雨天の新堀川釣り大会
高知市の中心街を流れる新堀川。その昔近くの商人たちがお金を出し合い掘った運河です。昔は船で物資を阪神方面に運搬していたとか。
新堀川釣り大会の主催者の西岡謙一さんは炭問屋の4代目。西岡燃料店社長です。今はガス機器が販売の中心ですが、ご先祖はこの新堀川を掘り、高知県内の炭を集め船で大阪に運搬していたそうです。
西岡さんの自宅裏を流れている新堀川。高知県の都市計画によると4車線の道路を建設し、新堀川を埋め立てる計画とか。ところがこの川には絶滅危惧種のシオマネキというカニの生息が確認されました。アカメの稚魚もいるそうです。
どぶ川としか見えない新堀川ですが、少しづつ自然生態系は改善され良くなって来ているようです。
高知市の中心街に絶滅危惧種のカニがいて、アカメの稚魚も生息する。この事実の方が重たいような気がします。あいにくの雨で釣り大会も集まりが悪いようですが、それでも熱心に川面を見つめている人がいます。
| 固定リンク
コメント