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2006年8月

2006.08.31

過去の津波の教訓

 近くの市民図書館で郷土史研究家である広谷喜十郎氏の著作「高知市歴史散歩」(高知市文化振興事業団刊 高知印刷)を読みました。
 そのなかの記述で「津波の碑」というところがあります。

 高知市は災害を繰り返し経験しています。「堅固ニ設ケタル家ハ地震ニ(中略)潮江、下知、新町、江ノ口ヨリ一ノ宮、布師田、大津、介良、下田、衣笠マデ一般ノ海ニナリ、舟ナラザレバ通路ナシ」とあります。
「種崎、御畳瀬の諸家を押し流し、浦戸の町を一掃し、桂浜の御殿は礎も残さず打ち流し」「浦戸は人家床上5尺以上も海水浸る」という記述もあります。 恐ろしい被害状況であり、まさに高知市は海になったのですね。
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 夜須町では安政大地震のとき数百人が観音山に避難したので命拾いしたので、この山を命山と呼び、記念碑を建てている。」
 セーリングで行っている夜須町では、8メートルを超える津波が来たという話を地元の人から聞きました。

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2006.08.30

blogを恐れる人の壁について 9月1日放送

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」(高知シティFM76.2Mhz)金曜日AM8時15分~)は、ブログに関連した話題をお話します。高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「blogを恐れる人の壁について」です。
 今やblogを作成している人は日本でも800万人を超えました。昨年の倍になったうようでです。着実に増加しています。
 しかし7千万人とも言われているインターネット利用者からすればまだまだ少数です。
 個人のインターネット利用端末は、全体の79.7%にあたる6,164万人がPCから利用。携帯電話・PHS・PDAからの利用者は4,484万人、ゲーム機・TVなどからの利用者は339万人です。
 殆どが仕事で理由するだけか、メールのやり取り、ホームページの閲覧。ネットショッピングだけでの活用です。非常にもったいない話ではないでしょうか。

戸田  そうですね。今仕事をして、生活をしていまして何らかの形でコンピューターと触れています。それでは家庭にもパソコンを入れてみようかと、インターネットの回線も引いてみようか。1家に1台、それ以上のパソコンが普及してきています。
 携帯電話も1人1台以上の時代ですね。とりあえず調べたい場合は携帯電話ですし。他にゲーム機やテレビからのインターネットへの接続は、パソコンを使っている人間はめんどうだと思いますね。使い勝手も悪いし。キーボードが使えないのでめんどうです。ここ10年進歩がないです。
Blogsinbunn

西村 blogは自己表現の道具です。従来紙媒体の出版物で表現していた人たちの参入が鈍いようです。必要以上にネット社会に脅えているようです。

戸田 確かに新しいものにはアレルギーがあるでしょう。最近の報道で携帯電話の出会い系サイトで悪さをした。パソコンにスパイウェアが侵入して銀行口座番号が盗み取られ預金が引き出されたとか。ファイル公開ソフトで情報が漏洩したとか。
 「だからパソコンをしないんだ」といわれる人もいますね。その辺がネット社会に脅えるのでしょう。


西村 blogの特性は新しい投稿を上げたら、「更新しました」と情報を発信します。それをトラックバック・スパム業者が察知しトラックバック・スパムが送信されてきます。多くはその煩わしさに辟易しているようです。でもこれは仕方はないと思いますね。

戸田 現状では仕方がないとしか言えませんね。でも仕方がないではいけないと思いますね。国か世界的な動きで対処する、処罰することをしませんとインターネットのシステムが壊れてしまいますね。
 迷惑メールは常時来ますね。これされなくなればインターネット環境場スムーズになりますね。このスパムメールなどに厳罰をする。そんなことが必要であると思いますね。
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西村 従来のホームページづくりの煩わしさ、大変さのイメージがあるのでしょうか。簡便さとある意味「自己責任」社会ですね。それになれる事が必要です。
 ブログはたかだかまだ普及して2年半程度です。歴史が浅い。これからでしょう。

戸田 そうですね。インターネットもここ10年のことです。「ホームページのつくりかた」なんて大学の授業で1時間習ったか習わなかったか。それでも難しいからといってインターネットを遠ざかっている人もいますし。
 ブログにしましても最初の登録が難しいとか。めんどうに思ってしまいますね。そこの壁をいかに取り払うか。そういうところが普及のかぎになるでしょう。ブログはまだ2年程度ですから。
 ためしに本屋さんに行かれてブログ関連の書籍ですが、最近でこそ増えてはいますが、それほど出ていません。
 インターネットのことを本で学ぶことには賛否両論あります。インターネットのことはインターネットでと言う人もいます。その本が少ないからもこれからどう展開するのか。普及の余地はあると思いますね。
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西村 政治家の人たちで、積極的にブログを活用しているのは橋本大二郎知事ぐらいです。他の県会議員の人たちも利用すればいいのでしょうが、なぜか呼びかけをしましても動きませんね。

