ベルンの奇蹟ーいい映画でした
ドイツ映画「ベルンの奇蹟」1954年のワールドカップスイス大会で、西ドイツがハンガリーを破り優勝した物語ですね。ドイツで興行収入3週連続1位。360万人を動員したと言われている映画です。
ドイツの地方都市に暮らすサッカー好きの少年1家。亡くなったと思われていた父親が11年ぶりに帰還しました。ドイツ人らしい厳格さを家族に求めすぎ、家庭崩壊寸前まで行きますが、ドイツチームの奮闘が家族の絆を深めました。
敗戦国ドイツ国民にとっては、何よりの励ましであったと思います。敗戦で自信を失った国民各位がまとまる大きなきっかけでした。それほど大きな意味があることを映画を見て感じましたね。日本が優勝するのはいつのことになるのでしょうか。
サッカーシーンも監督が元プロリーグ選手だったらしく、リアルに描かれています。中盤の競り合いや、スペースにパスを出すシーンなど本物で、技術がないと出来ません。サッカー好きの私には良い映画でした。
でもこの映画昨日、四国文映社の田辺高英さんに言われるまで知りませんでした。
確かに3回目の上映である午後6時ですが、私が行った時1人しか着席していません。上映直前に人は来ましたが、20人足らずでした。
今後はblogなどでお知らせすることも大事であると思いました。そういう私も映画を見たのは以前はいつだったか忘れるぐらいです。
ハリウッド系の映画以外にもいろんな国の名画はあるはずです。ただ商業ベースに乗らないし、田舎は厳しいところもありますね。
でもテレビなどと異なり、映画はもうすこし低コストで上映運動が出来ます。今後映画という媒体も魅力的なので見直そうと思っています。
今年はドイツでのワールドカップ。その年にこの映画を見られて本当に良かったです。主催のシネマ・サンライズさんありがとうございました。
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コメント
田辺です。さっそく映画を鑑賞していただきありがとうございます。先日サッカー映画について話したときに、試合のシーンの描写は、ウソっぽくなるといいましたが、この「ベルンの奇蹟」に限ってはすごくよかったです。すごい興奮しました。内容も、シベリア帰りの父親を通じて当時の社会が描かれていてよかったです。
投稿: たかさん | 2005.09.17 09:44