手抜き設計の恐怖
今まで「手抜き工事」というのは聞いたことはありますが、設計段階での「手抜き設計」は聞いたことはありません。構造設計をインチキした設計士が話題になっています。
その設計士が単独で悪さをしたとは考えられず、あれほどの仕事量をしていたということは、他より設計料が安いとか、彼の設計では建築費が安くつくとか、経済的なメリットがあるので建築主が依頼したのでしょう。
また建築主自体が建築費を安くする為に、一緒になって共謀した可能性もあります。数千万円のマンションが震度5程度で倒壊する可能性があると言われれば、誰しもそこへは住みたくはないですね。その程度の地震は毎年どこかで起こっていることですし。
先般は公認会計士が粉飾決算をしていた事件もありました。社会的に尊敬されている専門職の犯罪は、世の中に大きな波紋を呼びます。
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コメント
TBを4連発お願いしました。
今回の事件は、殺人未遂・殺人教唆・破壊活動防止法の適用も検討してはと考えます。
高知にも似た案件のマンションが有りますよ、表面化していませんが・・。
投稿: 西やん | 2005.11.25 06:58