戸田 これも人によるでしょう。「キーボードアレルギー」感覚もあるでしょう。政治家の人が発言をする。小冊子などに文章を寄せる。原稿用紙に向かって筆を走らせる。ブログはそういうものではないですね。
 たいがい本人がパソコンに向かってキーボードを打つ。そこの場合が、ネックかもしれませんね。他人に原稿をチェックしてもらいたいとか。公表される前にですね。ですからいきなり自分の文章が、世界に見られることに自信がない。そう思っている人も居るかもしれませんね。


西村 たとえて言えば高知県民1人1人がブログで自分のホームページをこしらえたら物凄い情報発信量になりますね。
 中山間部の人。海辺の人。都市部の人。そのためには、
 電子寺小屋を普及させ、一気に全県民情報化をすれば良いのではないでしょうか。高知の情報化は、物凄いものになりますね。

戸田 高知県全体ということになりますと、物凄いことになります。これだけコンピューターが普及した世の中と言いますが、全く触れていない人もたくさんいるということを忘れてはいけませんね。
 あるお婆さんがニュースでコンピューター・ウイルスの話を聞きました。「これは私にもうつるのかね」と言いました。まだそうした知識すらも全国民に行き届いてはいません。

 ですから「情報化はわかる人だけやればいいの」ではないんですね。普及しているためにはゼロから教えていく大変さを思わなければならないのですね。
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2006.08.29

地盤沈下、水攻め、火攻め?の二葉町

 来る南海大地震では、高知市中心部の地盤は2メートル程度陥没。それに津波が二葉町を襲います。地区は想定3メートルの浸水。水は1週間程度は引かない。(実際はもっとかかるかもしれない。(写真は1998年の水害での高須地区の様子)
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 更に恐ろしいのは津波とともに、浦戸湾に浮かんでいる船舶や、仁井田の貯木場の材木とともに、タナスカの石油基地の油類がタンクが破損して流失、引火爆発した油が一緒に津波とともに繰るのではないかとも想定されています。

 そうなれば普通の民家であればひとたまりもない。インドネシアでのスマトラ地震での津波の光景になりますね。それ以上の脅威です。こうした災害は従来の経験は役には立ちません。常に最悪の状態を想定して、そうならないための対策が必要なのですが。それを危機管理と言います。
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 しかしながら、現在近くに逃げ込める公共施設はありません。「どうするの?」と言われてもこれでは対策の立てようがありませんね。

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2006.08.28

ぷらっとこうちを私物化するな!

 8月24日に高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理している公共電子掲示板である「ぷらっとこうち」が突然閉鎖されました。
 ただ以下の「お触れ」が書かれてあるだけです。
 
ぷらっとこうち一時書き込み停止のお知らせ
Pratkochi_9
 何度も指摘していますが、相変わらず運営委員会なるものは、「一部の参加者の方々によるニックネームを特定しようとする書き込みや運営の妨害とも取れる書き込みなど、参加者の皆様が安心して書き込みをできる状況ではなくなっているのではないかと危惧しております。」などと外部に原因を求め反省するそぶりもありません。

 特に新堀川の問題など大変貴重な意見が多くの県民からもぷらっとこうちに寄せられました。新堀川の活用法。素晴らしい都市の中のビオトープの観察日誌。歴史的資源の発掘などです。道路工事の公共性への疑問点なども論理的に出されました。
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 それに対して公共工事を実行するほうの県側の見解が皆無でありました。正しい公共工事であれば正々堂々と道路建設の必要性を県民に対して述べれば良いと思いますよ。それを工事担当部署の管理職の皆さん方はしませんでした。とても残念ですね。

 またビートープや、歴史的資源の価値の有無については、高知県庁の文化環境部の管理職の皆様方の見解もいただきたかったです。
 なかなか意見が掲示板に投稿しにくいというのであれば、ぷらっとこうちの運営委員会や事務局が間に入り、リアルな場を設営し、意見交換会も開催し、交流をすれば良かったのですね。それこそ本物の「県民との協働」が実現されたのにです。
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 残念ながらぷらっちこうちの運営委員会も事務局も、先ほど申し上げた本物の「県民との協働」ではなく、私への登録抹消作業にかかりきりでご多忙の様子でした。多くの県民から異論が出るや否や「素早く」ぷらっとこうちを「勝手に閉鎖」してしまいました。実に無責任極まりない行動であります。
 
