議論されない災害対策
アメリカでのハリケーンの被害を見ていますと、「人災」の要素が強いですね。低い土地の都市部にもかかわらず、連邦政府が護岸工事の予算を削減、また救助にあたるべき州兵の3分の1をイラクに派兵していた事実も明らかになりました。
避難命令がでても車もなく、障害者や病人、子どもを抱えた所得の低い人たちが数万人市内に取り残され、大きな被害に遭いました。しかも救援対策が遅れ、救援物資がすぐに届かないため、商店の略奪までが始まりました。
イラクに民主主義を教え込むのだとアメリカは派兵しましたが、自国の国民を救助することが第1ではないのでしょうか?不平等社会を見せ付けた災害でした。
今回の総選挙でも災害対策の議論がされていません。いや大手メデァが意識的に取り上げないのですね。「郵便局」と「刺客」問題をワードショー的に取り上げるだけですね。
大事な問題が議論されない総選挙のありかたに疑問をもっています。
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コメント
ご協力下さい。
「中学三年生の女の子が行方不明」の記事をTBさせて頂きます。
昨日、私のブログにアクセスされた方々のチェックをしていて、中学三年生の女の子が行方不明の記事を見つけました。
投稿: 西田政雄 | 2005.09.05 08:07