高知県副知事選任問題について
副知事候補者が、高知県県商工労働部副部長に在職中に、「高知商銀事件」や「やみ融資事件」などが次々と発生していました。地元新聞の政治部記者は「その時期に副部長をしていた人物が副知事になるのはいかがなものか」という個人の「感想」を大きな紙面を使用して記事を書いていました。
自民党県議団の一部や県民クラブの県会議員の皆さん方が「副知事専任には反対」と地元新聞記事に連動する動きをしています。
冷静な県民であれば、「副部長にさほど権限があるとは思えない。」「やみ融資など県幹部職員のこみいった暗黒部分に中央省庁から出向した人物を関与させるとは考えられない」と考えられますね。
副知事候補は、たまたまその時期に副部長をしていただけであり、「やみ融資事件」にも関与していなかったのは、延々と審議していた県議会100条委員会でも明らかになっています。
部長であれば関与している可能性はあったでしょう。「別件やみ融資事件」がありました。前高知市長は関与を認め。その時代にこの「別件やみ融資事件」を総務部長の立場で阻止できませんでした。高知市長時代に給与を自主的に何%かカットしていましたから。
ですから先日の「地域支援員」問題もそうですが、地元新聞政治部の県庁番記者と県議会の一部の政治勢力との「掛け合い」は、高知県政を混乱させるだけの「茶番」であります。
情報も地元新聞だけを読んでいては判断を間違う実例です。情報は多方面から収集することは、情報化時代の県民の心得でありますね。
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