映画リトル・バーズ
今日は雑用で休暇を取っていましたので、午後2時からドキュメンタリー映画リトルバーズを県立美術館ホールへ見に行きました。
平日の昼間でしたが約120人の市民が鑑賞していました。午後4時からと、午後7時の3回映画は上映される予定です。
受付で外京ゆりさんに会いました。会場内で田辺高英さんにお会いしました。映画の字幕などで関わっておられるとか。
映画は突然空爆が始まり、軍事施設でもない民家に爆弾が投下され子ども2人が亡くなるところから始まりました。父親は怒り、「どうしてだ」と言っています。病院の様子も克明に撮影されています。手足のない子ども達。失明した青年。
街角ではアメリカに対する怒りと、そのアメリカに加担した日本にも怒りの矛先が向かいます。「映像を撮るな。お前達はアメリカのスパイだ。」
1時間40分の映画でしたが、時間の経つのを忘れました。冒頭出られた父親が語ります。「戦争は無意味だ。イランとの戦争で8年。湾岸戦争、そしてアメリカとの戦争。何も得られない。私は家族と親戚を7人なくした。兵隊以外の方法でイラクと付き合って欲しい」と。
映画のポスターになっています美少女は、空爆で左目が、見えなくなっていました。
あらためてイラク戦争の意義をかんがえさせられる映画ではありました。
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