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2006年5月

2006.05.31

ドイツ相手に大健闘

 自国開催のドイツに「胸を借りた」日本代表。出来栄えは予想以上であったと思います。このパフォーマンスが本番の試合で出れば、一次リーグは必ず勝ち抜けるでしょう。

 本番は暑くなります。それで体力勝負。フィジカルは日本はありますし、持久力ですね。ですので不用意な失点さえなければ十分勝てます。その片鱗を見ることが出来ました。

 テレビ中継がなく残念でした。課題は後半のセットプレーからの失点。「高さ」にやられましたね。本番での集中力が必要です。それにしても加地選手が悪質なファアルで負傷したのは日本にとっては痛いですね。小野か稲本が出るのでしょうか?

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思い知る健康の大切さ


 わたしは「健一」という平凡な名前です。「健康第一」ということで両親がつけてくれたのでしょう。名は体を現すと言いますが、子供の頃体力がない児童でしたので、大人になってからは、特に体力づくりを重要視するようになりました。

 運動もヨットをベースに、スポーツジムへ通い、車は極力使用せず、徒歩と自転車で市街地は移動し営業活動をしてきました。体も動かしてきたつもりです。

 運動のしすぎか、無理が出たのか5月17日に「腰椎分離症」と診断されました。治療法もなくひたすら歩きと、ストレッチ体操するしかありません。
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 特に起床時は辛く、顔をしかめて歩いています。30分ほど歩くと少し楽になります。毎日がその繰り返し。
 海へ行きたい。大海原をセーリングしたい。その思いで痛みに耐え歩き続けています。

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2006.05.30

グリーン・ロードの面影

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 高知市中心街の堺町の一角。もとあった高知市の「グリーン・ロード」計画の面影が少しだけあります。
 電車道を挟み、砂漠のような中央公園の北側に「グリーン・ロード」という地名があり街路樹と低木の歩道があります。

 当初の計画では、このような街路樹に囲まれた遊歩道のネットワークを張り巡らす計画でした。東西は追手筋から桜井町方面。南北はグリーンロード。新堀川などの都市河川と組み合わせするとより快適に歩けますね。

 腰痛の治療を兼ねて歩くことが多くなった。初夏の日差しと、車の排気ガス、廃熱は歩行者には」とても辛い。
 ほんの僅かな空間でありますが、このようなグリーロードは大賛成。
そういえば東京国立市の駅から、一橋大学あたりまでの歩道は壮観。樹木が生い茂り、歩道が車道より広い。
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 高知市などもそうあるべきでしょう。歩いて用事が足せる規模の都市ですし。
 歩くと今まで見過ごしていた都市の姿をいくつか発見することが出来ますね。まだまだ観察する余裕はありませんが、痛みの少ないときに努力して観察してみます。

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2006.05.29

誰に対する愛国心なのか?

 昔と社会の仕組みは大いに変化しています。県域や行政区域での区分や取り決めが、車社会で無意味になっています。国境も国同士の問題も情報化社会と交易の増加で意味をなさなくなっています。

 一方で不平等社会や格差社会から国民の目をそらすお手軽な手段として「愛国心教育」が語られています。中国や韓国でも歴史をゆがめた極端な反日教育で国民の目を社会の矛盾からそらしています。
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 日本も例外ではありません。小泉内閣になっての5年間は、日本人の誇りを喪失し、アメリカの属国になることが「日米同盟」の絆と強弁してきました。「靖国」で突っ張ることで保守派の支持を得ようとしただけです。残念ながら小泉氏は国士ではありません。対米追随者に過ぎないと思います。

 BSE問題、郵政民営化、米軍再編、憲法改正と、テロ対策戦争を叫んで、構造改革で「格差社会」をこしらえ、武器を消費する戦争を世界中で仕掛け儲けるのは一部の日米の産軍複合体の経営者達だけ。彼らに都合の良い「愛国心教育」などまっぴらごめんですね。

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2006.05.28

「ウェッブ進化論」を読んで 6月2日(金)

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 今週の高知シティFM(76・2MHz)「けんちゃんのどこでもブログ」のテーマは「ウェッブ進化論(梅田望夫・著)を読んで」です。今週もインターネット事情に詳しい高知シティFM放送の戸田健史さんにもコメントをいただきます。
本の帯に「これは物語ではなく現在進行形の現実である。グーグルとネット社会の未来について、希望と不安が見えてくる。」とのことと書かれています。

1)グーグルは単なる検索エンジンの会社ではありません。そのことですら凄いことで、インターネットのあり方を根本的に変えてしましました。「誰もが気軽に、キーワードを入力して目的のサイトを捜す」ことは少し前までありませんでしたし。

戸田 そうですね。ほんの少し前まで調べものをすると言えば、図書館や関係先に聞いたりして大汗かいていました。今やパソコン上で「ぽん」とやれば1発で捜したい情報が得られます。これはGoogle の功績ですね。

2)しかもグーグルは検索エンジンも無人化にて膨大な情報を整理し、市民が誰でも情報を活用しやすい仕組みを構築しました。また独自のホームページの評価基準である「ページランク」があり、より検索キーワードで調べたい情報にたどり着けるようになりました。

戸田 このページランクと言う言葉は一般にまだなじみがありません。調べますと「多くの良質なページからリンクされているページはやはり良質なページである」との定義のもとにつくられている。
 ページの重要度を現しています。あるページから別のページへのリンクされたページの支持投票とみなして、リンク元のページの重要度を加えて判断しているとのこと。なんだかよくわかりにくいですね。

3)ウェッブ進化論のなかで「ロングテール」という考え方が新鮮でした。リアルな社会では「80対20」の理論が幅を利かせています。それは「20%の層が80%の富を所有する。」というものです。大企業のセールスプロモーションは、20%の富裕層へのものだけで、80%の貧しい層は切り捨てる発想です。格差社会ですね。
 政治も「構造改革」とやらで20%の富裕層への優遇策を打ち出しています。
 グーグルの考えかたは全く異なっています。「売れない」80%の層を「情報発電所」として活用するものです。
 好例はアマゾンという書籍販売。売れない本をネット上に全て表示したところ買い手がつき、今まで売れなかった書籍からベストセラーが出たとか。今やアマゾンの6割は打ち捨てられた売れない本(ロングテール)だったのですね。驚きました。結果大変な収益をあげています。

戸田 今までの商売の仕組みを覆すものですよね。売れないものは売れないのだから。みんな諦めていました。それをインターネットが売ってしまうのですから。
 アマゾンが全世界で売れている仕組みの一端がわかりましたね。

4)同じことは高知は田舎。人も少ない。少ししか売れない、だから量がはけないとかいうことになりますね。独自性があって、良い物であれば売れることに繋がる。そういうことになるのではないでしょうか。


5)ブログも同様の役割を果たすと言われています。従来マスメディアで発言できる人は限られていました。しかしブログではインターネット環境にある人は誰でも発言が可能になります。
 ブログで1市民が論陣を張れます。
 ウェブ進化論によれば、「世の中に起きている事象に目を凝らし、耳を澄まし、意味づけ伝える。」ことが1市民で可能になりました。評論家や有名な学者でなくても情報発信が出来るのですから。

戸田 1市民が情報発信をする場所は従来は限られ、影響力も小さなものでした。ブログでインターネット環境のある全世界へ発信することが可能になりました。
 ブログがもとで将来政治の革命がおこるなんてこともありえるでしょうね。


6)ですので、既成のマスメディアは自分達の権威が崩壊するのを恐れているようです。WEB社会のネガティブな面をことさら強調した報道ばかりしています。
 最近のウイニー問題。ウイニーが問題ではなく、情報管理を公私混同した自衛隊や警察官、教員、自治体職員、大企業社員が問題ですね。その責任を追及せず開発者を逮捕するなどおかしなことだらけですね。

戸田 ウィニーの開発者が逮捕されましたね。裁判にかけられますね。高度の技術を使いこなすことは、今流行言葉で言えば「自己責任」なのですね。できないなら曖昧に使うなよと言いたいですね。
 海外での人質事件のときに「自己責任」と声高に言っていましたね。こんなところで自己責任をとれていないのですね。

