市民参加の梯子段を再認識
よく「県民との協働」とか「県民と県庁職員とのパートナーシップ」などと言われている人がいますが、空論ではなく具体的な事例を示していただきたいものです。
わたしはアメリカの社会学者のたとえ話である「市民参加の梯子段」を使います。その階段は「パートナーシップ」はとてつもなく上位の段階であり私はその事例を見たことがありません。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_926a.htm
それを保障するしくみは「原則情報公開」なのです。
「ぷらっとこうち」は最初からこの「原則情報公開」が守られていませんでした。
高知県総務部県政情報課から、「わけのわからない削除通知」を受けました。自分自身に関する「ぷらっとこうち運営委員会議事録」削除問題の情報開示を要求すれば、「個人情報開示」の手続きにわざわざ高知県庁の県民室に勤務時間帯に行かねばなりません。(土日と休日は対応していません)。
情報公開のしくみ1つを取りましてもとても「県民本位」とは言えない状態ですね。(お役所本位の情報公開のしくみと言えますね。)
他ならぬ自分自身の個人情報の開示ではありませんか。運転免許書を持参し、本人が勤務時間帯に出向いているのに、開示するかしないかは15日以内に決まるというお返事をいただき、またまた驚きました。
本人が来ているならば、即座に開示すべきであると思います。
この状態では「形式的参加機会増大」の段階にすぎません。「パートナーシップ」はとてつもなく高い段階です。情報公開は一体誰の為のものなのか?
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