サロンの意味を考える
アメリカの都市ブランナーのJWラウス氏は、ボルティモアのイナハーバーを再開発し、人々を都市中心部に呼び込むことに大成功しました。その場合に大事なことは「何も目的もなく、買い物するわけでもなく、人々がゆったりとくつろぐ空間が必要」であるということですね。
おかげでイナハーバーはディズニーランドより来訪者が多くなり、商業も潤っています。前の波止場の海も決して綺麗ではない。歴史のないアメリカでわざわざ帆船を都市中心部に係留し、水族館をこしらえ、コンベンションセンターと商業施設を建設し、車社会のアメリカで「歩いてくつろげる空間」をデザインの力でこしらえています。
参考「番組こぼれ話」安岡正博さん けんちゃんのどこでもコミュニティより
西岡謙一さんの努力で3年前からこしらえられた「はりまや橋サロン」。七輪サロンや、ブログサロン。活き活き100歳体操、もくもく倶楽部など。寄り合う人たちが人々をくつろがせます。それが連休で高知へ来られた観光客にも印象に残るスポットになったのですね。
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