7) 官公庁の情報管理がなっていないのです、公の情報を「公私混同」すること事態がおかしいのですね。
 また筆者は「ブログは信用創造装置」とも言います。
 「知人と煩雑に会わずとも見ず知らずの相手とも、ある種の信頼関係を生み出し得る舞台装置のよう意味がある。」とも。
 「実際のブログを書くと言う行為は、恐ろしい勢いで本人を成長させる。ブログを通じて学習した最大のことは、自分がお金に変換できない情報、アイデアはためこむよりも無料放出することで(無形の)大きな利益を得られることに尽きる。(P166.。知的生産性のツールとしてのブログ)

戸田 何度も言いますが自ら出すことで入ってくるのですから。自分のなかで溜め込んでいますと駄目ですね。どんどん出すことで、入ってくる情報も増えます。
 ブログをどんどん活用して自らを高めることになると思いますね。
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2006.05.27

ご近所の歴史史跡

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 作家の宮尾登美子氏の生家跡というのが自宅のすぐ近くでこのあたりらしいです。そういえば15年ほど前に女優の竹下恵子さんがNHKの人達と歩いていたことがありました。
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 稲荷神社も商売の神様か。どちらかというと飲食業やサービス業の神様でしょう。得月楼が近くにあったので、芸子さんたちの置屋などもあったとか。鬼頭良之助という人も侠客で、宮尾登美子氏の小説のモデルになっていたと思われますが・・。
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 得月楼本店跡は今はガソリンスタンドなどになっているようです。塀に囲まれた1画もそうで、2月に梅の観覧会をはりまや橋の得月楼でしますが、その梅の鉢がこのなかにあるようです。
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 遠めに見える島が丸山台。その昔はもっと大きくて料亭があったそうです。板垣退助が外遊し戻ったおりは、ここで大宴会をしたという史実があるようです。

 つくづく思うのは高知の人間は私も含めて忘れやすいということですね。腰痛のお陰で足元の歴史資源を再確認しています。
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2006.05.26

遊覧船の活用でまちおこし

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 堀川に停泊している太平洋マリン所属の遊覧船。桜見物の遊覧船として活躍していました。波の殆どたたない内海や水路では有効な船舶ですね。

 橋のこしらえ方が水路交通に配慮がない高知市。オランダなどは船舶優先の橋の作り方をしているようですね。でもこの遊覧船であれば、江ノ口川から新堀川へ入ってこれそうですね。

 新しい高知の観光に貢献できそうです。堀川の桜の季節だけ運行するだけではもったいないですね。もっと活用すべきでしょう。
 防災支援という面からも都市河川の活用ということがもう少し考えたらどうなのでしょうか。

 高知市内中心街の土地は大地震では陥没、液状化する可能性がおおきく、平らな道路でなくなるでしょうし。現実問題として検討すべきですね。観光面と災害支援面で。
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2006.05.25

愛のふるさと

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 自宅から歩いて15分。若松町の岸壁に韓国で孤児3000人を育てあげたという田内千鶴子氏を顕彰する碑が建立されています。「愛のふるさと」と碑には書かれ、日本語とハングルで書かれてあります。
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 日本統治時代に韓国人牧師と結婚し、孤児院を運営されていたとか。戦後の混乱、朝鮮戦争の混乱でご主人は行方不明となりつつも、韓国にて孤児を育て上げたと言います。
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 現在以上に対日感情が悪い中での活動であったと思います。でもその行為はなにかと対立する両国の国民に顕彰され、大きな愛で結果両国の友好親善になったことなのです。
 この碑から600メートル西に田内千鶴子氏の自宅跡があるそうですが、今はわかりません。
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 立派な人がこの地域にいたのだと思うと、少し謙虚な気持になりました。高知市は本当に歩いて史跡めぐりができる都市であると思いました。

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2006.05.24

予防医学が盛んとか

 介護医療費用を低減化させるために、政府も必死。予防医学に力をようやく入れ始めました。「アンチ・エイジンク」とか言いまして、「抗加齢化」治療とか。
 老化して欠陥や疾病が出やすい自分の体で弱い部位をいち早く見つけ出し治療をすることらしい。
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 わたしの場合、突然の腰痛に襲われたのですが、これなども「兆候」が現れたときに対策をしておれば、これほど苦しむことはありませんでしょうし。
 介護予防体操である「活き活き100歳体操」は確かに効果があります。でももっと進んで言えば、スポーツの習慣のあるなし、それを継続しているか否かで大いに異なります。

 体育関係者にそうした総合的な知識は必要。勝ち負けではなく、全人格的な対応が必要でしょうね。

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2006.05.23

歩くことで街が見える

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 先週から腰痛になりデスクワークが出来ません。特に車に乗れないのです。痛くて。
 そうしますとひたすら歩くしかありません。自宅から堀川を通り、サエン場や新堀川、はりまや橋商店街から京町,新京橋、帯屋町、大橋通りから県庁、市役所。全部徒歩です。

 雨の日も、日差しがきつい日も歩きです。車では見えなかった。」感じなかったことがよくわかるようになりました。何せ腰痛ですので走れません、早く歩けません。高齢者の方の気持がよく理解できます。

 特に高知市内中心部。見逃している自然や歴史的史跡の宝庫ではありませんか。やはりこれからの観光は、鎌倉のように歩いてまわる観光名所めぐりですよ。
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 でもそれを「破壊」するように新堀川の自動車道路計画は進展しています。法外な巨大な橋がかけられようとしています。
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 先日宮崎と四万十川にしか生息していないと言われてい絶滅危惧種のアカメ(体長33センチ)が新堀川で発見、捕獲されました。仰天すべき出来事です。
 その新堀川を100億円もかけ、暗渠にし、埋め立てる道路計画が進展しています。

 新堀川周辺にむしろ遊歩道をこしらえるべきでしょう。数匹の亀が甲羅干しをしていました。アカメが生息できるということは、結構生態系が回復している証拠です。愚かな道路工事は見直すべきでしょう。

 高知市内は歩いて用事が足せるコンパクトな街です。歩行者が苦痛なく歩けるように遊歩道や街路樹を整備、歴史資源も整理し、史跡ボランティアも養成しましょう。
 車に乗って桂浜へ言った所で15分もすれば飽きます。しかし市内史跡めぐりは半日歩いても退屈しませんし。

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2006.05.22

おびさんマルシェ

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 昨日は5回目になるおびさんマルシェ。高知市中心部のおびさんロードにて開催されています。2ヶ月に1度のペースで開かれています。
 単なるフリーマーケットと異なり「文化性」を感じますね。今回の出展者は若い人たちが多いようでした。

 食品を売る店があると思えば、アート系のお店。家具などもありますし。帯屋町公園前では簡易ステージがあり、ゴスペルなどもありました。
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 普通なら早朝から夜須へ行き、セーリングを堪能してからマルシェへは来るのですが、生憎の腰痛を併発しため、ひたすら歩いてウォーキングの途中で来ました。

 ステージ近くのオープンカフェでソフトドリンクを飲んでいましたら知り合いに会いました。ついビールなど飲んでしまいました。
 なかなかお洒落なイベントが根付いたのではないかと思いますね。
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2006.05.21

ブログの可能性について 5月26日(金)

 今週の高知シティFM(76.2MHz)「けんちゃんのどこでもブログ」のテーマは「ブログの可能性について」です。従来型のホームページとほぼ同じ機能がありながら、作成ー更新が簡単なブログ。いろんな活用法などがあるようですね。
今週もインターネット事情に詳しい高知シティFM放送の戸田健史さんにもコメントをいただきます。
 無料でありながら2G容量のブログの容量があったりします。(2004年当時は30M)でした。えらい違いです。
1)ブログサービス提供会社側は何故それほどまでに無料で情報が大量に活用して良いようにするのでしょうか?利用者の言葉遣い、関連用語などを自動的に選別し、表示するのでしょうか?はてなのブログなどでは自動選別されているようです。
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戸田 昔ですと無料ホームページスペースが「何メガ無料」というのがありました。2M,3Mとかいう単位でした。今や桁が違いますね。2Gなんていう時代です。
 例えばGoogleの提供するGメールというサービスも今や2Gを提供しています。これがもとになり他のフリーメールアドレスもどんどん容量が上がっていますね。
 ここ半年、1年で随分変りましたね。
 はてなのサイト。用語を自動選別し、リンク表示をします。はてばブログに記事を書くと用語が分類されますね。キーワードがリンクされ、検索がすぐ出来ます。それがどういう意味なのかを解説できますし。ここまでくみ上げることは凄いだと思いますね。慣れれば使い勝手があり、大きく成長するしくみでしょう。