 何故現在787人の登録者全員と、私のような「関係者」を集めて総会を開催し、事情説明しないのでしょうか?実におかしいと思いますね。県民の税金で運営している公共電子掲示板であることを忘れ、身勝手に閉鎖したぷらっとこうち運営委員会の責任は重大ですね。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2006.08.27

いの町墓地公園抽選会

いの町墓地公園抽選会

 仰 天しました。定数97に153人が応募。予備抽選がありました。 それから本抽選。結果は見事に落選。キャンセル待ち。長生きしろというご先祖のご神託でしょう。

 幸いにもどうしても墓地が必要な叔母は当選しました。籤運の悪さを思い知った1日でした。半日つぶれ結果が出なかったのでがっかりですね。

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どう理解者を増やしていくのか

 いままで正直町内会活動には興味がありませんでした。自宅と職場が兼ねている建物が町内にあるのにもかかわらず。
 夜須とかいの町とかはりまや橋とか新堀川とか、ラジオ番組とかブログサロンとか、すべて町外で「ビジター」としてもまちづくり、市民運動でありました。

 それがホームタウンで関わるとは。逆に緊張しますね。逃げれませんし。ことは防災という命が関わる問題ですからね。真剣でありませんと。
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 しかし散歩してみてわかるのは、うちの町内は本当に海が近くて、低地です。どこにも高い場所がビル以外になく、公共の避難場所もありません。もっと住民各位が危機感を持たないといけないと思いましたね。

 そのためには自主防災組織を立ち上げねばなりません。そのためには「自分は何が出来るのか。なにをしようか」という積極的な理解者を増やす必要がありますね。

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2006.08.26

二葉町自主防災組織準備講習会

 ようやく高知市二葉町の町内会でも自主防災組織の立ち上げが準備されました。8月25日は知寄町の下知消防分団会議室で町内の防災リーダーを集め開催されました。3日前の案内にもかかわらず、30人の防災リーダーのうち17人が集りました。

 今回の講師は防災関係に詳しいNPO我が家を見直す会事務局長である西田政雄さん。阪神淡路大震災や新潟中越地震の罹災者とも親密に交流され、学者や行政では得られない現地情報も織り交ぜ、実践的な交流会を開催しました。
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 パワーポイントで大枠の説明。西田政雄さんが持参した資料で自主防災組織の意義目的と、その狙い、仕組み、作り方、役割の説明をしました。何より各地域で取り組まれている実務事例にもとづいているので、説得力があります。参加者は熱心に聞き入っていました。

 西田政雄さんによれば、県などは高知県が自主防災組織率が低いことからそれを上げようとやっきになっています。しかしただこしらえば良いものではなく、実務的に地域住民のためにならなければ意味がありません。

 またこの二葉町は低地であり、1970年の10号台風で甚大な浸水被害があり、1998年の98水害でも浸水被害が出ました。1947年の南海地震でも家屋の倒壊と津波による浸水被害も受けています。
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 しかし市内中心街でもあり都市化の進展もありまして、自主防災組織はありませんでした。西田政雄さんは「けんちゃんに言われて二葉町を巡りましたが、本当に低地でしかも逃げ場のない地域ですね。公共の避難所もありませんし。鉄筋や鉄骨の建物の持ち主と交渉して、1次避難所を自分の町内のすぐ近くにつくらないと命は助かりません。
 町内会の加入者も増やす必要があるので、呼びかけをしましょう。」と言われました。

 また西田政雄さんは「4日前に正式決定した情報ですが、青柳公園に6000人の市民が3日間飲料水を確保できる「耐震性非常用貯水槽」が出来ます。また下知図書館は防災図書館として改築の計画も決まりました。」とちょっぴり嬉しい情報も。
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 しかし同時に「二葉町を含む下知は大地震時地盤が2メートル沈下し、液状化すると言われています。津波で浸水している間は耐震型貯水槽の水は使用できません。」とも言われました。

 西田さんはまた「阪神大震災でも消防などの公的救助により助かった人は僅か3%です。97%は隣近所で罹災者を救助しています。」とも。会場では西田さんが実際に車に置いている「災害時持ち出し袋」の中身の披露もされました。
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 「いわゆる防災グッズで販売されているものは高価で実際に役に立たないものも多い。多くの備品は100円ショップやスーパーで揃えられます。揃えられないものは将来町内で一括購入されれば良いです。その場合業者には、町内に協力金もお願いしてみます。」とも。

 森二葉町会長は「まずは各班ごとに、リーダーさんに頑張っていただいて班の各世帯の人数の把握が大事です。建物の状況、可能であれば高齢者や小学生以下の乳幼児の人数もつかみたい。
 秋の行楽も「防災炊き出し会」というアイデアも良いかもしれません。やらなければいけないことはたくさんあります。この講習会を契機に地域住民の意識を高め、交流を盛んにいたしましょう。」と言われました。

