新堀川と堀川は親水空間
従来の高知市の都市計画は「川と共存せず、敵視し、埋め立てる」政策を推進してきました。大丸前まで水路は昔ありましたが、埋め立ててしましました。
不自然な水路をはりまや橋公園にこしらえ電動モーターで水を巡回させている有様です。
高知市市民憲章では、「鏡川をまちのシンボルにしましょう」と清掃美化を呼びかけてはいるが、都市河川や運河である新堀川や堀川や江ノ口川は「弾圧」されてきたようだ。
桜の季節に太平洋マリンの西沢君がランチボートを堀川に出し、水路から桜見物のサービスをしていたことは改めて堀川の「価値」を市民に思い起こさせたことであると思いますね。
また新堀川では西岡謙一さんがすずきなどの釣り大会を有志で開催しています。ここももともとは「住民力」で建設された河川であり、その石積み護岸が残されています。自然生態系は最近回復されつつあり、様々な魚やカニを観察することができます。
まさに「ビオトープ」そのものであります。親水空間として「新堀川七輪サロン」で利用もさせていただきました。
遠い昔アメリカで見学したウォーターフロント再開発事例も都市中心部の河川を上手に都市づくりに利用していました。「埋め立てて道路に活用する」なとという発想は、地球温暖化対策に逆行した「愚かな都市づくり」の事例として笑い話になるかもしれませんね。
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