近自然工法から自然工法に
(写真は新堀川の生息する絶滅危惧種であるシオマネキです。町田吉彦教授撮影)
一昔前までは「近自然工法」なるものが流行していました。水路や中小河川を3面張りのコンクリート張りにするよりも、石積み護岸などを配置し、草もはやして、あるいは移設して自然らしく見せる工法でしたでしょうか。
しかし国などの考え方は「自然工法」を採用しているようですね。自然を復元することのようです。国も「環の国づくり」ということで、本気で考えているようですね。
高知大学理学部の町田吉彦教授に教えていただきました。
そこには「資源循環・自然共生型地域づくり」が唱えられており、近自然工法ではなく「自然工法」で生態系を保護しなければと記述されているいようですね。もはや近自然工法は時代遅れなのですね。
現在の新堀川の道路工事の工法はどうなっているのでしょうか?
絶滅危惧種といわれているシオマネキやアカメは新堀川が暗渠になり蓋をされますと餌である藻が光合成を行えなくなり繁殖しません。そうなりますと生存が極めて難しくなると町田教授は現地視察のおりに言われていました。
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