防災映画ーアニメ制作の必要性
昨日は、高知県議会に上田周五県会議員を田辺高英さんとともにお訪ねしました。土佐清水市選出の森祥一県会議員も同席いたしました。
実は上田さんがいの町から高知県議会へ通勤途中で、「けんちゃんのどこでもコミュニティ」の番組を車の中で聞いておられ、田辺高英さんが出演された4日目の「映画のあるくらし」とはでの話しが耳にとまり、わたしに電話をいただきました。
田辺さんは「南海地震が何年後かに来ると言われても、大人は関心があまりありません。フォーラム開いても来る人は決まっていますし。」「子どもと一緒に鑑賞できる防災映画をつくれば、皆が防災に関心が出るはずです。」と言われました。
森さんも映画文化の効用に関心がありました。「住民でも最近ではビデオ撮影に詳しい人がいますね。先日も地元出身の映画学校の学生が成人式の映像をこしらえましたが画像も音響も驚きましたね。」とも。
田辺さんは「防災に関心のある人のワークショップを開催し、そのなかで意見を出していただきます。それでパソコンなどで、簡単な画像で地元だけの防災映像はできますね」と専門的なアドバイスをされました。
最初から「予算ありき」で事業計画を立てるのではなく、まず地元で話し合い、アイデアを出し、知恵とノウハウを出し合います。次に予算計画も立て自分達で出すものは出します。それにより展望が出来ましたら、自治体に予算要求するなり事業計画を出しますね。
それを議員さんがコーディネイトし、政治力で実現させる。新しい形の「住民力」ではないかと思いました。話の話のNPOの会合が多い中で、久しぶりに実践的な話を聞きました。
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コメント
西やんさんそれは大問題ですね。県議も真剣に取り組んでいただきたいものです。
またtakeyanさんも現実の話ありがとうございました。
投稿: けんちゃん | 2005.10.10 12:46
先般和光市でも浸水被害がありました。
化学物質の問題は気づかなかったので気にしていくことにします。
アニメ云々ですが、大災害の良いノンフィクションが自然な形でアニメ化され、そこに役所も後援するというのが理想かと思います。
ただ、たとえば阪神大震災にしてもなぜかノンフィクションの決定版がなく(タブーが多いためか)、そのあたりは課題なのですが。
投稿: takeyan | 2005.10.10 11:35
いの町で、この前の浸水被害後に化学物質に反応を始めた母&娘が出ました。
原因は、復旧の疲れの上に、役場が配った消毒液の化学物質暴露と思われます。
現在、対応を始めましたが、多分自宅に戻れるのは来年に成るでしょう?
行政もよかれと思った行為が、裏目の案件です。
98豪雨の後のも、高知市で多数の過敏症が増えた事も有り、こうした問題に県議も取り組んで頂ければと・・・。
投稿: 西やん | 2005.10.07 07:38