氷の彫刻の妙技に関心
JC時代の尊敬できる先輩である横山明さんのお誘いで高知市の江ノ口小学校へ出かけました。参観日の授業として蝦名彰人さんの「氷の彫刻」の実演と講演会が開催されました。
司会は高知警察署少年課の女性担当官。経歴紹介のあと早速蝦名氏の講演会。
「僕は素行が悪く高校も中退。縁があってホテルの厨房で働くようになりました。フランス料理担当ですので、日本語もろくにわからない者がフランス語のレシピに苦労しました。でも仕事ですので頑張りました。」
「あるとき同僚が仕事後氷を削っていました。正直センスが良くありません。私はプラモデル作りが好きだったので挑戦してみました。」
それで日本1になり、世界2位になってことがあるそうです。
130キロある氷は今朝冷蔵会社から横山さんが運んで来たとか。講演終了後、早速実演です。チェーンソーとノミとノコギリを巧みにつかって形が出来上がります。周りを子供たちが取り囲んで大騒ぎです。でもみんなその技に集中しています。見る見る形が出来上がるのには、感動します。
横山さんによれば、競技では制限時間が40分。しかも電動工具なしでするそうです。その技術の高さにはひたすら驚きです。やはり料理のセンスの良い人は氷の彫刻も上手であると言われています。
夢中で写真を撮影していました。それでメモリーがなくなりました。完成写真が上手く取れませんでした。氷の彫刻をイベントではなく、学校の授業で実施する効用が大変よく理解できました。
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