地元劇団33番地の公演
9日の晩は県立美術館ホールでの地元劇団33番地の公演を見に行きました。普段は演劇にはとんと縁のない生活。学生時代に東京で、新宿とか、下北沢とか、吉祥寺で「なんとかテント」「なんとか劇団」(名前すら忘れましたが)見た位でしょうか。
随分昔にアメリカへ観光旅行に行った折、ニューヨークで、「キャッツ」というミュージカルを見たこともありました。その程度の体験しかありません。演劇の素養などまるでありませんね。
今回の公演は「キミヲマモル」というもの。20年前の列車事故で盲目になった女性が主人公。廃墟のはずの駅舎に華やかな声がこだましています。心の葛藤を描いているのでしょうか。歌あり。踊ありの2時間あまりの公演でした。
客席は満席で、立ち見が出るほど。ミュージカルと言うだけあって猛練習をしたのでしょう。その意気込みは感じました。チケットの販売も大変であったと思いますね。
ただしろうとの意見ですが、地元にゆかりのあるテーマの演劇の方が親しみがあると思いました。歴史であるとか。人物とか。架空の話よりも良いとは思いますが・・。それと演劇は照明やら、音響やらが伴う「装置産業」。パンフやなにやらも体裁がいりますね。
地元劇団であれば、役者だけで街中で公演するとか、練習場所にしている蔵を劇場にし、33番地にちなんで330円で公演するとかそちらをすれば良いと思いました。「大道芸」から舞台へ進むべきで、いきなり舞台は関係者はしんどいと思いますね。
写真も公演終了後に撮影しましたが、動きがあるのでぶれましたね。公演は満席でなによりでした。
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