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2006.02.27

良妻賢母は男には辛い存在


 「功名が辻」というNHKの大河ドラマ。相変わらず低視聴率であるそうですが、マニアの大河ドラマファンは全国にいますので、気にしなくて良いでしょう。
 亭主の山内一豊を素浪人から24万石の大名にのし上げたという千代夫人。高知城にはその千代の銅像があります。嫁入り前の持参金とへそくりで購入したといわれる駿馬も一緒に銅像になっています。

 関が原の戦では、一豊にいちはやく家康方につくことを進言、掛川城を明け渡し、忠誠を誓っていた。もし一豊が西軍に加担し、篭城し家康とたたかっておれば、秀忠が真田真幸、雪村の上田城の攻略に手間取り、参陣が遅れたように、家康も大きな影響を受けたでしょう。

 秀吉恩顧の武将が一豊に見習い家康に加担したために関が原で家康は圧勝しました。その報酬で、5万石から24万石になり土佐一国が山内一豊に与えられました。
 できすぎて非の打ち所のない妻というのは、男にとってはやりにくい存在。一豊は当時の領主では珍しく側室をかまえませんでしたし。

 良妻賢母は家庭安泰、家業安泰の根幹ですね。でも亭主の存在は薄くなりますね。
otiyo1

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