大丈夫なのか「ぷらっとこうち」
高知県総務部行政経営改革室が予算執行している県民公共掲示板「ぷらっとこうち」。9月17日から見れなくなり、アクセスができなくなりました。
17日から19日までは「システムメンテナンスのため」と表示されていましたが、20日になって、「何者かが不正なアクセスがあった」との表示に川っていました。
ぷらっとこうちは2003年9月に、当時判明しているだけで550万円以上の県民の税金を費やし開設されました。自前のサーバーを購入し、当時請け負い業者は「安全性は代位丈夫」と発言していました。
今年は「対日戦争勝利60年」ということもあり、中国を中心とするアジア諸国からの、日本の公共機関のホームページを攻撃するとの予告もあったようです。これだけの時間復旧しないということは、その可能性も否定できません。
だとすれば、管理者側の安全対策が十分でなかったと言う事です。ですので、「ぷらっとこうち」を再開するためには、「経緯の説明」と、「事後の安全対策の明記」が必要であることをしなければなりません。
もう少し丁寧な説明が必要だと思います。商業サイトでさえもっと丁重な説明をしています。ぷらっとこうちは、高知県のホームページのトップページからリンクしています。高知県の情報管理のレベル、安全管理の水準も同時に問われています。
ぷらっとこうち のアドレスです。 http://plat-kochi.com/index.html
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コメント
ぷらっとこうちの管理者は、ただちに「閉鎖」はしましたが、暫くは「メンテナンス中」という表示を3日間程度していました。詳しい経緯の説明はその間ありませんでした。
開設時に「サーバーを2箇所置いているから安全対策は大丈夫」と言っていましたが、その安全性に問題がある事態になっています。要は高知県庁の「情報の危機管理体制」が問題なのですね。
投稿: けんちゃん | 2005.09.23 10:32
ネットの世界ではどんなに対策をしていても100%安全と言う事はないですから、攻撃が判明した時点で被害が広がらないように即座にサイトを閉鎖したぷらっとこうちは、合格点をあげても良いと思いますよ。
後は今後の対応次第ですが・・・。
ところで日本の公共機関を攻撃すると予告したのはアジア諸国ではなく、中国「だけ」なのですよ。
あなたの言うアジアはどこのアジアを指しているのですか?
中国のハッカーが運営するHPは日本人の一部の方にオモチャにされ遊ばれて混乱し、また、恐らく中国の当局の意向らしき感じで大規模攻撃はなかったみたいです。
例えて言うなら、ちょうど日本に向けてミサイルの発射準備をしている所へ自衛隊がミサイル基地の爆撃に成功し、日本に被害が出なかったみたいな感じですね。
投稿: 元気 | 2005.09.23 09:31