中心街の再開発は?
「負け組」の地方都市中心部。高知市も例外ではありません。高知市はりまや橋にあるホテルは完全に解体され更地になりました。地主はここに新しい建物を建設し、それを「虚偽建築申請」で有名な全国ホテルチェーンの東横インに全館を貸す予定でしたが、契約を破棄したようです。
それで現在のところ借り主は表向きは発表されていません。同じはりまや橋交差点に面する元高知西武百貨店跡の建物も解体工事が始まっています。1年がかりで取り壊され、新たな商業施設が出来上がるとのことですが、具体的にどうなるのか不明です。
昨年から今年にかけて、知人の会社はあいついで2つほど、土地建物を全国展開しているマンション分譲会社に売却されました。地方では商売が厳しいのです。資産のある人たちは「目減り」しないうちに手を打っているのですね。
県庁前にある1500人収容できる県民文化ホールも改装のための足場がかかりました。これから1年休館して改装工事をするそうです。またまた「文化過疎」になる高知県ではありますね。
昨日レポートした沖縄の「共同店」のような発想が、中心街の商店主には必要ではないでしょうか。大型店にないもの。それは市民との繋がりです。でもそれを一番ないがしろにしてきた歴史があるだけに、再構築はなかなか難しいようです。
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