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2006.06.22

美しい新堀川キャンドルナイト

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 6月21日は夏至。梅雨入りであるというのに晴天で暑い日でした。新堀川の大正橋付近で、まもなく道路工事で取り壊される予定の赤い水門の付近でキャンドルナイトをしました。
 もともとは夏至の日に、電気を消して蝋燭の日で地球環境を振り返る(という主旨なのかどうか忘れました)とか言うのではなかったのでしょうか。

 私も2本蝋燭は持参しました。でも新堀川の堤防に蝋燭を並べるにはたくさん数が入ります。そこで浦戸湾を守る会の田中さんが300本の蝋燭と、コップと固定板を持参され、「組み立て」作業を1時間程度しました。
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 そして約1メートル間隔で蝋燭を立てました。そして火をつけました。普段とまた違う風景になりました。このカメラではその美しさはわかりません。

 40人の市民がキャンドルナイトを楽しみました。また通りがかりの市民も「何事?」と言いながら楽しんでいました。
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 この地域には自由民権運動の思想家の中江兆民の生家跡があります。そこへも一時的に蝋燭を立てました。兆民と対話しました。ゆかりの新堀川が埋め立てられ蓋がされ自動車道路になることに兆民ならどういうのだろうか?聞いてみたいと思います。
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 かつて船着場と荷揚げ場の跡の階段では、朗読も行われていました。静かな夜にはふさわしい「出し物」でありました。
、蝋燭の火で新堀川の水面を眺めるのもまた良いものですね。
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コメント

ただいま、希少種のコアマモを根こそぎしてフェンスが張られ、コアマモは浮き上がって引っかかっている。

新堀再生の象徴、コアマモに対してこの仕打ち、そして無謀にも「兆民通り」という碑は今しがた撤去されてしまった。
東洋のルソーも、アカメも、へったくれもあるものか、通りより道路しか眼のない県の横暴である。

投稿: 下司 | 2006.06.24 23:03

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