大都市は自立しているのか?
いつぞや香港の旅行へいったおり、大きな水圧菅を良く見ました。ガイドさんに「あれは何ですか?」とお尋ねしますと「水道用水の水圧菅です。」とのことでした。
高知市内でも屋外に露出した水圧菅を時折見かけます。川の上の橋としていく水道ですね。でも香港で見ましたのは山奥のダムの取水口から発電所へ川の水を勢い良く流す水圧鉄管の大きさがありました。
そのような水圧菅を見ました。まるで生命維持装置のように大陸側から水が香港に供給されています。狭い箇所に500万人が生活しています。大陸側から水だけでなく、食料も、人も来ているのでしょう。
よく都市部の人は地方は甘えている。補助金ばかり貰うことばかり考えている。「自立」してほしいなどと言いますね。じゃあ都市部は水も食料も地域のエリアで自給できるのかと。水も食料も、人もすべて地方から都市は収奪しているのではないだろうか。(写真は徳島県三好市出合発電所にある水圧鉄管)
都市部もまた自立できないのですね。そのあたりを都市部の人間は謙虚になっていただきたいですね。
水圧菅は山間部にあり見たことのある人は少ないでしょう。それと同じ程度の大きさが「生命維持装置」として香港では露出していました。当時の写真がないのが残念。
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コメント
下司さんコメントどうも。大都市は地方からすべて吸い上げて生きている「砂上の楼閣」ですね。
一度「我慢ごっこ」をすれば良いと思いますね。
電気も地方が供給していますし。
投稿: けんちゃん | 2006.05.05 07:34
そうだね、一度国境打破ない、県境を封鎖してみますか。
どちらが音を上げるか、これは皆さん考えてみると愉快だ。
投稿: 下司 | 2006.05.04 20:55