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2006.01.22

ゲストは中西哲(さとし)さんです

 今週の高知シティFM(76・2MHz)「けんちゃんのどこでもコミュニティ」(月曜~金曜 午前8時15分~30分)のゲストは高知県議会議員の中西哲さんです。
中西さんは自民党高知県連の政務調査会長もされています。政策通であり、法律にも詳しい人です。

 そもそもお訪ねしましたのは、昨年発表されました自民党の「新憲法草案」について関心があったからです。どなたか高知県内でお話していただけることはできないか。という思いで、自民党県連の事務所を出演要望書を書きましてお訪ねしました。

 最初のやり取りは高知県議会議員で自民党高知県連広報組織委員長である森田英二さんとしていました。森田さんに中西さんを紹介いただきまして、連絡をしました。そして県議会の自民党県議団控え室で中西哲さんに面談することが出来ました。

 私の出演要請を快諾いただきました。そして「新憲法草案」の解説と「三位一体改革」の話をしていただくことになりました。質問原稿をメールしました。収録は公務のご多忙な合間の休日にいたしました。中西さんはきちんと回答文章を書いていただいていました。

 さすがに法学部出身で、法律事務所にも勤務されていたこともあり、憲法の意義、改正の必要性、現憲法の問題点などを憲法学説、時代的な背景も含めてお話をいただきました。中学生程度の知識しかない私の質問にも、丁寧にわかりやすく回答をいただきました。

「解釈憲法では限界があります。国際貢献が求められている社会であり、憲法9条の第2項の改正は必要があります。」

「新憲法草案も現憲法の精神が継承されています。文民統制は明確にされていますし、国民の基本的人権にも配慮しています。また国民の公的義務につきましても新しい解釈で付加されています。」と言う事です。

 以前出演いただきました中谷元さんも同様のことを言われていました。弁護士出身の山本有二さんは「日本が一番が厳しい硬性憲法、つまり硬い憲法で有名です。一番憲法を改正しづらいものです。」と番組ではお話されました。

 国民投票法案も今年の通常国会で審議されます。国民各位としましては大きな関心を持ち、憲法のありかた、国のありかたを冷静に議論をすべきです。


 また三位一体改革につきましては。

 「高知県のように人口の少ない県には税源がなく極めて過酷なことになります。国へも働きかけを強めなければなりません」との決意もお話されました。
 また高知県は観光振興も大きな柱ですので、「あったか観光条例」を提案されたいきさつもお話いただきました。

 日本の国のありかた。社会のありかたが大きく変ろうとしています。冷静な議論が必要です。とても参考になる話でした。

中西哲さん

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1月23日(月) 自民党の新憲法草案について(その1)

1月24日(火) 自民党の新憲法草案について(その2)

1月25日(水) 国民の権利及び義務について

1月26日(木) 三位一体改革と高知県 その1

1月27日(金)  三位一体改革と高知県 その2

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