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2006.02.11

春闘に意味があるのか?

 今頃は労使交渉の季節とか。昔から「春闘」と言うらしい。大企業の経営者と労働組合幹部が、談合し、賃金を決める儀式のことですね。労組加盟率が20%を割り込み、てっきり下火になったと思っていましたが・・。

 高知などでも労働組合があるのは、官公庁と一部の製造業企業。流通、商業などはあるスーパーがある程度。大手卸販売会社は2000人程度従業員がいるらしいですが、労組はありません。これなど労働組合運動の敗北としか思えません。

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 ですので労組運動でどうのというのは「特権階級の娯楽」であると思います。経済的に大変恵まれている県庁職員の労組などがロビーで座り込みなどをしていますが、私などは「特権階級がなにをしているの?」としか思えません。

 職につけない若者や、低額賃金で喘ぐ派遣社員やパート労働者。未組織の労働者が無限に拡大しています。そうした雇用形態の変化についていけない「春闘」などと叫んでいる労組はもはや「化石」ではないでしょうか。

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コメント

杉本さんコメントありがとうございます。わたしも若者時代にある企業に入社、執行委員もしたことがあるいました。まじめに交渉しましたが、「出来レース」で裏があることを知りました。
 こちらの労組は土日が休みですね。わたしらは土日に活動していましたから。のんびりした「特権階級」としか思えませんね官公庁の組合などは。

投稿: けんちゃん | 2006.02.14 10:01

何年か前、まさにこの写真の中にいたときもありました。何を団結頑張るのか、よく分かりませんでしたが、組合ぬける勇気もなく、今もだらだらと続いています。僕自身はとても、特権階級だとは思えませんが、まわりにはいますね、エリートだと思ってる人たちが。仕事の仕方を見れば分かります。

投稿: 杉本 | 2006.02.14 00:39

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昨夜、日本アカデミー賞の授賞式見てました。一番最近映画館で見た「三丁目の夕日」が [続きを読む]

受信: 2006.03.04 23:28

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