2)ブログには文章と写真が使用されます。各業種やブログ作成者の嗜好により千差万別です。行動に積極的ですので、目的があってブログを作成しています。はてなの自動選別と自動編集機能で、市場調査を自動的にしているのではないでしょうか?
 ブログを無料提供している側は情報を集めているのでしょうね。

戸田 Googleアドセンスという広告のしくみがあります、自動化されています。ホームページに何が書かれていて、それに関連するキーワードでそれに合った広告がサイトに掲載される仕組みです。
 これは全世界で大反響ですね。公平,公正という点で自動化されていないといけないのですね。

3)ブログが拡大しますとメディアの可能性が出来ます。さきほどのGoogleアドセンスなどの広告などがブログに展開されるのではないでしょうか?ブログの書き手を励ますような仕組みになれば、もっと書き手は増えると思います。
 ブログは無償で代価を求めず書くことも、交流することも良いですが、多少でも「お小遣い」になれば言うことはありませんね。その道のプロが出てきますとレベルが格段に上がりますね。

戸田 そうことがあるからGoogleアドセンスが初歩の一歩であるのですね。とは言いましてもインターネットで金儲けは難しいですね。
 WEBサイトを立ち上げたからすぐに儲かるわけはありません。ソフトウエアを作ってもそうそう儲かるものではありません。裏でパスワードがもれてただで使用された例もありますし。
 インターネットは前提として儲からないというの感覚があるので、それが少しでも収入になればもっと魅力的になるのは確実ですね。


4)そのことをGoogleなどは狙っていると思いますね。
情報公開して、技術の共有化などが容易に出来ると思います。ブログは掲示板がわりにも使えますし。

戸田 掲示板よりも高度な機能がありますね。意見交換の場には便利なものになりました。トラックバック機能や、コメント機能は掲示板だけでは到底できないことですね。
 とりあえず他人のブログにコメントをする。自分の記事から、共感を覚えた相手のブログの記事にトラックバックしてみる。実際にやってみて面白さが理解できると思いますね。

5)従来メディアなどで表現の機会がなかった圧倒的多数の市民の自己表現手段、相互交通手段にブログが活用されますと社会は大きく変ります。情報を独占する隠すことが無意味な社会になります。
 不正防止になります。情報が公開されることで社会が開放化され明るくなります。

戸田 自らの主張を表現するは従来であれば、大声で叫ぶか、街中でチラシを配るとか。メディアで取り上げられる機会等はそうそうありませんし。
 ブログは市民1人1人が自己主張できますし。「世論調査」などの信憑性なども根本から疑われますね。


6)世論調査ははっきり言って無意味になるでしょう。
 実は日本は高い教育水準ですが殆どメディアで発言しない膨大な数の市民が存在しています。世界1のブロードバンド環境の日本。ネットショッピングだけが活用方法ではありません。
 日本人は高い教育水準の人たちがたくさんいるのに、表現するひとが実は少ない。自国の新聞が読めて、政治評論できる人は、世界水準から見れば「知識人」なのですね。そういうひとが100%いるのが日本。
 その市井の市民が1人1人がブログを持ち発言していくことが社会を変える、世の中を変えることになるのです。

戸田 日本人は「黙っていることが美徳」という観念が昔からあります。自分の意見を表立って言うことは苦手なほうですね。教育の場でも作文ぐらいですね、発表するのは。
 小論文でさえ苦手な若い人も多いですね。そのあたりは努力しませんと。情報の発信の能力がないと、情報の収集能力も向上しませんので。

 どんどんブログで自己主張し、交流することが自己の向上に繋がると思いますね。
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2006.05.20

市民がつくる防災対策

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 腰痛治療にてもっぱら散歩をしています。堀川のボードウォークから、サエン場へ出まして、木屋橋から新堀川沿岸を散歩。桜井町の西岡燃料の西岡謙一さんところの事務所まで歩きました。

 ちょうど今日は市民レベルの「南海地震展」を西岡燃料ショールームで開催されていました。それで今回のテーマは「100円ショップで購入できる防災用品展」です。庶民の味方である100円ショップでかなり多くの防災用品が実は揃います。

 眺めていますと火が入らない点灯品。ポリ袋。ラップ。ハンマーに針金にロープ。ウェットチッシュにタオル。簡易トイレまで。西岡さんによれば、ごく一部であるとか。まだまだ知恵をだせばいざと言うときに役に立つ道具はたくさんあるとのことでした。

 ですので、役所のいつやるかわからないフォーラムやどこへいったかわからないカラーパンフよりも遥かに実務的実践的な防災備品の展示会でした。
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野洲高校のようなサッカーが見たい

 日本代表のワールドカップ。とにかく守って失点せず1点をという論調。でもそんな結果重視のサッカーなんて面白くもない。
 今年お正月の高校サッカー選手権は滋賀の野洲高校が優勝しました。取られたら取り返すサッカー。グランドを全面に広く使用する展開力。ドリブル、ヒールパス。日本にもこんなサッカーが出来るのかと熱くなりました。

 まだまだブラジルのようにはなりませんが、テクニックはそこそこあります。「ボールは友達」の大空翼のようにワールドカップで活躍していただきたいものです。

素晴らしいYASUの優勝

スポーツのありかた | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.19

土佐24万石博覧会


 高知城となりにある丸の内緑地で「土佐24万石博覧会」というミニ博覧会が開催されています。展示館の入場料が800円とかで、地元ですがまだ行ったことはありません。

 国宝で山内家が400年保持したと言う「高野切れ」は県立文学館で見ましたし。確かに今年は高知へ来る観光客は多いようです。ホテルなどは2割程度増えているとか。

 でも今年限りの現象でしょう。来年は武田信玄の大河ドラマだそうですので。やはり一過性のイベントでは虚しい。

 もう少し歴史を大事にする配慮はないのでしょうか?歴史を「消費」するだけではもったいないようです。

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2006.05.18

腰痛博士失格

 写真はある整形外科のリハビリ室。20年ぶりに腰痛で整形外科へいくはめになりました。ショックですが、痛みにはかないませんし。
 
 長らく腰痛に悩まされ、克服してから20年。スポーツジムや、ストレッチ体操、ヨガ、ヨットなどで克服してきた筈でした。個人のホームページに自分自身がモデルになり(子供に出演を拒否された為)白髪頭の中高年親父が腰痛博士となって腰痛克服体操を公表していました。

 あまりに腰が痛いので、今日の午後近くの整形外科へ。診断は「腰椎分離症・変性すべり症」。椎間板ヘルニアではなかったので一安心。
 連休前に四国1周の「巡業」があったり、サイトの更新を頻繁にやっていたので、しらずしらずに腰に負担がかかっていたのでしょう。

 「腰痛博士」失格です。腹筋と背筋のバランスが崩れ腰痛になりました。周辺部の筋肉をほぐし、強化してずれている背骨をもとどうりにすれば治るでしょう。でもかなり時間はかかりそうで、予定が狂ってしまいました。

 暫くはデスクワークや車での長距離の移動などは控えなくてはいけません。また胡坐をかくのも辛いので、日本間での座りもできないので、宴会などもご辞退するばかりですね。
 生活習慣の見直しが暫くは強いられますね。
Koshiita

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米領事県庁訪問 イージス艦反対運動?

