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2006.07.10

ブログの可能性 ブログの限界について 7月14日(金)

 今週のゲストは、高知ブログアンテナを主催されているデザイナーでコンサルタントである竹村直也さんです。今日のテーマは「ブログの可能性 ブログの限界について」お話をお聞きします。
 高知ブログアンテナでは高知の300近くのブログ(275)が登録されています。


西村 竹村さんにあらためてお聞きしますが、ブログの良いところ。可能性というのはどんなところにあるのでしょうか?

竹村 これはけんちゃんもあちこちに書いたり、話したりしていますね。気軽に情報発信が出来る。ということですね。
06619001_1

西村 そうですね。従来のホームページではホームページのソフトがあったとしても作成するには、物凄い時間と労力が慣れてもかかりました。

竹村 体力要りますよ。

西村 私も前の番組である」「けんちゃんのどこでもコミュニティ時代は、1週間5回分の原稿ですが、1回分1時間かかって合計5時間かかってテープ起こしと要約筆記。更にそれをホームページに加工するにはレイアウトや画像の挿入、リンク表示など余分に3時間かかりました。
 ブログであれば、テキストファイルで打ち込んだ時点で、画像があれば、そのままホームページにその場で加工が出来ますね。労力は5分の1になりました。

竹村 そうですね。徹夜することもなくなりましたよ。昔はホームページを作成していたら、気がついたら「朝だった」ということもしばしばでしたし。
 ブログになってからは早めに寝ることが出来るようになりましたし。


西村 昨年から、今年の初めにかけましてローカルメディアにおきましてもテレビや新聞などでブログのことやブログ愛好者が取り上げられました。竹村さんは「取り上げ方が問題ではないか」と苦言を呈していました。
 マスディアのブログに対する取り上げ方それはどのようなところにあるのでしょうか?

竹村 何社が取材を受けました。ある社から依頼があったときに嫌だなと思ったことがありました。以前取材されたことと同じような、内容。
 パターンが同じ。取り上げられるブログ作成者も同じ人。それでは面白くはないと思いますね。
 3~4回取材されましたが、いつも自分の
百足館けんちゃんのブログと、ウキウキブギブギの3つのブログばかり取り上げられました。
 他にも面白いブログがあるのに、全然取材してくれなくて、いつもその3つのブログばかり取り上げられていました。それはおかしいなと思いました。
Blog01nagase


西村 竹村さんのブログやウキウキブギブギは長時間取材されているようですが、私のほうは最後の来られて「ついでに」と言う感じ。
 一体何しに来たのだろうと思いました。これはメディアの人達が,ブログを理解していないか、下に見ているのか。そのあたりどう感じられましたか?

竹村 どういう風にアップしているのですか?とか何を書いているのですか?という質問が多かったですね。(ブログを見ればすぐわかることです。)
 それに答えるのは正直苦痛ですね。

西村 最近竹村さんは「ブログに飽きてしまった」とも言われていますがそういうところも原因ですか?

竹村 2年ぐらい前から。百足館のブログを作成していますが、こちらではやりたいこと、書きたいことは書いてしまいました。
 これか書かないとか。飽きたということではなくて、暫くすると書き出すと思います。


西村 全国的に見て、竹村さんが注目されているブログはありますか?それは「その他大勢」のブログとはどういうところが違うのでしょうか?

竹村 それほどしゃかりきにブログを読んではいません。ただ面白いなと言うブログはありますね。
 読んでいて文章に勢いとか、メロディがありますね。読んでいて楽しくて次は何を書いているのかな。そういうブログはありますね。
昔に「サムライ魂」というサイトがありました。変な文章でした。字が大きくなったり、小さくなったりして。本当にメロディと勢いだけのサイトでしたが、そういうブログであれば見ていて面白いですね。中味がつまらなくても引き込まれますね。


西村 ブログの限界、至らなさはどういうところであると竹村さんは思われていますか?

竹村 自分はもともとフリーペーパーをやっていました。そこから派生して来た人間なのでどうしても紙メディアに比べますと、読み応えがない。そこがあるのかな。
 サイトのデザインもブログですとどうしても字が並んだ状態になりますし。印刷物でないので残らないですね。ブログは。
 印刷物は修正がなかなか出来ないけれども、ブログですと簡単に修正が出来る。ですので印刷物にくらべて言葉がブログは少し軽いのではないかとも思いますね。
 読みたいブログが少ないというにもそのあたりに原因があるのではと思います。

西村 作成することが簡単であるぶん、思い入れと言うか「軽く」なるということですね。

竹村 そこはブログの良さでもありますが、物足りなさでもあるうようですね。

西村 ブログは今後発展していくのでしょうか?またどのようなブログになるべきなのでしょうか?
Harimayablog

竹村 だいぶ変わるでしょうし、発展もするでしょう。この2年間でも変わりましたし。デザインなんかも。今後変わって欲しいなということもありますね。
 ブログは左側にナビゲーションがあって、右に本文があるような構造ですね。ずらっと字が並んでいますね。
 それが新聞社のサイトのように見出しがあって、好きな記事をそこからでも読めるとか。デザインも「見やすいブログ」になって欲しいなと思いますね。

西村 それはYahooのような形態になりますね。

竹村 情報を見て、自分で好きな情報を自分で徴集できるような。デザインが出来ればいいですね。ブログはずらっと字が並びますしね。

西村 新しい記事が上へ来て、古いものが下へ下がってとか・・。
カテゴリーでブログは分類はされますが、そのカテゴリーがわかりにくいと言いますか・・・。
 探すのが難しいところがありますね。

竹村 その辺がどのように変わるのか、、改良されるのかでしょうか。その辺でストレスを溜めている人もいますので・・。

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