新町川にこだわる徳島市
出張で徳島市を訪れました。写真は徳島市の中心街を流れる新町川。新町川親水公園の様子です。ちょうど干潮時であるのかそれほど綺麗には見えませんが。
しかしこの新町川親水公園ですが、徳島市政100周年事業で、徳島市が10億円、徳島県が1億円拠出して整備したようです。ユニークな橋では結婚式に活用されたりしているいようです。
藍染倉を意識したモニュメントとか、サンアントニオ市のリバーウォーク同様、「遊覧船」も時期によると航行するようですし。川辺では音楽祭やボートやヨットレースも行われるそうです。
川にこだわり都市形成に役立てていますのは、アメリカや韓国だけではありません。隣の県の徳島県もなかなかしつこくやっています。
高知県庁都市計画課が100億円かけて歴史資源とビオトープの新堀川を埋め立て、暗渠にし、単なる自動車道路を建設するのはあまりに、「文化的水準の低い県民」と徳島県民に笑われてもしかたがありませんね。
高知市民や行政は川は「埋め立てるもの」と言う発想法をこの50年間身につけたらしいですね。そうでなければ、貴重なビオトープであり、歴史の宝庫である新堀川を100億円を費やして埋め立て自動車道路を建設することなどは出来ないでしょうから。
わざわざ「ビオトープ」である新堀川を埋め立てしまします。
ソウルは400億円かけて川を復元しました。高知県は100億円かけて、川を埋め立て自動車道路を建設します。高知県は京都議定書(地球温暖化防止条約)には無縁な県なのでしょうか?
化石燃料を費やす自動車を走行させる道路はこの地域にどうしても必要なのでしょうか?
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