人口減少時代を生きること
日本は来年2006年から総人口が減少するらしい。明治以来右肩上がりの人口がついに減少に転じると言うのです。観覧車の頂点が来年で、それ以降は下る一方でありますね。
高知県などは一足先に県人口が80万人を割り込み、県都高知市ですら減少しています。
やはり原因は少子化にあり、「子供をつくらせにくい社会環境」にあるでしょう。私も子供は2人ですが、来春下の子供が進学するにあたり多大な経費負担に悩んでいます。上の子供とは6歳違いでしたから一緒になりませんでしたが、2~3歳の違いの兄弟姉妹であれば、同時期の教育費負担は家計を著しく圧迫します。
おまけに政府が義務教育費の支出を減らし、地方自治体の負担が増えました。公立学校の指導に不満を持つ父兄は、塾通いや家庭教師に支出しています。大変な教育費の負担が小さいうちから始まります。負担の出来ない子弟はますます置き去りにされる「教育格差」が出てきます。社会はますます荒れるでしょう。将来治安費や安全対策費も増すでしょう。
なんでもかんでもアメリカに追随する現内閣の「改革路線」のまやかしに国民は気づくべきですね。負担は増え、不平等感は広まる。軍事に突出する。いいことはなにもありませんし。
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