高知市政は立ち直れるのか?
結論から申し上げますと難しいのではないかと思います。市議会の責任も重大です。執行部と「仲良しクラブ」では市民の信用を得ることは到底出来ません。
市議会がチェックできない公金の取り扱いが多くあり、部署部署の裁量に任されているとあっては調査することは市議会でも無理であることは理解できます。
では再発防止策はあるのでしょうか?それは徹底した「情報公開」でしょう。それが足りなかったのです。具体的には各部署で課長以上の管理職の行動日誌を毎日インターネットで公開することです。どこで誰に会い、何をしたのか。市民がいつでも閲覧できるようにすべきでしょう。
次に市民の疑問にはすべて回答する姿勢と体制が必要です。従来行政職員の傾向は「聞かれたことにしか答えない。」「声の大きな人達にのみ答えを教える」という不作為行為をおこなって来ました。これでは市民の市役所への不信はぬぐえません。
市議会のチェックを受けない部署の公金の帳簿をすべて情報公開すべきです。そして使い込みをした職員は懲戒解雇処分すべきです。使途不明金はすべて没収。説明できない公金使用先については不正とみなし、担当管理職を処分すべきでしょう。
そこまでして始めて市民の信頼が得られると思います。何も特別のことではありません。「原則情報公開」するだけですので。市民の市政への参画意識と市民自治の精神が必要になります、もはや市役所に「自浄作用」がないことが明確になりました。市議会も市長与党化で機能しておりませんので。
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