見ごたえのある大和ミュージアム
7月29日は広島県呉市の大和ミュージアムへ行きました。開館の噂は聞いていまして、昨年だか映画「男達の大和」などの話題もありましたし。開館1年足らずで来館者が200万人という数字にも展示品を見ていまして納得できました。
もっとも今回は、美大へ行っている子供が大和ミュージアム主催の「紙芝居制作」で特選になり、その表彰式が29日午前10時から現地で表彰式があるので、親ばかで腰痛をおし、長距離運転で見に行きました。
まず入賞作品ですが、みな力作揃い。大和も精密に描かれています。それにひきかえ子供の作品は漫画的。ただ選者のミュージアムの人たちは、「対象が子供たちなので、あまりに戦闘シーンがリアルすぎましても。20枚作画するのですから絵の安定性も評価の対象になりました。」と過分の評価。
表彰式は30分程度で終了。やはりこれは展示はきちんと見学しなければならないということで、じっくり見学しました。呉市の歴史、海軍工廠としての歴史は日本近代史と重なっています。戦前の科学の粋を集約したのが戦艦大和であることが理解できました。
当時の時代背景や各国の戦艦建造の歴史。日本が真珠湾攻撃で実例を示した航空兵力の優位性が、最後は「不沈戦艦大和」が米軍機の猛爆で沈没する様子が展示されています。
1999年に沈没海域から引き上げられた大和の遺品の数々。
大和の生存者や遺族の方々がビデオで出演されています。壮絶な戦闘の有様と、2度と悲惨な戦争は駄目だとの発言がされておられます。3300人を超える犠牲者の重みを感じます。
「むざむざアメリカに大和を戦利品で押収されたくなかったのでしょう。」との発言。1945年の4月のことでした。沖縄に米軍が上陸。凄惨な地上戦が展開され日米双方で10数万人の犠牲者が出ました。8月には、広島と長崎に原爆が投下されました。
大和をはじめ多数の人たちの犠牲があり、戦後の日本の繁栄と平和があるのだと展示品を見まして思いました。戦艦大和の10分の1の模型や、人間魚雷回天やゼロ戦の展示。
戦意向上の展示ではなく、平和への強い願いがこめられた展示であると思いました。
子供さんたちの夏休みの自由研究や平和の確かさを学習する良い施設であると思います。
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コメント
ukiki kumiさんTBとコメントありがとうございました。尾道もまた呉と同じように景気が良い街であると思いますね。本州は違いますよ。
大和ミュージアムは無理して行った価値はありましたね。3時間で展示は見れないですから、機会があればまた行くつもりです。
もう少し涼しくなったほうが、屋外展示も見れますし。
投稿: けんちゃん | 2006.08.02 07:43
TBありがとうございます。
私の大和レポでTBさせていただきました。
娘さんの特選おめでとうございます。
私もこちらのミュージアム行きたかったですぅ。
投稿: ukiki_kumi | 2006.08.02 02:06