公共の役割とは何か?
なにか総選挙でも小泉首相の演説を聞いていますと、「公共=悪=非効率」。「民間=善=効率的」の理屈ばかりの説明ばかりではありませんか。本当にそうなのでしょうか?
先般JR西日本福知山線での列車転覆事故は、「効率化」に追い立てられた民間会社の労務管理の破綻ではなかったのではないでしょうか?
何を役所でやらなければばらないのか。なにを民間でやった方が良いのか。扇動的な言葉ではなく冷静な議論で政策論議をしていただきたい。はっきりしたことは「郵政民営化」=アメリカの要求であることですね。それ以上の理由はありません。
昨日は「防災」訓練が全国各地でありました。これも民間でやるのか?
第一「民営化」を叫んでいる政党こそ、政党助成金という国民の税金で運営されているのではないのでしょうか?自己矛盾もはなはだしいと言えますね。
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コメント
市場で解決できないことをやるのが役所です。そこははっきりしておかないと。
純粋な公共の仕事も分割して民間委託はできますが、役所の監督が必要です。
民間で上手くいくことからは、役所は手を引くべきです。
投稿: takeyan | 2005.09.06 15:21