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 所用で午前中に高知県庁へ行きました。入り口付近には英語でボードが。どうやら宿毛市に寄港する予定の米海軍のイージス艦への抗議活動らしい。
 事情を説明するのかなにか知りませんが、米国総領事のラッセル氏が橋本大二郎知事を県庁に表敬訪問していた様子。

 おかげで県庁での用事が10分程度待機させられましたね。ローカルのメディアの人たちが3脚やテレビカメラなどを持ちながら知事室へ入っていっておりました。
 お昼にNHKローカルニュースで見ましたが、ラッセル総領事は日本語も堪能で、
アメリカ人も地方都市を訪問すべきですね。」とか言っておりました。

 でも観光で高知へ来られたわけでもないようですし。今後も寄港するので「仁義」を切りに来たのでしょうか?

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山内一豊像

Kazutoyo
 高知市の高知城近くの県民図書館前に山内一豊像があります。戦争中に金属として供出され、暫くはそのままでした。妻の千代像はよりお城の近くにあります。

 10年ぐらい前に復元されたのでしょうか。一豊らしいと言えばそうでしょう。大河ドラマでも無骨で飾らない人柄が描かれているようです。

 信長ー秀吉ー家康という難しい天下人に使え、家督を潰さないだけでも大変なこと。スケールは武田信玄よりは小さいでしょうが、家督が明治まで続いた守成はたいしたものであると思います。

 また「高野切れ」に象徴される文化水準の高さも山内家を再評価すべきであると思いますね。

高野切れ

 

歴史問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.17

セントルイスも歴史の街でしたね

 観光地から外れたアメリカのセントルイス。1989年に訪ねたことがありました。取引メーカーのアメリカ本社があるというのでいわゆる研修旅行でした。
 今は田口選手がいるカージナリスの本拠地であり、バドバーザーのビール、ミシシッピ川の中流域、ユニオンステーションというところでしょうか?

 その、ミシシッピ川河川敷にステンレス製の巨大な建造物がありました。二次関数で描かれた突起の形をしています。説明では東京オリンピックの1964年につくられたそうです。ただ面白いから造ったとか。アメリカらしいですね。

 途中は真っ暗で数分ぐらいで展望室へ行きますと市内が見渡せます。ただそれだけのこと。ここまではよくある通俗な観光地です。驚いたのはその地下に「ウエスタンミュージアム」という立派な歴史博物館がありました。

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 歴史博物館と言いましても高知のように「がらくた」しか置いていないところとは違います。開拓史時代は、ミシシッピ川以西が西部といわれていたそうです。幌馬車でこの町へ集まり、決死の覚悟で西部開拓に向かったそうです。その備品類がたくさん展示してありました。

 またかつては鉄道の集積地でもありました。線路はなくなったユニオン・ステーションですが再開発のモデルといわれる成功したショッピングモールです。駅舎を生かした商業施設。また屋外には鉄道マニアが喜ぶ大陸横断鉄道の列車が展示されていますし。

 水車のある蒸気船で川くだりをして食事をし、パブのようなところでジャズ音楽を聴きました。古いレンガ造りの街並みが上手く保存されていました。

 このことを思い出しました。新堀川ーはりまや橋 ウォーキングマップの作成は少し早くこしらえなくてはと思うようになりました。

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2006.05.16

階級社会は貧困と無知を土台になりたつ

 映画「華氏911」のなかでムーア監督が言っていましたね。
「階級社会は貧困と無知を土台になりたつ」と。階級社会を「格差社会」と言いなおしても良いですね。今の日本の社会はまさにそうなちつつあります。

 「教育基本法の改正」は、世界に誇る日本の義務教育制度の破壊です。政府に強い影響力を持つ経団連の奥田会長は「学校に来たくない授業を妨害する生徒は来なくていいし、投資するのは無駄。エリートを養成しないと日本は国際競争に負ける」持論を言っています。その財界の意向もあり今回の教育基本法の改正(というより改悪)があるのでしょう。

 家庭教師をつける豊かな家庭も、帰宅時に親がいない貧困家庭も同じ教室で学ぶことで、私は「社会の仕組み」を肌で学びました。当時の先生は熱心で、わかるまで教えていただいた。子供同士で教えあったこともあったし。

 所得格差で学校をわけることは、今日のテーマのように「貧困と無知」を社会的に作り出していくことです。所得の差のある階層の交流がなければ階級社会になり、差別と偏見は新たな社会不安を生み出します。

 「お前が中学時代にわめいていた理由がようやくわかったよ。」というのは中学時代家が貧困でぐれていた同級生。かれはある宗教団体の幹部に今はなり、大勢の前でスピーチなどをすることに慣れてきたからでしょう。

 中学時代に私が生徒会や、ガリ版刷りの手作り新聞を配っていたことを覚えていてくれたのですね。当時は彼は喧嘩ばやい生徒でした。宗教との出合が暴力団へ行かなくてすんだとのことでした。公立学校特有の大衆社会で学んだことは大きい経験でした。

 ですので格差社会を拡大する教育改革には私は反対です。ホリエモンは「お金で人の心も買える」と言い切っていましたが、断じてそうではないと思います。「成金」は決して社会的には尊敬されないでしょうから。
Narikin

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2006.05.15

W杯日本代表決まる

 久保(横浜)が外れ、FWは巻が代表入りしました。
 松井(ルマン)は外れました。個人的な意見は柳沢を外して、久保を入れるべきであると思いました。やはり久保は体調不良なのでしょう。玉田も枠の中へ蹴りこんでいただきたいですね。

 候補者にも上がらなかったオランダで頑張っている平山(ヘラクレス)とスペインで頑張っている大久保(マジョルカ)理科の国見高校組は残念でした。DFでは松田(横浜)も入れるべきだと思いましたが。
 無責任なしろうとの評論よりもプロの現場監督であるジーコさんが選んだのですから確かでしょう。


*GK 土肥洋一(FC東京)、川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)

*DF 田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、三都主アレサンドロ(浦和)、中澤佑二(横浜M)、坪井慶介(浦和)、加地亮(G大阪)、駒野友一(広島)、中田浩二(バーゼル)

*MF、福西崇史(磐田)、稲本潤一(ウェストブロミッチ)、遠藤保仁(G大阪)、小野伸二(浦和)、中田英寿(ボルトン)、中村俊輔(セルティック)、小笠原満男(鹿島)

*FW 高原直泰(ハンブルガーSV)、柳沢敦(鹿島)、大黒将志(グルノーブル)、玉田圭司(名古屋)、巻誠一郎(千葉)

 海外組でも稲本や高原などは先発を外れる場合も多く、中田英寿ですらそうですし。4年前との違いは選手が「高齢化」したなということですね。
 海外組みが増えたということでしょうか。補欠であれなんであれサッカー先進国の洗礼を受けたことはプラスでしょう。

 シーコさんの強運にも期待したいですね。Zico1_thumb

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34年目の沖縄返還記念日

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 1972年5月15日に沖縄は日本に復帰しました。もう34年になります。その後沖縄海洋博覧会や国体、サミット(先進国首脳会議)なども開催されました。琉球政府は沖縄県になりました。

 しかし産業基盤が高知同様に弱く、高い失業率です。米軍基地は殆ど減らず、特に沖縄本島中部地域は「基地の中で生活」しているような状態が戦後から続いています。
 先日も宜野湾の普天間基地の移転問題が名護市辺野古に移設することでほぼ決まったようです。

 日本本土の国民からすれば沖縄は南西部の「僻地の県」。しかしアメリカは「アジアの要」として高い戦略的な価値ある地域として見ています。それゆえ嘉手納基地など巨大な米軍基地は返還されないまま我が物顔で継続使用しています。

 特定国を相手にしない「テロとの戦争」は際限もなく終戦はありません。テロをなくすには「貧困をなくすこと」以外には方法はありません。
 日本は軍隊を派兵しない方法でも国際貢献は出来る筈です。沖縄も日本政府に頼らなくても経済的に自立発展できるはずだと思います。基地の見返りに経済支援とは嘆かわしい限りです。

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2006.05.14

バランスボールのような海

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 今日の夜須の海は、まるでバランスボールのような海でした。丈夫なビニールボールをバランスボールと言うのでしょうか。直径が1メートルくらいでしょうか。そのうえに腰掛けて動くと、体のバランスがとれるといいます。リハビリなどに使われますね。

 最初は北西の風。後に南風に変わりますが、やや強め。波があるので、イナバウワーのようにハイクアウトがしにくい。沈をしないようにバランスを自然にとりますね。今朝は腰が痛かったのですが、海上でセーリングしているうちに治りました。これも「バランスボール」のような海のお陰ですね。

