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2005.11.22

100ドル(1万1000円)のパソコン?

先般「世界情報サミット」が開催されたようです。アメリカの情報支配への批判が相次ぎ、肝心の迷惑メール対策や、ハッカー対策などは議論は出来なかったようです。
 マイクロソフトの支配には疑問を感じています。
注目すべきは、発展途上国向けに開発された100ドル(約1万1900円)のノート型パソコンが披露され、先進国との情報格差(デジタルディバイド)是正に役立つとの期待が寄せられていることですね。

pc1


 その低価格パソコンは、処理速度を通常の半分程度に抑え、無償の基本ソフト(OS)リナックスを採用するなどして格安価格を実現した。電気が切れた際、手回しで発電するハンドルが付いているのが特徴。無線を利用してインターネットに接続することも可能だ。これは災害時にも活用できそうですね。

 2006年末から生産を始め、07年に1000万台の出荷を目指すとか。今も所政府の教育部門への限定販売で、ナイジェリアや南アフリカなどが導入に向けた交渉を進めているそうです。 私も最近やんごとない事情でノートパソコンを購入しました。13万円ぐらいしましたから100ドルパソコンは魅力ですね。

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» 100$パソコンを開発:MITが途上国子供向けに [おもしろニュース拾遺]
 単に、100$という「お買い得」ノートパソコンが登場したという話ではありません。  世界情報社会サミットで、MIT(マサチューセッツ工科大学)が発表したもので、発展途上国向けに開発されたノート型パソコン(上の図はコンセプトデザイン)。ビジネスマンでなく、子供たちが使うためのもの。といってもおもちゃでなく、無線LANでインターネットに接続することもでき、折り畳んで電子ブックリーダーにもなる(上の絵{/arrow... [続きを読む]

受信: 2005.11.22 09:31

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