イラク戦争から3年経過しましたが・・
テロの最大の脅威の除去と民主化を旗印にアメリカによって仕掛けられたイラク戦争。昨日で遂に3年が経過しました。戦争開始から僅か3週間で中東最大の軍事政権と言われたフセイン政権は崩壊。独裁者フセイン氏もその年の年末には拘束されました。
3度の国政選挙をイラクではされましたが、社会は安定から程遠く、イラクに駐留するアメリカ軍は13万人で、撤退する様子はありません。その国政選挙で最大勢力になったシーア派政党は、アメリカの仇敵である隣国イランと親密らしく、選挙という民主的な手続きで反米政権が誕生するような状態です。
日本はアメリカの尻馬に乗って、イラクへ自衛隊を派兵しましたが、そのことが国際貢献になり、日本の国益になっているのかどうか?慎重に検討しなければなりません。国内各地の米軍の再編とイラク戦争は無縁ではないからですね。
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