 夜須中学や高知大学のヨット部も繰り出していました。社会人セーラーも2人来ていました。ハーバーは人が増えだしましたね。
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盛況 品川正治さん講演会

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 5月13日午後2時より高新文化ホールにて「品川正治さん講演会 憲法改悪にものもうす」という講演会が開催されました。
 今日は生憎の雨。出足が心配でした。しかもサロン金曜日メンバー皆多忙状態で、告知も十分とは言えませんでした。正直50人来れば良いかなと思いました。

 当初会場係りは椅子席を200用意していました。今日の天気で人はこないだろうといくことで、50席片付けました。ところが意外にも予想外に人が来られました。どんどん来られて最前列と前の方の席が空席があるぐらいで参加者で埋まりました。

 それで急遽50の席を再配置しました。それでも足らずに席を20追加しました。結果200人の市民が来場していただきました。そして午後2時に開演しました。
 品川さんの講演は実に平易で丁寧でわかりやすかったです。

「私は軍隊で虐めにあったことはありません。なぜなら最前線に投入されたからです。」

「アメリカはイラク戦争で戦死者が3000人を超えました。日中戦争の死者は1年目で5000人でした。ですので大変な数なのです。」

「アメリカは戦争国家です。ですので国の最高権力が軍事優先なのです。日本は平和憲法があり軍事優先国家ではありません。小泉首相はアメリカの利益は日本の利益ということを言いますが利害は全然異なるのです。」

「アメリカもEU諸国も軍産共同体が政府を牛耳っています。日本はそうではありません。」

「財界の指導者が憲法改正を唱えています。それは日本に軍産複合体をつくる動きです。今の財界企業はアメリカの市場で商売をしているところが多いのです。でも今の日本経済は個人消費が6割。戦前とは経済構造が異なります。」

「規制緩和ー自由化と言いますが、大企業にとっての規制緩和であり、大企業の自由化であり、本来の意味とは違います。市場原理主義と言いましても、アダムスミスの時代とは全然異なります。」

「憲法改正のための国民投票があります。そこで国民が改正にノート突きつけますと今の政府は崩壊します。世界に対しての大きなメッセージになります。これは世界史的に重要な出来事になるでしょう。」

 若い頃は高知へ1ヶ月居たことがあるそうです。昔浦戸湾で関西汽船が沈没。多くの犠牲者が出ました。沈没海域近くの海岸にテントを張り、そこで保険の調査をしました。「保険会社の若手社員がそこまでやっている。」と地元新聞で報道され、保険会社の幹部が「努力したからあとは高知で遊んでこい」と言われたとか。
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 それで講演会終了後、スタッフと懇親会をしました。品川正治さんは乱れることなく、紳士的な言動を崩しません。「お酒は高知と秋田で鍛えられましたので。」とのことです。

 やはり戦前の東京帝大卒の人は教養があり、知的水準も高く、しっかりした経営理念や哲学をもたれていることを改めて感じました。

 予想以上の参加者にはただただ感謝です。やはり年配者や護憲運動をされている人たちが多かったですね。課題があるとしますと若い人たちへの浸透が今回は出来ませんでした。それは今後の課題で、サイトづくりなどでトライしようと思います

 いつになるか保証は現時点ではできませんが、講演会の内容をホームページにしたいと思います。
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2006.05.13

今日は品川正治(まさじ)さん講演会へ

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 週末ですが今日は生憎の雨。日本の前途も暗雲が垂れ込めています。
「共謀罪」とか「教育基本法改正」など日本の社会を崩壊させるような法案も提案される時代ですね。

私達市民グループ有志は2004年、2005年は、フリージャーナリスト安田純平さんの講演会を企画し開催してまいりました。ジャーナリストの取材への真摯な姿勢を学びました。

安田純平さん講演会

安田純平さん講演会WEBラジオ

今回の講師である品川正治(まさじ)さんは、戦争の痛ましさを体験された「戦中派」のお1人です。1924年兵庫県生まれです。現在82歳。1944年に徴兵され、中国にて負傷され、右足には銃弾が残っています。
 1949年に東京大学法学部卒業。日本興亜損保株式会社(旧日本火災海上保険)の社長や会長を歴任された経済人です。現在は相談役。経済団体である経済同友会副代表幹事、専務理事を歴任され現在終身幹事。財団法人国際開発センター会長です。

 インド洋に自衛隊が派遣されて5年。イラクへの派遣は3年目を迎えています。昨年自民党は「新憲法改正草案」を発表いたしました。現在の日本国憲法を下地にしながらも、国際貢献活動をより広汎に展開するために日本国憲法「第9条 第2項」を廃止、変わりに「自衛軍の創設」を付加した憲法改正案を提案しています。
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 報道などによりますと日経連、経団連、経済同友会などの経済3団体や大企業の多くは、自民党の憲法改正草案を支持しています。憲法改正の手続きをするための「国民投票法案」も次期通常国会にて審議される見込みになり、日本国憲法改正は、与党絶対多数の国会においては、政治日程のなかに組み入れられています。

 関連記事「自民党の憲法改正草案について その1」参考
自民党新憲法草案

 そんななか品川正治さんは、経済人として「憲法第9条は自由や人権に匹敵する不磨の大典」であると主張されています。戦争をしないことを国是とし、軍産複合体というものを持たない経済発展のモデルを作ってきたのが日本です。
 それは『紛争』を『戦争』にしないのが「憲法第9条」です。それは一般的な不戦の誓いである「9条第一項」よりも、それを実際に担保している「戦力不保持の『第2項』こそ変更してはならないと」品川正治さんは熱く 語られています。

 品川さんの分析では、最近の財界の傾向は「アメリカのグローバリズムにのって世界企業になった自動車や情報通信などの大企業は、アメリカの軍需産業と交流し、強いものやカネのある者が勝ちという価値観を共有し、アメリカを最大の市場にしている。こうした企業が日本経済の勝ち組となり、財界のトップにあがったことに原因がある」とのことです。
 「大企業への優遇税制ー減税措置」「教育基本法の改正」「各種民営化、規制緩和処置」など」、「構造改革」と称して最近日本社会が変容しています。
 品川正治さんは「自分たちのビジネスチャンス拡大のために国のあり方に手をつけることは許されない」と厳しい批判を語られていまます。それは長い経済人としての見識、国際開発センター会長としての見識でもあります。世界という視野を考慮した発言に耳を傾けましょう。

 品川正治さんは、憲法9条は誰が考え創ろうとも、自由や人権に匹敵するもの「不磨の大典」であると主張しています。
品川氏は、国際開発センターの会長でもあります。これまでの経験から、21世紀の課題は貧困をなくし疫病の蔓延を止めること、これを解決するのが先進国の役割であり、日本経済もこの感覚が必要だといっています。「テロとの対決だ」ということで他国へどんどん軍事侵攻するような20世紀型の戦争ができる国ではありません。日本国憲法9条を軸とする21世紀型国家へ路線変更することこそ大切だと。
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ロビーでは沖縄県普天間基地の米国海兵隊ヘリコプターが沖縄国際大学へ墜落した写真展も開催しています。

     「憲法改正にものもうす」講演会のご案内

 そして今回は戦中派の経済人であり、戦後をずっと生きてこられた品川正治さんから、国民へのメッセージを聞きたいと思います。

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 本日2006年5月13日(土曜日)。高知市本町の高新文化ホールにて「憲法改悪にものもうす」という表題で、経済同友会終身幹事である品川正治さんの講演会を開催いたします。
 アメリカと日本および世界を視野に入れ、戦前、戦中、戦後を生きた財界人の発言に耳を傾け、これからの日本の未来を考えていきたいと思います。重ねて、ご賛同、ご協力、ご参加をお願いするものです。

(日時)  2006年5月13日(土曜日)  午後2時~4時

(場所)  高新文化ホール 〒780-8666 高知市本町三丁目2-15

TEL 088-825-4321 FAX 088-825-4323

E-mail hall@kochi-sk.co.jp

(参加費) 1000円(高校生以下無料)

