セントルイスも歴史の街でしたね
観光地から外れたアメリカのセントルイス。1989年に訪ねたことがありました。取引メーカーのアメリカ本社があるというのでいわゆる研修旅行でした。
今は田口選手がいるカージナリスの本拠地であり、バドバーザーのビール、ミシシッピ川の中流域、ユニオンステーションというところでしょうか?
その、ミシシッピ川河川敷にステンレス製の巨大な建造物がありました。二次関数で描かれた突起の形をしています。説明では東京オリンピックの1964年につくられたそうです。ただ面白いから造ったとか。アメリカらしいですね。
途中は真っ暗で数分ぐらいで展望室へ行きますと市内が見渡せます。ただそれだけのこと。ここまではよくある通俗な観光地です。驚いたのはその地下に「ウエスタンミュージアム」という立派な歴史博物館がありました。
歴史博物館と言いましても高知のように「がらくた」しか置いていないところとは違います。開拓史時代は、ミシシッピ川以西が西部といわれていたそうです。幌馬車でこの町へ集まり、決死の覚悟で西部開拓に向かったそうです。その備品類がたくさん展示してありました。
またかつては鉄道の集積地でもありました。線路はなくなったユニオン・ステーションですが再開発のモデルといわれる成功したショッピングモールです。駅舎を生かした商業施設。また屋外には鉄道マニアが喜ぶ大陸横断鉄道の列車が展示されていますし。
水車のある蒸気船で川くだりをして食事をし、パブのようなところでジャズ音楽を聴きました。古いレンガ造りの街並みが上手く保存されていました。
このことを思い出しました。新堀川ーはりまや橋 ウォーキングマップの作成は少し早くこしらえなくてはと思うようになりました。
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