高知市議会は真相の徹底解明を
高知市観光課課長補佐の「公金横領」での逮捕は、彼個人の資質の問題ではなかろう。当時の課長は現高知市長の岡崎誠也氏である。監督責任を含め責任は免れない。
市議会のチェックを受けないこの種の公金は、一説に200以上市役所にあると言われている。お金の出入りの激しい観光課ならではの事件のようであるが、そればかりではあるまい。
この種の不祥事が起こると、行政幹部は頭を下げ、勝手に「訳のわからない減俸処分」を行う。しかし現職市長が業務中に引き起こされた事件である。徹底的な真相解明がなければ市民は納得しないだろう。
この10年来高知市議会は市長の与党化し、「翼賛会」化しているやに思える。行政の犯罪には民間人が監視をすべきである。それには高知市議会の役割は極めて大きい。いい加減な「手打ち」や「幕引き」は絶対に許されない。調査や審議は徹底した情報公開が必要であるとか思う。
岡崎誠也高知市長の政治的な責任が問われている。いい加減な[政治決着」があってはならない。
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