 ようやく自主防災組織結成の為に1歩を踏み出しました二葉町。行政側も注目しているようです。西田政雄さんという強力なサポーターの支援も受けまして、早い段階に二葉町に自主防災組織が出来ると確信しました。
 当日資料で配布されたチャート表でもしなければいけない作業はたくさんあります。でも息の長いさぎょうでなければ続かないでしょう。地域の交流など楽しみの要素を組み込み、子供達から高齢者も巻き込んだ活動を目指す必要があると思いました。

 そのなかで青柳公園を「防災公園」にする働きかけも行政側にする必要もあります。高い建物のマンションも取りあえずは津波の脅威こそないものの、電気がとまれば水も使えず、エレベーターも使えません。

 今後はマンションやアパートの住民の人たちも積極的に町内会に加入いただき活動をできるような働きかけや、活動内容が必要であると思いました。 

 (以下のファイルは自主防災組織結成と活動のチャート 西田政雄さん提供)

「bousai-c.doc」をダウンロード

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2006.08.25

8月最後のはりまや橋サロン

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 今年は猛暑。高知市では「しなね様」の時期。毎年これがすむとぐっと秋の兆しになりますが、今年はそうでもありません。
 よさこいや、体調不良もあり、はりまや橋ブログサロンもご無沙汰していましたが、ようやく来ることが出来ました。

 金曜市もすっかり定着しています。ここは木造アーケードで暑い日ざしも遮るし、雨もカットされるので、最高の露天市ですね。品揃えも良いですし、日曜市に出店されている人もいますし。

 ようやくフレッツ・スポットも安定し、現地から情報発信できるようになりました。今日はOPEN HEARTの皆さんがお寿司を販売されています。私も稲荷寿司と巻き寿司を買いました。
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 暑いですが、外で活動するのは良いものです。早く腰が全治して、海でセーリングしたいものです。

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ぷらっとこうち問題は橋本県政の問題

とうとう「ぷらっとこうち」は8月24日に「ロックアウト」措置をしました。あいかわらず責任を外部に転嫁し、運営委員会なるものは逃げようとしています。かつての大学当局のよくやった「手口」ですね。

ぷらっとこうち一時書き込み停止のお知らせ

 これでは登録抹消されたのが私たち2人だけではなく現在登録している787人の登録者全員が書き込みが出来なくなりました。登録者の意志も確認せずこのような身勝手な措置が出来るものでしょうか?最近登録された友人もいるのですが・・・。
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 「県民との協働の場」などと軽々しく運営委員会なるものは述べていますが、このような身勝手は許されるとは到底思いません。

 高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。7月13日から私と竹内隆志さんが登録抹消になりました。二人の県民が登録抹消になった小さい問題ではないかと思われている人が大半でしょう。

 そうではありません。私たちの登録抹消の処理においては、7人の県職員が業務で、仕事として会議を行い、文章を作成、校正して実行していたのです。
 今年で15年目になる橋本県政のいずれも中堅職員であり、「県民との協働」を標榜する「改革派」職員でありました。
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 「県民との協働」「県民参加」を標榜しつつも、一方で異論を拝し、ディベートを一切せず、「排除の思想」で業務を遂行したのです。ここで県民の皆さんに申し上げたいのは、この7人の県職員達が、「例外的な存在」であったのか、それとも橋本県政の中核的な存在であったのかということです。

 私は後者ではないかと思います。7人の県職員うち4人は旧行政経営改革室出身者です。県庁内の行政改革と、システム改革、県民との新たな関係造りを県庁内で模索していた部署でありました。

 「改革者」を標榜しながら、異論は排除し、物理的に「県民参加のぷらっとこうち」から排除する強権的な行為を実行してしまいました。この事実は彼らの標榜する「改革」なるものが全くの偽者であるという行動履歴に他なりません。
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 最近県職員は「県民との協働」であるとか、「自助、共助、公助」なる聞きなれない言葉を多用します。それは高知県庁に都合の良い一部の県民とのお話に過ぎません。多様な市民社会に全く対応できない仮想現実でありますね。

 ですのでそうした自称「改革派」職員の支えられた橋本大二郎知事の存在も極めて危ういものではないかと私は思いますね。以下個人のサイトにコメントしています。

県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて(資料)
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2006.08.24

改正都市計画法は有効なのか?

