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2005.12.17

人口減少時代を生きること

 日本は来年2006年から総人口が減少するらしい。明治以来右肩上がりの人口がついに減少に転じると言うのです。観覧車の頂点が来年で、それ以降は下る一方でありますね。
 高知県などは一足先に県人口が80万人を割り込み、県都高知市ですら減少しています。

 やはり原因は少子化にあり、「子供をつくらせにくい社会環境」にあるでしょう。私も子供は2人ですが、来春下の子供が進学するにあたり多大な経費負担に悩んでいます。上の子供とは6歳違いでしたから一緒になりませんでしたが、2~3歳の違いの兄弟姉妹であれば、同時期の教育費負担は家計を著しく圧迫します。

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 おまけに政府が義務教育費の支出を減らし、地方自治体の負担が増えました。公立学校の指導に不満を持つ父兄は、塾通いや家庭教師に支出しています。大変な教育費の負担が小さいうちから始まります。負担の出来ない子弟はますます置き去りにされる「教育格差」が出てきます。社会はますます荒れるでしょう。将来治安費や安全対策費も増すでしょう。

 なんでもかんでもアメリカに追随する現内閣の「改革路線」のまやかしに国民は気づくべきですね。負担は増え、不平等感は広まる。軍事に突出する。いいことはなにもありませんし。

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» 予想をさらに前倒し、日本の人口が今年から減少? [Blog for Japan]
2004年には「日本の人口が減少するのは2007年ごろ」と言われていた。今年に入ってこの予想は2006年に前倒しになり、先日、政府から出された少子化社会白書にも、人口減少は2006年からと予想されている。ところが、先日、川崎厚生労働相は「平成十七年は、わが国の人口が減る年になりそうだ。黄色のサインが点滅したと言ってもいい」と述べ、政府や白書が想定したよりも早く「人口減少社会」に突入するとの見通しを明らかにした(産経新聞)。... [続きを読む]

受信: 2005.12.17 10:39

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