ライブドア問題と市民
特捜が動いた事件と言えば、「ロッキード事件」「リクルート事件」が過去にありました。今回の「ライブドア事件」は市民生活に大きな影響を与えたのでしょうか?
個人投資家で株取引をされていた人達には多大な影響があったことでしょう。しかし私のような貧乏人は株など所有していませんし。
ムラカミファンドは「阪神タイガースを上場させる」と言い放ち、大衆の夢を金儲けにするなどというとんでもない野心を表明した。ホリエモンは野球への参入を表明したり、テレビ局を買い取るなどを表明したが、その人達はようは話題づくりで自社グループの株を高値に誘導しただけなのだろうか?
実態がないとわかれば熱が冷めるのも早いというもの。一番冷めて知らん顔で、無関係さを装うのは自民党幹部の小泉総理と武部幹事長。竹中総務大臣は政治的な責任も取るべきでしょう。
ようするに小泉内閣の「改革」とはその程度の産物だったということですね。アブクのひとつが消えたということですね。「改革」が偽者でありましたので、市民は徹底的に政治の責任、無為無策を追及すべきでしょう。
| 固定リンク
コメント
nakajimaさんなるほど都市でシビアな生活をされておられたのですね。大前研一は、日本で農業をやるのは馬鹿のやること。お金を出せばいくらでも農産物は外国から安く買える。
といい続けて来ましたね。BSE問題に対してきちんとものが言えるのでしょうかね。
ばかばかしい輩があまりに最近の日本では蔓延りすぎ。幻想はホリエモンだけで結構ですので。
投稿: けんちゃん | 2006.01.28 21:36
バブル崩壊直前の16年前、私は大前研一に心酔していました。ホリエモンほど過激ではないにしろ、同じベクトルを持った人間でした。当時はビジネスマンのスーパースター的な存在で、私もその真似をしようと経営コンサルタントの会社に転職しました。また、株式・商品投資に凝ったものです。本日のNHK「クローズアップ現代」の若者の姿がかぶりました。しかし破綻はすぐでしたね、その反省のもと高知へ帰省しました。バブル崩壊もありそれと時を同じくし大前研一も凋落しました。しかし、最近その大前研一がホリエモンブームに乗って復活していたとのこと。彼の運営する「一新塾」がブームに乗りすごく塾生が増えていたといいます。しかしまたしてもバブル崩壊ですな。そういえば、須崎のグリーンピアを建て直すと豪語し「田舎の何もわからない人間は俺らの言うことを聞け」とふんぞり返り従業員をもてあそんだ何とかさんもこの「一新塾」出身でしたね。今回のホリエモン事件でこういう価値観が一掃されればよいのですが。今日の「クローズアップ現代」を見ているとさらに上手が出そうな感がしました。
投稿: nakaji | 2006.01.26 22:39
1株単位でライブドア株が売買できるからでしょう。携帯サイトでやっているのでしょうね。会社の業務の合間に。
それこそ「マネーゲーム」であり、ゲームは面白いからはまる人も多いと思います。
環境保全や地域づくりとは次元の異なる話でしょう。nakajimaさんのお怒りはもっともであると思いますね。
投稿: けんちゃん | 2006.01.26 08:01
マネーゲームでお金を儲けようとする連中が多すぎますね。昨日は東証マザーズ市場はほとんどがライブドアの売買です。ライブドアを買う連中がこじゃんといる。この乱高下を利用して儲けようとする連中が多いということですね。この方々はホリエモンと同じ類ですね。こういう世相になってしまっているということです。小泉改革の成果ということでしょうか。その一方で環境保全や地域づくりを無償ボランティアで実行する方々も多くいます。すべてではないにしろ、世間は先のマネーゲームをやる連中を「勝ち組み」後者を「負け組み」と呼んでいますね。こういう価値観が変わらんとどもならんですな。
投稿: nakaji | 2006.01.26 07:27