 いわゆる「都市3法」が今後本格的に実施されるようになるようです。小泉内閣時代に「規制緩和」が経済自由化の「代名詞」で使用されましたが、利益を得たのはイオンのような郊外型大規模量販店だけで、地方都市の中心市街地商店街はお陰で壊滅し「シャッター通」になりました。
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 今まで郊外に大型店の出店を認めてきましたが、今後は制約を加え認めない方向へ行くようです。かつての「大規模小売店法」の焼き直しではないかとも言われています。

 ただ大規模な病院や、公共施設までが市街地郊外の立地になる昨今ですので、量販店だけでなく、病院や公共施設の中心市街地への立地も含めたものでなければなりません。
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 ただそうなりますと地方都市の都市計画が重要になります。高知市に関しては県も市も街路整備はありましても都市計画はありません。都市計画の検討委員会なるものも、土木屋だけの集まりにすぎず、そこには福祉関係者や教育関係者はいません。また行政に都合の良い市民が選ばれワークショップをしているに過ぎませんね。

 中心街から映画館も殆どなくなった高知市。高知市再生計画をどうするのか?来年の統一地方選挙、県知事選挙、高知市長選挙で大きく問われますね。
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2006.08.23

エアコンなしで環境会議開催を

今年は世界的な猛暑とか。ニューヨークもパリも暑いらしい。本当に地球温暖化になっているのではないか。政府は「クールビズ」と称して悦に入っているようだが、運動不足で体型の悪い政治家達のだらしのない体形が強調されるだけ。見たくはない。自分の体型もコントロールできなくて国政の舵取りなど出来る筈があるまいに。

 それよりも夏に都市部でエアコンを切って環境会議をしてみたらどうだ。服装は自由にして。都市部の暑さを思い知るでしょうし。道路の横とか、ビルの屋上。公園とかで開催してみるといいだろう。
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 背広を着た連中が、冷房の効いた部屋でいくら環境会議を開いても絵空事。猛暑を体験してやるべき。高知県庁や市役所なども冷房を切るべきですね。とくに高知県庁は裏が城山だから涼しい筈ですよ。「ノー・エアコンデー」もやってみなはれやと言いたいですね。経費節減にもなります。

 そうすれば樹木のありがたさ、水面のありがたさがわかるはずですね。エアコンをかければ、廃熱で余計に周りが暑くなることが体で理解できるでしょうから。地球環境問題を考えれば、新堀川を埋め立て道路にするような発想は出てこないはずですね。
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 エアコンなし生活2年目の私が言うのだから間違いない。暑いけれども体は元気になりました。人間以外の動物はエアコンの中にいません。それでいて皆元気ではありませんか。環境を言うのであれば本気でエアコンを辞める生活をすべきでしょう。

 レジ袋を辞退するよりも家でも車でもエアコンを使用しないことを実行することがより効果はありますね。

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2006.08.22

家柄以外に売り物はあるのか安倍晋三氏

 自民党総裁選挙が低調。政権政党も末期。安倍氏は短命政権で、その後また小泉氏が復活するのではとも噂があるぐらいですし。
 家柄だけなら麻生太郎氏も負けてはいないでしょう。吉田茂首相が祖父ですし。奥様は鈴木善幸元首相の娘さんとか。

 政策は谷垣氏がましのようにも思えますが、増税論者であるしどうでしょうか。加藤氏が推薦人になりましたが、影響力があるとは思えませんしね。
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 家柄のブランドでリーダーになられては困る。政治家は中味が大事。安倍氏の場合は中味が見えない、ひょっとしたら中味がないのではないかと思えます。

 2003年幹事長時代に参議院選挙で地元候補の応援演説に来ていました。高知市のひろめ市場前で目撃しましたが、全く中味のないスピーチで、がっかりしたことがあります。

安倍晋三幹事長が候補者応援に来高

 政治家も「テレビ写り」と「家柄」だけで選んではいけないと思いますね。政権政党の自民党もしっかりしてもらわないと困りますね。

大学問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.21

橋本知事に反論しました

 8月15日に橋本大二郎高知県知事は「ぷらっとこうち」長文の投稿をされていました。わたしはぷらっとこうちの被害者です。当事者として知事の考え方に反論させていただきました。
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 現在ぷらっとこうちは予算額は少額になってはいますが、2003年9月の開設以来1000万円の県民の税金を費やしています。
 知事の言われるように、「県民参加の予算づくり」「県政車座会議」の延長上に「ぷらっとこうち」は位置づけられていたはずです。
 多くの県民の参加を促す筈の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」が、逆に2人の県民を排除(登録削除)した行為は矛盾があるのではないでしょうか。異論を認めない「排除の思想」に運営側は支配されているようです。

