またまた教科書問題が外交問題に
「竹島」の領有をめぐる問題で韓国が熱くなっているようだ。すぐさま組織される「反日運動」の手際よさは、軍事独裁政権以来変わっていないようだ。
政治活動の自由のない中国も「反日運動」が若者を中心に盛り上がっているようだ。ここも体制批判は許されないが、「反日運動」でガス抜きをしてきた「伝統」があるために当局側が大目に見てきたからだろう。時に扇動しながら。
それにしてもいつも思うのは、中国や韓国政府の反応。現役の学生が家庭にいる私よりも、「歴史教科書」の記述に詳しい。何故なのだろうか?
日本の場合は「検定教科書」と言っても、どの教科書を採用するか否かは、現場の教員の裁量にまかされているからだ。展示会があり、そこで教科書を決めるらしい。
だから「つくる会」の教科書も一部を除いて殆ど採用されなかった。わざわざ私などは「話題」の教科書を書店で購入したぐらいだ。読んでもそれほど韓国。中国を逆撫でする記述はないと思ってのだが・・。
「政治問題」にするまえに、日本・韓国・中国で「アジアの歴史教科書」プロジェクトをすればどうだろうか。本気でやるべきであろう。お互い偏狭な民族主義で「人気とり」をする時代ではないとは思う。
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