は低いですが、その点田舎はのんびりしています。
当然堀江氏のバブリーな生活など羨ましいとも思いませんね。ただ「職住近接であるべきだ」の一点だけは共感できるのですね。
投稿: けんちゃん | 2005.03.05 13:29
TBありがとうございます。BigBanです。
ですが記事に若干違和感を覚えました。
kenchanさん((?)でいいのかな。)は
>生活様式には地方人は堀江氏に共感する。私も通勤時間ゼロだし、合間にはトレーニングしているし、海でセーリングもしている。東京では超金持ちの職住近接が地方都市では当たり前なのだから。
> だから勝負の行方はどうでも良いが、生活バランスは意外にも、堀江氏が優れているようだ
とおっしゃっていますが、月額200万円以上の家賃と言われる六本木ヒルズに住み、数千万円のフェラーリを乗りまわす堀江氏の生活スタイルとその質素とは程遠い感覚が、バランスがとれていると思われる感覚が私にはよくわかりません。
まして、自宅前でインタビューに応じる日枝会長と比較して堀江氏を「否」と判断される根拠はなんでしょうか?
オフィスへの通勤距離?それとも運転手付の車を使っているかどうか(堀江氏も使っていると思いますが。外出には)ですか?
そこのところがどうもよくわかりませんでした。
同様に
>生活様式には地方人は堀江氏に共感する。私も通勤時間ゼロだし、合間にはトレーニングしているし、海でセーリングもしている。東京では超金持ちの職住近接が地方都市では当たり前なのだから。
これはご自分に近いことで親近感を感じる・・というほどの意味でしょうか?それでしたら少しわかるような気もしなくはないのですが・・
投稿: BigBan | 2005.03.05 12:17