 市民参加のありかたや、県民の情報化の問題など根本的に問われています。これは橋本県政15年の成果を問われる問題であると思います。

 私個人のホームページに反論文を書きました。長文ですがご検分下さい。

橋本知事への反論を述べます。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.08.20

生コン事件のビデオを見学

 昭和46年6月9日「生コン」事件がありました。まだ高校生の頃です。当時今はサテイになっている高知市旭に、高知パルプがありました。

 パルプを製造しますと大量の廃液が出ます。硫化水素を含む廃液を殆ど無処理で地下水路から江ノ口川へ大量に垂れ流していました。「西日本1」の汚い川と呼ばれ、浦戸湾も汚染されていました。

 いくら合法的な市民運動をしてもらちがあかないと覚悟した会社役員であった山崎氏と元教員の坂本氏の2名が、昭和46年6月9日に高知パルプ近くのマンホールをこじ開け、この高知パルプが廃液を流している地下水路に生コンを流し込み、封鎖したことにより、廃液は電車道に溢れ大きな社会事件になりました。

 この事件を契機に、高知パルプは1年後廃業に追い込まれました。それから30年以上の歳月が流れ、浦戸湾の生態系は蘇り、その一つである新堀川はビオトープとして価値が増しています。
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 鑑賞会には熱心な市民7人が参加しました。制作はNHK高知放送局。今はNHKの重鎮となっている松平アナウンサーが新人の頃の姿も。
 戦災と南海地震後の時代に企業誘致され操業を始めた高知パルプ。出荷が始まると市民に歓迎されていたようです。同時に臭気と廃液は周辺住民を苦しめ、会社側と市民との交渉記録もありました。

 当時は「企業も採算度外視してまで公害投資はできない」というのが常識で、それがまかり通る時代でした。県庁の姿勢も無責任で、鑑賞に訪れた参加者から「この間の新堀川の道路計画の説明会となんか変わらんね」という声も出ていました。

 行政は自分から市民の為に動かないというのが、このビデオを見た感想ですね。それは今も昔も変わらないとつくづく思いました。
 奇形魚や環境破壊の原因でありました高知パルプ。廃業後30年。浦戸湾の生態系は回復しました。その一部である新堀川にもアカメやシオマネキという絶滅危惧種の生物も生存しています。

 せっかく回復した自然をまたも埋め立て、道路にするなどという計画は無意味であるし、先人の労苦を無にするものであると思いました。

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子育てとニューメディアとの共存は?

西村 今週のゲストは中平公哉さんです。中平さんはパソコンやインターネット事情にも詳しく、FM放送の仕組みなどにも詳しい人です。また「マパはあと高知代表」として市民活動でも活躍されています。
 今日のテーマは「子育てとニューメディアとの共存は?」でお話をお聞きします。

 中平さんは仕事をされる傍ら、子育ても積極的にされて来ました。「男は仕事」という風潮がまだまだ根強いとは思います。実践されてみていかがだったのでしょうか?

中平 私の場合は体を壊して仕事を辞めて、妻と入れ替わりまして、主に夫と書く主夫になりました。それで子育てをしています。自然にと言いますか・・・。
 確かに男は仕事と言う風潮。これには苦しみました。それから直前までは普通に仕事をしていたわけです。ちょっとしたプライドもあった訳ですね。それに逆に苦しめられました。
 ただ実際にやってみてこれは大変なんですね。会社でもお偉方になれるほどの仕事量ではないかと思います。


西村 料理などの家事は得意になられましたか?お母さんがたとの交流の中で教わることも多いのではないでしょうか?
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中平 僕は昔調理師の仕事もしていました。調理師免許を持っています。そんなことですから結婚当初から料理は私が担当していました。
 料理がストレス解消になっていましたし。そこの部分はすんなりはいれましたが、片付けとか掃除がね。未だに妻に怒られています。
 お母さんとの交流は最初なかなか出来ませんでした。なぜかと言いますと、男が家事をしている主夫が高知では少なかったからです。お母さん方になかなか受け入れてくれなかったようです。
 でも最近いろんな方から「ママ友達」と言えるようになりました。実際にお母さん方から教わることは凄く多いです。家の中のことだけでなく、今お母さん方はたくさんの情報を持っています。なぜかと言いますと、携帯でメールを使うのがとても上手だからですね。
 昔の井戸馬鹿会議が電波に乗ってがばっといっせいに伝達されますから。情報がはやいですね。
 お母さん方の情報源と言うのはなかなか侮れないですね。いろんな場面で役に立っています。

西村 中平さんは、子育て中のお父さん達とのネットワークに携帯電話を活用されていたようです。パソコンではなく携帯電話がなぜ良かったのでしょうか?

