ゲストは福留将史さんです
今週の高知シティFM(76・2MHz)「けんちゃんのどこでもコミュニティ」
(月曜~金曜午前8時15分から30分)のゲストは高知県安芸林業事務所 間伐推進チーム 林業普及指導員である福留将史さんです。
福留将史さんとは、昨年年末の狩野美工の忘年会でお会いしました。狩野智子さんにご紹介いただきました。「林業関係の人で、学校で子供達に木工教室をされたり、木の文化を伝達されている人」ということでご紹介を受けました。
高知県は森林の比率が県土の82%と言われています。常に山に囲まれていますが、実は森林のことは本当は全然知りませんでした。
現在高知県民は全国に先行して、県民1人1人が年間500円「森林環境税」を支払っています。税のあることは知っていましたが、具体的にどのように活用しているのかは知りません。地球環境問題などで森林のことは話題にはなりますが、よく知らない都市住民の1人でしか私はありません。
「森は道から30センチ入っただけで、危険なところもあることをよく自覚していただきまんと。」と福留さんは言われます。
間伐作業は大変危険な作業。中嶋健造さんや西田政雄さんも間伐ボランティアで活動されています。そうしたハードな作業ばかりでなく、福留さんは都市市民でも無理なく、森を育て、守ることが出来ると言われます。
むしろ高知県産の材木を工夫して様々な分野で活用していくことが、結果として間伐推進になり、山を守ることになると思いました。
「山のことを考えれば、すべてのことを考えることになります。海の自然にも山が関係しているからです。」とのこと。
森のことになると、福留さんは引き出しが沢山あり、一杯お話があるようでした。収録ではそのごく一部をお話いただきました。子供達が熱心に授業で取り組んでいる様子がよく理解することができました。
福留さんが講師になられて、県下の小学校で木工教室などをされています。子供たちの熱心さには時に驚き、圧倒されるとか。山のことを良く知られている人の授業は面白いと思います。
私も子供の頃、林間学校へ行ったことがあります。そうした体験は何10年経っても忘れません。夜須での海浜学校の体験が、今でもヨット活動をしているからです。山のほうも見直さねばならないと思いました。
3月6日(月) 森に関心を持とう
3月7日(火) 森林環境税は活用されていますか?
3月8日(水) 森林の総合的な活用法とは?
3月9日(木) 森を都市部に売る工夫は?
3月10日(金)森を育て守る行動計画について
| 固定リンク
コメント