内部告発者を支持します
高知県警の捜査費の不正問題は、内部告発者の存在が裁判者に高く評価されたようです。地元紙の記事によれば「記載されている複数の捜査員が高知新聞に不正を具体的に証言したことが大きかった」と指摘。「匿名での告発であっても、裁判所は現場警察官の苦労に理解を示した。この判決は法解釈の勝利ではなく、不正があるという事実の説得力による勝利だと述べた。」(5月28日高知新聞朝刊掲載記事より)
大きな組織の不正行為は国民全体への不利益を生む。今回の高知市役所観光課の使い込み事件にしても多くの市民は「氷山の一角」であると厳しい目で見ています。
過去高知県庁は「やみ融資事件」「別件やみ融資事件」などが引き起こされたが、仲間意識が強く、県民のために働こうというという意識が希薄なのか内部告発者は現れなかった。実に残念であると私は思います。
実は「内部通報法」というのが整備されていますが、「行政機関に告げても、マスメディアなどに言ってはいけない」などおかしな法になりつつあるそうです。
番組ゲストに来ていただきました弁護士の小松英雄さんが言われていました。
高知市役所職員、高知県庁職員の皆様の正義感に期待します。
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