身近な防災を考える
ホリエモン問題にも飽きてしまいました。後は政治家の政治責任問題が残ります。通常国会で論戦をして真相を明らかにしていただきたいものです。
さて私の自宅は高知市は下知地区。鏡川大橋近くであり、すぐ近くに堀川があります。プレジャーボートは堀川水門の内側に停泊しています。水門が正常に閉まることを前提にこのあたりの堤防(防潮堤防)は低くなっています。
1970年の台風10号時にはこのあたりは堀川の水が堤防を超え、付近一帯は水浸しになり3日間程度水が引かなかったようです。堀川沿いの道路が海抜0メートルであり、そこから私の家は約1メートル低い。路面電車が走る電車通りは更にそこから1メートル低いのですね。つまり2メートルも電車道は海抜0より低いのです。
地域の避難場所はこの電車道を渡った昭和小学校。とても避難など出来ませんね。
この堀川水門は高潮対策用のものであり、津波対策用のものではないと聞いています。浸水予想マップでもこの水門が閉まるか、閉まらないかで高知市中心街の浸水被害は全く異なるのですね。
この水門耐震構造になっているのでしょうか?また自主電源があり、ちゃんと災害時津波が到達するまでに正常に閉まるのでしょうか?それで被害が全然ことなるからです。
近くには防災行政無線が設置されています。たまに放送を聴いたことがありますが、市街地ゆえ声が割れ聞き取れません。
高知市は何故高知シティーFM放送を活用しないのでしょうか?コミュニティFMは生活情報を流す為に各地にこしらえられました。活用しようとしない以上、行政責任を市民として徹底して追及する必要があるでしょう。
写真の石垣上部が海抜0メートル。道路はそれからマイナス1メートル。主要幹線道路の電車どうりはそれから2メートル低いですね。1998年の98水害では電車道は腰まで浸水しましたので。
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