(主催)  サロン金曜日  http://blog.livedoor.jp/1541/
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2006.05.12

初夏のはりまや橋サロン

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 5月12日(金曜)の高知市中心街商店街のはりまや橋商店街でのはりまや橋サロンです。すっかり夏の気配です。木造アーケードの中で開催している露店市。紫外線をカットしていますし、日よけになるので高齢者にはやさしい露店市ですね。

 今日はようやく昨年10月に購入したノートパソコンが戻って来ます。シャープとNTT西日本側で何度かテストしていただきました。フレッツスポットで使用可能かどうか確めてみたいと思います。

 またフレッツスポットははりまや橋商店街から、高知市の中心商店街である京町ー
帯屋町ー大橋通まで通信可能になったそうです。西岡謙一さんからskypeの試験をするとのことです。

西岡さんがスカイプの試験をしていました。

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体の健康も生涯設計を

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 私も立派な中高年。50歳を過ぎますと資産管理はどうなっているのかとも聞かれます。いわゆる「ファイナンシャル・プラン」のことでしょう。資産はない。借金はあります。でも悲観は全然していません。楽天的ですね。

 その理由のひとつは「体が資本」という信念で、自分なりに体のケアをしてきた歴史がありますね。ですので体のケアと人間関係にすべてを投資してきたといえます。

 最近中高年の男性が肥満と体脂肪率が高すぎるという比率が高いとの指摘がありました。40代、50代の男性は仕事も重責で面白い最中。体のことはお構いなしに無茶をしますね。体のメンテナンスも仕事のうちだと思います。

 わたしの場合十分体のメンテナンスはしました。あとは本当の資産形成をしたいと思います。昔ブログにも書きましたが、「お金」「健康」「家族の愛」がすべて備わることは人生ではなかなか難しいことなのですね。
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2006.05.11

シーマンシップはすべてに通じます

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 海においては困っている人は何をおいても救助します。漁師も船員も、海保も海上自衛官もです。わたしなどのヨット愛好者もそうです。

 かつて私は冬の強風で沈(転覆)し、漂流しているところを地元の漁師に助けていただきました。その体験は今でも忘れません。また私は逆にエンストで海上沖で立ち往生している水上バイクの愛好者を助けました。海では皆が自然にそうなるものです。

 どうしてそういう気持になるのかと言いますと、海は大自然そのもの。気持が謙虚になるのです。その謙虚さがあるので自然に困っている人を助け合う気持が出てくるのですね。

 都市生活の中でぎすぎすした社会生活を過ごしていますとそれを忘れます。私は海へ行くことで、自然に対する謙虚さを取り戻すのです。
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2006.05.10

地震フォーラムに参加

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 国土交通省の外郭団体である財団法人沿岸技術研究センターの地震フォーラムとシンポジウムがありました。
 うちも下知の沿岸部に住居があるため当事者として出席しました。さすがに国土交通省と県が関与したフォーラムらしく、背広や作業着を着用した土木建設業関係者を中心に会場は満席状態。

 南海地震対策の専門家になりつつある西やんこと西田政雄さんと、原発の耐震性など安全性を追及されている外京ゆりさんにも会いました。そのほか知り合いの土建業者の何人かに会いました。

 高知大学の岡村教授は「神戸は4時間の猶予がありました。高知は津波が来るので30分しかありません。」とのこと。
 具体的な数字を聞くと戦慄しますね。新潟中越地震は死者が51人。負傷者は4800人。福岡の地震は死者が1人で負傷者1080人。阪神大震災は死者が6433人で負傷者は4・7万人です。

 負傷者は家具や家屋の倒壊でのもの。しかしその地域には津波が襲来しませんでした。東南海地震は強い揺れだけでなく、直後の津波による被害がより深刻です。家屋の下敷きになれば助けることは到底出来ません。

 2004年のスマトラ沖地震の罹災者はインド洋沿岸各国で数10万人といわれています。海溝やトラフも南海トラフに良く似ています。
 講演者の東北大学今井教授の想定CGも迫力があり戦慄しました。

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思想なき都市計画は無謀

 以前私は県の都市計画マスタープラン策定委員会に公募委員として参加していました。国の締め切りの関係なのか僅か半年で高知広域エリアのマスタープランをまとめなくてはいけないというもの。最初から滅茶苦茶な話ではあります。

 都市づくりといえば、土木建築関係者ばかりでなく、福祉や医療、教育、警察、消防、レクレーションなどの専門家が当然委員にいるものと思っていました。公募の12人の県民も私以外はコンサルの人。35人の行政関係者は県と市町村の土木部門の職員。これで何をするのでしょうか?

 手法として「ワークショップ」が多用されました。しかし集まった人たちの職種も偏り、時間も殆どなく、議論もしないワークショップが「民意」を集めたと言えるのでしょうか?

 当時の委員会の様子をレポートしました。


都市計画マスタープラン策定委員会

 新堀川の埋め立てや暗渠にすることについて、市民の声をどのようにして収集したのでしょうか。最近になって関心が高まったということは、悪いことではありません。県民の地域を思う心が表れたのですから。ですので、それを再び集約し、時間をかけてもっともふさわしい道路計画と、周辺環境整備をするべきでしょう。
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2006.05.09

サロンの意味を考える

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 アメリカの都市ブランナーのJWラウス氏は、ボルティモアのイナハーバーを再開発し、人々を都市中心部に呼び込むことに大成功しました。その場合に大事なことは「何も目的もなく、買い物するわけでもなく、人々がゆったりとくつろぐ空間が必要」であるということですね。
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 おかげでイナハーバーはディズニーランドより来訪者が多くなり、商業も潤っています。前の波止場の海も決して綺麗ではない。歴史のないアメリカでわざわざ帆船を都市中心部に係留し、水族館をこしらえ、コンベンションセンターと商業施設を建設し、車社会のアメリカで「歩いてくつろげる空間」をデザインの力でこしらえています。

参考「番組こぼれ話」安岡正博さん けんちゃんのどこでもコミュニティより

 西岡謙一さんの努力で3年前からこしらえられた「はりまや橋サロン」。七輪サロンや、ブログサロン。活き活き100歳体操、もくもく倶楽部など。寄り合う人たちが人々をくつろがせます。それが連休で高知へ来られた観光客にも印象に残るスポットになったのですね。
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2006.05.08

値上の初夏の季節は嫌ですね

 5月の連休が終わりました。ガソリン店頭価格は既に5月1日にいっせいに値上されています。次に来るのは石油二次製品の値上。しかしこれも慎重に対応しませんと、ガソリンの値上は6月にも想定されていますし。

 一昨年、昨年とずっと製品価格は値上されてきました。その延長でまたまた値上です。今回は前回までの値上と異なりますのは、1)イランの動向によっては更なる危機的な状況が想定される。2)金利が上昇している。ということですね。

 爽やかな季節から6日の立夏を経て蒸し暑い季節に。本格的な値上の季節です。憂鬱ですね。
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2006.05.07

ブログは民主主義の道具 5月12日(金)放送

 今週の高知シティFM(76・2MHz)「けんちゃんのどこでもブログ」のテーマは「ブログは民主主義の道具」です。今週もインターネット事情に詳しい高知シティFM放送の戸田健史さんにもコメントをいただきます。
従来のホームページの作成作業から言えば遥かに簡単で楽なブログ。インターネット環境にあればどこからでも自分のブログに接続でき作成ー更新が簡単に出来ます。

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 また携帯電話からの閲覧、投稿なども可能になりました。ブログは速報性にも優れ、画像も転送できます。ホームページの機能をほぼ持ち、簡単にどこでも更新できます。

1)ブログはインターネット接続環境にあり、パソコンにて電子メールのやり取りが出来る人であれば、誰でも作成し更新できます。特別のソフトや技術はいりません。その日のうちにネット上に開設できます。気軽なコミュニケーションのための道具です。

戸田 けんちゃんご自身、これまで80人以上の方のブログ開設をサポートされてきました。その中には様々な職業・年齢の方がいました。これまでホームページ作成ソフトでのウェブサイト構築に失敗・断念した方もブログに取り組まれています。
このような比較的簡単なツール(ブログ)の出現により、インターネットの世界はようやく第一歩を踏み出した、という感じがします。誰もが参加できてこそのインターネットですから。WEB2・0の時代になりましたね。

