ようやくメディアも気がつきました
街中の自然(ビオトープ)がいかに大事か。水際が人間を癒し、やすらぎを与えるということは、1980年代の頃から都市再開発事業の設計思想で語られてきました。
しかしそれは「上っ面」のデザインの模倣に過ぎませんでした。日本の場合は。
ピア17とフルトンマーケットは世界の金融センターのウォール街からは僅かに数百メートルの距離です。その間はサウスストリートミュージアムになっていて、歴史的な建造物の保存、石畳道路の保存もされています。街と通りが「歴史博物館」になっています。
新堀川とはりまや橋商店街はその関係に似ています。ウォーターフロントは街中、中心街に近くにあるから価値はあるのです。100億円も税金を費やして貴重なビオトープを潰す公共事業などありえません。
官民一体となった河川の浄化対策と、新堀川護岸が一部石垣が残存していることで、沢山の命を育んできたのですね。貴重な自然環境であると同時に、歴史的な資源なのですね。
マスメディアもようやく気がつきましたね。遅いぐらいですね。
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