ブログのある風景 6月16日(金)放送
今週のけんちゃんのどこでもブログ(高知シティFM 76・2MHz 金曜日午前8時15分から30分)のテーマは「ブログのある風景」です。
高知シティFMの戸田健史さんにもコメントをいただきます。
作成と更新がとても簡単なブログ。今までホームページの作成など諦めていた中高年世代が次々に挑戦されています。
1)まず今年70歳になられるM・Kさん。若い頃から短編小説などを仕事の傍ら執筆されていました。ある小冊子の主宰者でもあります。書くことは全然問題はないし、体調さえよければ世相を切る文章をブログにアップいただいています。
退職後に文化教室なので、ホームページビルダーの「ホームページ作成講座」などにも行かれていたようです。しかし上手くは行かなかったようでした。
戸田 わたしも拝見しましたが頻繁に更新されていますね。内容も多岐に渡り、社会問題あり、日常の出来事も書いてあります。まず70歳のかたが新しいメディアであるブログに取り組んだことが驚きですね。
ホームページ作成ソフトを使用しましても、結構めんどうなものですね。殆どの人が途中で挫折してしまうものです。
ブログですと掲示板に書き込むような感じでサイトを構築することが出来ますので。パソコンやワープロに慣れていることさえ出来れば、簡単に立派なWEBサイトがブログでは出来ますね。
これが生きがいになれば、今後70歳と言わず、80歳、90歳の方が出てくると思いますね。
2)もう1人は68歳のM・Tさん。市民活動の大ベテランの人。活動の様子の訴訟文などをスキャナーなどで読み取り掲載されています。市民活動の様子がよくわかる貴重なブログです。
戸田 オンブズマンの活動をされている人です。このブログは画像を多く多用しています。報道機関に送付されていることと同じ内容でして、オンブズマンが現在取り組まれている訴訟の内容をブログにしています。役所の情報公開されています。
画像では「思い」のではと思われますが、ブログはそのあたりは上手に処理できます。ナローバンドでも見れる画像サイズです。
情報公開された「現物」が見られるから良いですね。信頼性の高いサイトです。
このM・Tさんもある年の年末にご自宅に伺い直接ブログ開設のサポートをしました。ハイテクに興味がある人で光電話も既に開設されていました。
2台デスクトップパソコンが並べて作業をされています。昔からホームパージをこしらえたいという願望は強く持っていました。膨大な訴訟資料などパソコンで作成されていた人なので、ブログの要領は簡単にマスターされ、あっという間に作成されました。
更新頻度は多くはないですが、「記録」としての価値が大変高いブログと言えますね。
3)文章をきちんと書ける人たちには、同人誌などの紙媒体以上の効果はあると思います。
M・Kさんですがワードや編集ソフトで文章を作成されています。かなり緻密なソフト、イラストレーターなどで作成されているようです。
紙媒体にするのではなく。ブログでもさくせいされたファイルを「淡プファイル」の形式で公開することも可能ですね。
戸田 紙媒体でしたら多くの人にお届けするのは大変ですね。郵送すればコストもかかりますし。インターネット経由ですとコストはかかりません。
紙媒体とうまく進めるのはブログですね。
4)フリージャーナリストの安田純平さんもご自身の体験やレポートを実名でブログに掲載しています。外国からも更新されていますので、貴重なレポートではないかと思います。
戸田 海外からのレポートや日常の話題なども軽いトークなどもあり、注目されているサイトですね。映像をおくることなんかいままでしたら大変でした。それが簡単に出来る時代になりました。
インターネットは世界中に普及していますから、遥かに使い勝手が良いですね。
昨年、1昨年と「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきました安田純平さんにもブログをお薦めしました。最初に高知へ来られたときにですね。
シリアやヨルダンのネットカフェからブログを更新されたそうです。携帯電話も確められたそうです。
ですから特派員のようにカメラやマイクを持っていって現地から中継することが全く簡単に誰でも可能な時代になりました。
Skypeなども実際に海外で使えたそうです。ただ安田さんはブログも良いのですが、問題はどうやって取材料や原稿料をいただけるかということですね。サラリーの問題。なんでもかんでも無料で公開したらどうなるのかということを言われていました。
戸田 インターネットでお金を儲けるは難しい。
インターネットで文筆業をやって生活が確立するのはかなり難しいことですね。
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