愛のふるさと
自宅から歩いて15分。若松町の岸壁に韓国で孤児3000人を育てあげたという田内千鶴子氏を顕彰する碑が建立されています。「愛のふるさと」と碑には書かれ、日本語とハングルで書かれてあります。
日本統治時代に韓国人牧師と結婚し、孤児院を運営されていたとか。戦後の混乱、朝鮮戦争の混乱でご主人は行方不明となりつつも、韓国にて孤児を育て上げたと言います。
現在以上に対日感情が悪い中での活動であったと思います。でもその行為はなにかと対立する両国の国民に顕彰され、大きな愛で結果両国の友好親善になったことなのです。
この碑から600メートル西に田内千鶴子氏の自宅跡があるそうですが、今はわかりません。
立派な人がこの地域にいたのだと思うと、少し謙虚な気持になりました。高知市は本当に歩いて史跡めぐりができる都市であると思いました。
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