中平 子供を育てているとき。小さい子供がいますとパソコンを使うことがとても難しいです。子供が寝ているなと思ってパソコンをつけますと、いちのまにか子供が眼が覚めて、ディスクで動いているものに興味を示して、近寄って来るわけですね。
 キーボート触ったり、電源を抜いたりして壊されてしまいますね。それに比べて携帯電話は片手で操作ができますし、いつでもどこでも操作が出来ますので、やはり大きい理由ですね。

西村 子供が成長するにつれ、パソコンなどのメディアとの付き合い方も必要になります。中平さんの場合はどのようなお付き合いを子供さんたちとはされているのでしょうか?

中平  幼い時代の子供はよだれを垂らします。お知り合いの人ですが、子供に携帯電話を2台駄目にされたと聞きました。よだれや水没(トイレに落とす)などの「事故」「不測の事態」はあたり前ですね。
 子供は先入観なしに興味を持ちますね。それを変に規制するのもなんだと思いますね。ただ危険なこともありますね。電源が入ったままで変なところを触るとか。きっちり危ないことを教えないといけませんね。
 私ももともとメデイァにいた人間です。メディアの有効な使い方については意識しています。子供にとって有益な部分。有害な部分を。
 最近言われていますのは「メディアづけの弊害」です。そのあたりのさじ加減は親がすべきでしょう。
 それから「メディアだから信じて言い」という考え方が絶対にしないようにしてください。今のメディアは100%信じていいのかがありますね。日本人の体質としてマスコミの報道したことは正しいのだと言う感覚が強くあります。
 そういったところをなくします。パソコンでも同じです。悪意のある情報とかがたくさん含まれています。それを「見抜く力」が必要です。
 それを「情報リテラシー」と言う言葉で言い表しますね。情報を自分で判断して取捨選択する能力。年齢に沿って教えて行きたいなと思います。


西村 子供とメデイァとのあるべき付き合いはどうあるべきなのでしょう。話は古いですが、ファミコンの時代から、成長期の子供達とニューメデイァの付き合いは問題になっていました。パソコンから携帯電話、ゲーム機など際限がありませんし。
 とっても難しい問題であると思います。関連ある質問で申し訳ありませんがいかがでしょうか?


中平  これは難しい問題です。時代時代のよって子供達に取って、「いいもの、悪いもの」は変わってきますね。言えるのはゲームなどあまりにも集中してしますメディア。熱中して時間を忘れてしまうメディアはやはり時間をしっかり区切ることです。

 そうではなくて例えば、テレビとかDVDとか自然の情感あふれる風景とか。人とのコミュニケーションをどうやって取るべきかとか。
 いろんなものを見ることが出来ます。行かなければ見れない世界各地の風景とか。それを気軽に見ることが出来ます。

 そうした子供達の感性を育てるのにメディアを有効に使うべきですね。それを携帯電話や電子メールだけをよしとする。それだけをコミュニケーションの手段とする。それだけだはなくて、子供達には人と人とのコミュニケーションのありかた、取り方をまず教えます。
 直接人に会えないときの手段として電話があり、メールがあるのです。それをきちんと教えることです。それが基本です。
Papa5egakupandukuri1
西村 子育て中のお父さん達との交流のなかでその他気付かれたことなどはありますか?
  お構いない範囲でご紹介下さい。

中平 最近の若いお父さん方は子育てに協力的です。なぜかと言いますと「核家族化」が進んでいるからです。自分達がしないと駄目だからですね。
 そういうお父さん達、お母さん達を地域の人たちが温かい目で見てあげて、出来れば手助けをしてあげて頂きたいですね。
 そうすることによって地域の活性化、少子化に対する「歯止め」になると思います。

 そういう役に立つのではないかと私は思っています。

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2006.08.19

靖国参拝は国論分裂に

 戦没者を弔うことは国民の義務があると思います。靖国神社という宗教色の強い存在が国民世論を分裂させるようです。首相の靖国参拝の賛否がほぼ半数で拮抗していますし。
 今年の8月15日は25万人が靖国神社に参拝しましたし。

 隣国の中国と韓国政府は外交ルートで正式な抗議声明を発表。国民各位も抗議行動に街頭に出てきます。アメリカまで、「日本は近隣国と仲良くしてほしい」との声明を出す有様ですね。

 靖国神社の立場は先の大戦は日本はアジアの盟主として米英と戦ったとの姿勢。敗戦後の東京裁判は戦勝国の裁判でそれを認めていません。思想と信教の自由で、東京裁判で「A級戦犯」とされている人を合祀するしないは靖国神社の自由。しかし日本国の指導者がそこへいくか行かないかは「心の」問題ではありません。

 天皇陛下が参拝しない理由をもっと考えるべきでしょう。天皇陛下は平和への思いは強いと思います。この問題は小泉内閣で解決できませんでした。次期内閣の課題として重たい問題になるでしょう。

