寂しい鏡川まつりの終焉
高知放送と高知新聞社が高知市の鏡川河畔で催してきた夏のイベント「フェスティバル土佐 鏡川まつり」が、今年の35回目を最後に幕を閉じることになりました。
鏡川まつりは1971年7月、祭りを通して河川の環境美化を訴えようと「美しい自然、豊かな心」をテーマにスタート。かつて鏡川河畔で行われていた祭りをモデルにして、大正末期まで高知市の夏祭りで町内会が高さを競ったという「花台」を復活させて祭りのシンボルとしていました。
台風などに見舞われながらも中止は一度だけだそうで、毎年数十万の人出でにぎわい、県都の夏の風物詩として親しまれてきた。
祭りを主管する高知放送は、「鏡川を美しく」という市民意識が広がるなど一定の成果を収めたこと。来年10月の地上デジタル放送スタートを控え、これまでのような態勢で満足のいくイベントを提供することは困難と判断。関係者と協議した結果、35回を節目にピリオドを打つことを決めたそうです。
35年の歴史とは。歳を取る筈ですね。私も1回目は高校3年生でガールフレンドと出掛けました。確かお化け屋敷もありました。今ほどの賑わいではありませんでした。高校生のデートスポットとしてその後確立したようですね。
1985年に入会した高知青年会議所では、屋台を出し活動資金を得る為に借り出されていました。焼ソバを焼いている時火傷をしたこともありました。 自分らが主催した「ふりーじゃきにTOSA]のコンサートのチケットも雨の中販売したり、夜須での中学生ヨット教室のPRをヨットを持ち込んでしたりしましたね。
「伝統ある行事」が終わるのは寂しいですね。若い頃の思い出が蘇りますね。浴衣姿の若い女性が大量に見かけていましたが、「行き場」がなくなるのではにのでしょうか。
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コメント
下元佳子さんコメントありがとうございました。第1回目が高校生でしたからね。これほど続くとは思いませんでした。
Jcも卒業し、子供たちも大きくなり最近はいくことがなかったのですが。孫でも出来れば行くと思います。
それもなくあんりましたね。「おびさんマルシェ」の成長に期待しましょう。
投稿: けんちゃん | 2005.12.26 12:27
私も新聞を見て・・・残念で、何だか自分がぐっと年をとってしまったような気がしています。
最近は子供せがまれ行くぐらいのものですが、中学生や高校生の頃はやはり欠かせないものでしたし、中学生になった子供が親とではなく、友達と行きたがるのを何だか自分の頃を思い出し、懐かしくなっていたのですが。
自分がその場所に行かなくてもお祭りがあるということだけで何だかいつもより楽しい空気が流れるようで存在の大きさを感じていたのですが残念です。
だれか・・・存続してくれないのかな~。
投稿: 下元佳子 | 2005.12.26 11:33