2)ブログの特色の1つに、記事の1個1個に、パーマリンク(固定リング)というURLがついています。ブログを後からいくら更新しましても記事のURL(住所)は変化しません。ですので、記事と記事との連携、トラックバックなどが簡単にできるようになりました。画期的なことです。ブログ同士の交流が増えました。画期的な仕組みですね。

戸田 このシステムを考えた人は偉いと思います。少し前までは、「無断リンクお断り。」とか、とかくリンクというと苦労したものです。
しかし「ブログ」というルールの中で、「記事同士リンクする」訳ですから、ずいぶんと簡単になったものです。しかし、この「トラックバック」というシステムは、最初は非常に分かりにくいものです。放送でも説明するのは困難を極めます。

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 そんな中「3分でわかるトラックバック」というサイトがあります。ここはFlashアニメを使ってトラックバックとは何かを、ジョークを交え解説してます。ここを見て私も理解しました。「3分でわかるトラックバック」Googleなどで検索すれば出てきます。ぜひ、1度ご覧ください。

3分でわかるトラックバック

3)従来なら新聞やテレビの評論家や解説者が「ご高説」をメディアで喋るだけでした。ごく少数の人たちが発言し、圧倒的多数の市民は「受信」する受動的な存在に過ぎませんでした。ブログはそれを「民主化」し、誰でもブログで発言できるようになりました。
 少数の「有識者」が世論をコントロールするのではなく、市井の市民がブログでどんどん発言しています。画期的な出来事であると思いますね。

戸田 新聞にしろテレビにしろ「会社の方針」があって、それにそってニュースを報道し、解説しているものと思われます。それだけの情報で物事を判断するのは非常に危険です。いろんな人の意見を聞くことが、自分をより納得のいく方向へ導く近道でしょう。
 ブログという簡便な情報発信ツールの出現により、数多くの意見を取り込むことが可能になりました。おのずと政治も変わってくるかもしれません。

 地元新聞政治部長の署名入りの記事なども「癖があり」とても公共メディアの見識と言える者ではありません。

山原健二郎さんを冒涜するな

4)普通の市民がブログで発言することで、社会運動が形成される可能性が出てきました。しかも低いコストで可能です。相当な容量の文章や写真もブログに収納できます。情報の交換も容易になりました。オープンな公開討論なども出切る様になります。
 私の青少年時代は謄写版(ガリ版)で自分の主張を刷り、街頭で配布する程度のことでした。

戸田 たとえばガリ版で自分たちの主義主張を印刷し配布するように、ブログでは意見の発表が出来ます。しかもインターネット上の多くの人に見てもらうことが出来、なおかつ双方向の交流も出来ます。全世界の人に見てもらえます。ガリ版を刷り、街中で配布することを考えると、随分と簡単になったものです。双方向性はガリ版では実現できないやり取りでした。

 しかし結局は、リアルな場での交流というのは必要です。インターネットを全く使っていない人の中にも、重要な情報を持った人はたくさんいます。また、インターネットを「一部のマニアだけが使うカルトな物」にしない為にも、実際に人と人が顔を合わせて対話する事、これはいくらインターネットが普及しようとも不可欠でしょう。
 リアルな場での人と人との繋がりはより重要になりますね。

5) 確かに言えますね。リアルな場できちんと交流できない人たちが、いくらインターネットを活用しましてもなかなか上手く交流は出来ないものです。
 ブログも飛躍的に増えて来ていますね。くだらないブログが増えているのも事実でしょう。しかし量から質への転換が必ず起こる筈です。ブログが成長し、現在のマスメディアと対等になるのもそんなに遠い将来ではないと思います。でもそれには市民の情報リテラシー(読み書き能力)を上昇させる必要がありますね。
 ですのでネット上で「すぐに熱くなり、しょうもないことで罵倒しあう」行為を繰り返しているうちはレベルは向上しませんね。

戸田 いまだに「新聞や雑誌に書いてあったから、全てが正しい」とか考えている人がいます。恐ろしいことです。メディアリテラシーが大事ですね。
 インターネットも同様のことが言えます。多くの人がブログで発言できるようになったという事は、それだけ「偏った情報」や「誤った情報」も流れてくる可能性が高いわけです。「迷惑メールの内容をあなたは信じますか?」という事です。

 最近は悪さをする奴も微妙に手が込んできて、一見、普通の若い女の子が日常をつづっているブログかと思ったら、実は怪しげなサイトへの誘導が目的だった、というものもあります。

「新聞の読み方」や「テレビの見方」すら殆ど教えない今の教育。もっと「物事の読み取り方」を、老若男女問わず考えなければいけないのではないかと思います。これはブログに限りません。

6)いろんな情報を入手されている政治家の人たちは公共的な存在です。ブログにより情報公開をしていただきたいですね。そうすれば政治がもっと身近になると思いますね。

戸田 後援会の会員さんに会報を送るより、よっぽど多くの人に「自分の活動」を知ってもらうことが出来ると思います。今後、若い人の目を政治の世界に向けさせるのに、ブログは非常に有用だと思います。まだブログを開いていない政治家の方は何故なんでしょう?
 紙媒体では若い人への浸透は難しいと思いますけれども。

高知シティFMけんちゃんのどこでもブログ | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.05.06

沖縄の牧志市場と高知の日曜市がベスト10入り

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 5月5日の日本経済新聞。「行ってみたい市場」の記事で、沖縄県那覇市の牧志公設市場がベスト1位。9位に高知市の日曜市がランク入りしている。
 家内の実家は市場のすぐ近く。お盆のときなど、買出しに出かけることがあります。9年前の義母の葬儀の時に子供用の白いブラウスが近くの百貨店では6000円。それが市場近くの平和通り商店街では1000円でたくさん販売されていました。

 しかし店主も高齢化しています。那覇市もスプロール現象が続き、郊外に市街地がシフトし、那覇市の都市政策も滅茶苦茶なので、せっかくの街の資源が衰えています。そのあたりは高知市の日曜市も同じですね。
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 「観光資源」として注目はされていますが、あまりに観光ずれしますと飽きられますね。やはり市民はわがままで「生活の臭いのする市場」が好きなのです。アメリカの都市プランナーのJW・ラウスさんも「フェスティバル・マーケットプレイス」というコンセプトを再開発の際打ち出しました。

 豚の頭がころがっている。鶏なんかも生きたまま売っている。香港などの市場はそうでした。沖縄や高知もそうしたアジアの風を感じますね。
 少規模ではありますが、はりまや橋商店街金曜市もすっかり定着しましたね。

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2006.05.05

連休の最中のはりまや橋サロン

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 5月5日はこどもの日。全国的にお休みですね。でも私の会社は普通に勤務日。商店街も普段どうりの営業。はりまや橋金曜市もふだんどうり。「活き活き100歳体操」はお休みだそうです。

 新しいパソコンが戻らないので、今日も古い、一部キーボード操作に苦労するノートパソコンを持参ではりまや橋七輪サロンへ来ています。先週の土曜日はRKCテレビで中四国連休特番で生中継されましたし。
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 今日のブログサロンはぼちぼちです。うちの会社も会社関係は休みなので午前中でほぼ業務はおしまい。ゆっくりサロンでくつろごうと思います。何処へ行く予定もありませんし。

今日はたからちゃんも来ていました。

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占い師の島本さんがbloを更新。後ろは東京から来られた人達です。本当に今日は観光客が多い。七輪を楽しまれた若いカップルは埼玉から車で来られたとか。「四国ははじめて。今日はお城を見ますが、後は散策するところは」と聞かれました。
 新堀川界隈にある中江兆民や武市半平太のゆかりの地。土佐橋の河田少龍、九反田の憲政記念館など説明しました。大阪堺の人や、後何人か来ましたね。みな七輪が一番良かったようです。
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長崎「遊」さるくを参考に

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 全国有数の観光都市である長崎市。ここでは長崎市内を観光客に「ぶらぶら歩き」をしてもらう試みをしています。
 あらたに「箱物」をこしらえるのではなく、今ある資源を有効に活用、観光客に「ぶらぶら歩き」をしていただき長崎市観光を楽しんでもらおうという考え方です。

長崎遊さるくサイト 日本ではしめてのまち歩き博覧会

(坂本龍馬の史跡もありますね)
 
 高知県と高知市は「2億円の赤字」覚悟で、土佐24万石博覧会を開催中。連休中は大勢の観光客が来ていました。通常は「一過性」のイベントをその後どう活用するのか今ひとつ知恵を観光関係者に感じません。

 高知市のぶらぶら観光名所は日曜市。これは全国ブランドです。

 これからの高知の観光を考える場合は、長崎市のこの試みは大いに参考になりますね。
それは高知市の足元の資源を大事にすることから始まります。

 「はりまや橋商店街サロン」と「新堀川周辺の歴史的資源とビオトープ」が充分に観光になる大きな材料になりますね。

 せっかくの「観光資源」をのっぺらぼうな自動車道路で暗渠にすれば「台無し」になることを高知市民は自覚すべきでしょう。
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2006.05.04

大都市は自立しているのか?

