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2006.02.14

過酷な介護の現場

 昨日のyahooニュースで見ました。ホームヘルパーや介護施設など介護現場で働く人の56%が、利用者や家族から精神的な面も含め暴力を受け、セクハラ(性的嫌がらせ)も42%が経験したことが13日、八戸大学の篠崎良勝専任講師のアンケートで分かったそうです。

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 わたしもホームヘルパー研修を受け、実技研修もしましたが、想像以上に過酷な現場です。時給も安いし、人間相手なので、気が休めません。その上暴力や言葉の暴力、セクハラまであるとすれば、これは介護施設で働く人はいなくなりますね。

 このあたりは経営者は考えているのでしょうか?介護保険が見直しをされ、民間介護施設の経営が「厳しくなったそうです。でもそのしわ寄セは、介護の最前線のヘルパーに来るのです。それをしっかり関係者はみつめ改善策をすぐ打つべきでしょう。

 人と人の接触する職場の環境をみんなの知恵で改善しませんと、人々は安心して人生の終末を迎えることが出来ません。どうすればよいのかさしあたっての知恵はありませんが、深刻な問題であると思いました。

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コメント

介護の現場って大変ですね!
でも、逆に被介護者を虐待するケースも以前問題に成っていましたね?

介護現場のセクハラって・・・?
爺さんはまだまだ元気!と言う事なのでしょうか?

以前、高齢者の自立支援住宅改修に関わった事が有ります。
この補助金は、実に不思議な規則が有って・・・、利用者の多くは、家族が介護の軽減を目的にしているケースが多いのですが、補助金の趣旨は異なり、介護現場のズレを感じましたね。
最も驚いたのが、改修工事中に被介護者がケガで入院でも補助金がおりなくなる制度資金で・・・。

行政の四角四面の制度は使いにくい!

投稿: 西やん | 2006.02.14 12:01

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先が見える大変さは、いずれ達成感につながるけれど 先が見えない大変さは、どこまでいっても達成感が味わえない 大変なときだからこそ、それを示していく必要があると思う 限られた配置人員の中での介護の現場では、いろんなことが必要になります A「もちろんある程度その方の時間で誘導しているけれど、これを期に排泄をより個々の利用者にあった対応について見直していきたいと私は思っているんだけど、それから先日のお風呂... [続きを読む]

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