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2006.07.11

街路計画のみの都市計画はありえない。

Ekihiroba
 どういう街の姿にするのか。高知駅前再開発にはそもそも都市像の議論も提案もありません。連続立体交差事業は県が、区画整理事業は高知市が実施しています。現状の追認を「都市計画」とは呼ばないでしょう。
 現在都市計画と県が称していますのは「街路計画」です。元建設省都市計画局に在籍されていたん衆議院議員福井てるさんも「高知県と高知市には都市計画なるものは存在しない。」と言われていましたし。

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 高知新聞7月9日付け高知新聞記事「新堀川工事再考をにもありますように、7月7日高知県主催の県道「はりまや橋ー一宮線」の道路建設説明会に参加しました。
 最近新堀川にて、宮崎県と四万十川にしかいないとされたアカメの幼魚まで捕獲されました。同じ絶滅危惧種A類のシオマネキの生息も確認されるなど、都市中心部の河川では大変良好な生態系を保持しています。
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 また新堀川沿いでは中江兆民、岡本寧穂、武市半平太ゆかりの史跡があります。もともと新堀川は1625年に町人達が江ノ口川と、堀川を繋ぐ運河として資金と労力を出して建設したものです。

 階段護岸は、山間部で伐採した木材を筏にし、浦戸湾から江ノ口川を経由し、新堀川にて荷揚げした波止場跡です。干満に関係なく材木を荷揚げするものであり、材木加工の大工などが多く住んでいたので材木町とも呼ばれていました。

 県の説明では歴史的なゆかりのある階段護岸も道路下に保存し「生き埋め」にするとか。生態系が回復した新堀川も暗渠になれば、魚類の餌のコアマモは育たず魚類は絶滅するでしょう。
 県の説明では自然生態系と歴史資源を「生き埋めにしてまで110億円かける4車線道路工事の公共性、必然性が感じられませんでした。
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 建設根拠とされる自動車通行量調査資料も10年位前のもので、とでん西武や中心街から映画館が撤退した最近ではありません。人口が80万人を割り込み、更なる人口減と高齢化が進行する高知県。県負担は起債(借金)です。借金してまで強行すべき道路計画ではないとわたしは思います。

 きちんとした説明会を行い、もう一度市民の意見も収集し、道路計画そのものの見直しをすべきでしょう。そうしませんと高知県は「大恥」をかくようになりますね。

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