 いつぞや香港の旅行へいったおり、大きな水圧菅を良く見ました。ガイドさんに「あれは何ですか?」とお尋ねしますと「水道用水の水圧菅です。」とのことでした。

 高知市内でも屋外に露出した水圧菅を時折見かけます。川の上の橋としていく水道ですね。でも香港で見ましたのは山奥のダムの取水口から発電所へ川の水を勢い良く流す水圧鉄管の大きさがありました。

 そのような水圧菅を見ました。まるで生命維持装置のように大陸側から水が香港に供給されています。狭い箇所に500万人が生活しています。大陸側から水だけでなく、食料も、人も来ているのでしょう。

 よく都市部の人は地方は甘えている。補助金ばかり貰うことばかり考えている。「自立」してほしいなどと言いますね。じゃあ都市部は水も食料も地域のエリアで自給できるのかと。水も食料も、人もすべて地方から都市は収奪しているのではないだろうか。(写真は徳島県三好市出合発電所にある水圧鉄管)

 都市部もまた自立できないのですね。そのあたりを都市部の人間は謙虚になっていただきたいですね。

水圧菅は山間部にあり見たことのある人は少ないでしょう。それと同じ程度の大きさが「生命維持装置」として香港では露出していました。当時の写真がないのが残念。
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2006.05.03

最高のセーリング日和

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 空には快晴。波もなく、風はそこそこあります。爽やかな風。最高のセーリングが出来ました。
 待ちきれず8時過ぎにはハーバーへ。ぎ装して海へ出ました。服装はシムリーの化繊のアンダーウエアに上はユニクロの化繊のアンダーシャツ。上下はへリー・ハンセンの合羽を着ました。

 それがちょうどの温度。風はそこそこに上がり、ハイクアウト(イナバウワーのようにヨットの外へ体を反らす)でヒールをつぶしながらセーリング。で、腹筋の痛いこと。良いトレーニングですね。

 連休なので、大学生も3艇ほど。上がる頃に社会人が2艇出ました。1年で最高のセーリング日よりでした。本当に今日は得をしました。
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憲法記念日に想う

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 今日は憲法記念日。1947年5月3日に施行された日本国憲法。60年間日本で活用されてきました。しかし昨年政権政党の自民党から「憲法改正草案」も出されました。改憲論議も今後されるようになるでしょう。
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 自衛隊もイラクへ派遣されて3年が過ぎ、インド洋での「テロ対策支援」が目的の海上給油活動で4年を越えました。憲法第9条第2項の改正論議が盛んになってくるでしょう。

 来る5月13日(土曜日)午後2時から4時の予定で、高新文化ホールにて「憲法改正にものもうす」という表題で経済同友会終生幹事の品川正治さんの講演会が開催されます。

 改憲論も、護憲論も冷静に議論し検証する姿勢が大切です。普段は憲法などに関心がありませんが、憲法記念日ぐらいは少し憲法について考えようではありませんか。
 今年から来年にかけ国会で「国民投票法案」も審議されるようです。
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 かつて明治の頃は「自由は土佐の山間より」という気概が高知県人はあり、憲法論議も植木枝盛を代表格に盛んでした。その末裔のわたしたちはその伝統に思いいれ、今回品川正治さんの講演会を企画いたしましたので、是非ご参加下さい。

 「憲法改正にものもうす」

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2006.05.02

 再読した「都市再生のパラダイム」

ニューヨークのピア17とかセントルイスのユニオンステーション、ボストンのファヌル・ホール・マーケットプレイス。ボルティモアのイナハーバー。その他全米の衰退した都市中心部の再生を手掛けた来たJW・ラウス氏と、ラウス社の業績を私達はすぐに思い出すことができます。

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 無機的な、バーコード社会で、無言で売買する買い物ではなく、商店主の顔が見える食品店のような商業がアメリカでも支持を集めていました。成功した「フェスティバル・マーケットプレイス」と呼ばれた施設の多くは、都市中心部の港湾や河川などを親水空間として取り入れています。

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 その場を去りがたい雰囲気。人々はそこに集まり、佇むだけで気持ちが良いのです。ちょうどそれははりまや橋商店街サロンの世界でしょうか。
 川があり、そこで魚を見つけるとき、人々の心は和むことでしょう。
そういえば大阪市にある海遊館もラウス社の設計。ボルティモアにも水族館があることを思い出しました。
 町田吉彦氏は、浦戸湾水族館構想を提唱されています。

浦戸湾の価値について「けんちゃんのどこでもコミュニティ」より

 窓を閉めきり、5分で走り去る自動車道路建設に100億円の価値があるのでしょうか?ありきたりの無機質な都市部が形成されるだけですね。
 高知市におけるウォーターフロントは浦戸湾であり、新堀川であり、江ノ口川であり、堀川であり、鏡川であるでしょう。

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 街並みと河川を調和できる余裕が生まれた時、高知市は「再生」されるのです。ひさしぶりに「都市再生のパラダイム JWラウスの軌跡」(窪田陽一・著 パルコ出版)を読み返してみました。

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歴史問題で日米対立へ?

 どうやら「靖国問題」は、韓国と中国の反発だけではなく、米国国務省の反発も強くなっているようですね。

 というのは戦後の日本の再出発点は「東京裁判」を日本が受け入れ、サンフランシスコ講和条約に調印したことから始まっています。それを「全否定する」と相手側に受け取られかねない状況を日本政府閣僚が繰り返し発言しているからです。

 こうなると流石のアメリカも「待てよ」ということになり、ややこしいことになりますね。「負けは負け」として認めて再出発したはずなのに、「あれは正しいことだった。」ということを政府閣僚が発言すると、小泉首相が言うように「気持」の問題では済まされません。

 9月で小泉首相の「長く失われた5年間」が終わります。最後に日米関係に障害を残すような余計なことはしていただきたくないですね。アメリカの走狗であるはずの小泉首相には逆らわれたアメリカのリアクションが怖いですね。(写真の予定が狂うと・・・・)
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2006.05.01

子供達は川で遊びたいのです

 20年前に高知青年会議所が募集した児童生徒の図画コンクール。「こんなまちに住みたい」というテーマで募集しましたら、半分近くの図画が、川で魚採りをしたり、泳いだりしている絵でした。

 その川べりは都市部で建物がたくさんありますが、木が生い茂り、木登りしている絵も多くありました。時代は下りここ最近の絵も同じ比率で同じ傾向です。不思議なことに子供達の絵は近代的な自動車が走り回る絵は多くはなかったそうです。
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 新堀川川べりの住民である西岡謙一さんが自宅の裏の新堀川で釣りを始めたのは10年前とか。当時は「呆れられていた」そうです。立ち止まる人も少なかったそうです。
 しかしここにきて注目度が高まりました。昨年の新堀川釣り大会には30人を上回る人たちが参加されたそうです。

blogレポート「新堀川釣大会」

 

参考「自然に配慮した都市生態系とは?」けんちゃんのどこでもコミュニテイより

新堀川生態系保護問題 | | コメント (1) | トラックバック (2)

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