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2006.08.18

住民監査請求意見陳述会

 ぷらっとこうちの意見陳述が高知県庁北庁舎で、8月18日午後4時から行われました。請求人の市民オンブスマンの森武彦さんが陳述、県政情報長の土居寛道氏も陳述しました。

 「インサイダー取引」の疑いがあるぷらっとこうち。経費の差し止めまで行くのでしょうか。大雨にも拘らず10人の傍聴人がいました。メデイァ関係者もいましてこの問題に対する関心の大きさがあります。

 録音が出来ませんので、詳しい内容の報告は出来ません。ただ森氏が指摘しているように、お金は税金を県政情報課が出しているにもかかわらず、契約関係書類も不備のようで、県庁内部の「内規」を正当性の皇居に県政情報課はしているようでしたが、苦しい「言い訳の」ように聞こえました。
Kansatusitu

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運営委員会を傍聴しました

 8月17日私をぷらっとこうちから登録抹消を決めた「運営委員会」なるものを初めて傍聴することにしました。場所は高知県庁の5階会議室です。ちゃんとまともな審議をしているのか興味がありました。

 私は登録抹消されましたが、高知県民ですので「税金で運営される公共掲示板」の行く末に興味がありますね。第42回運営委員会です。

(出席者) 松尾 山本 萩野 大木 森木 山中 知名 好浦 片岡

(欠席)  松岡 横山 宮地

(事務局) 田中 竹村 河野 土居県政情報課長
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 午後6時半から高知県庁5階会議室で始まりました。まず傍聴人ですが私とMさんの2人でした。傍聴したい県民が何人かいたのですが、「傍聴人が3人で定数なので」と断られたそうです。実際は2人でした。

 会場の撮影が出来ないので、写真が提示できませんが、5人は傍聴可能なスペースがありました。運営委員会が傍聴を何故制限したのか不思議です。

 議事録作成人は県事務局(県政情報課)でありました。前回議事録の確認も、議事録署名人も議長は指名しません。このあたりはルーズな会合ですね。

 議事内容は主に経過報告が主体でした。午後7時半になり「個人情報に関する審議」となったようで、私個人の問題も含まれていたようですが、傍聴人は退席を促されました。それ以上の内容確認は出来ませんでした。

 写真撮影も録音も禁止されていますので、議事内容の詳しいご報告は出来ません。情報公開とはいえないですね。県主催の委員会も同様の制約で傍聴可能なようです。高知県庁の情報公開度は高くないですね

今日は午後4時から高知県庁北庁舎2階で、ぷらっとこうちの住民監査請求の意見陳述が行われます。週末で時間調整が苦しいですが、可能であればこちら傍聴したいものです。

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2006.08.17

異議申仕立てをしました

 やや報告が遅くなりました。先日も7人の県職員が業務で必死になって私たちをぷらっとこうちから排除する業務連絡を個人情報開示請求により取得し、情報公開させていただきました。

話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に

 7人の県職員はぷらっとこうち事務局を現在構成しています。。

ぷらっとこうち【事務局員】 敬称略

河野和弘 高知県人事企画課主任
竹村朱美 高知県県政情報課チーフ(県民参画推進担当)
田中芳輝 高知県県政情報課主幹
弘田 均 高知県人事企画課企画監(経営品質担当)課長補佐
松尾晋次 高知県政策推進課企画監(人口構造担当)※運営委員会議長
森本絵里 高知県県政情報課主事
山本千香子 高知県保健福祉課チーフ(地域支え合い推進担当)

 個人情報開示請求をしたところ、一部黒塗りで部分開示された文書(メーリングリスト)がありました。
 開示しない理由を読みますと「第3者のメールアドレスなどの個人情報が含まれており、かつ書に該当しないため。」とのことでした。
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 わたしは「会議の内容、会議の出席者は県職員であり、メールアドレスも県職員のからの発信元と思われるため」とし8月8日に「異議申立」を行いました。

 県政情報課によりますと情報開示審査会(県内有識者で構成)で検討され開示するかしないかを決定するそうです。審査会に呼ばれて意見の陳述する必要性もあるとか聞きました。

 ぷらっとこうちからさしたる理由もなく登録抹消されたおかげで、いろいろと社会勉強が出来るようですね。
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日本の思想をあらためて読む

 古典というものは色褪せしません。5月から体調不良なので休日の体育活動が出来なくなりました。20年間アウトドア・マリン人間だったので正直堪えました。
 仕方がないので近くの図書館で本を借りたり、久しぶりに本屋で本を購入しました。その中の1冊が「日本の思想」(丸山真男・著 岩波新書)でした。

 この本は政治学の教科書のようなものですので、学生時代からなんども読みました。探せば家のどこかにあるでしょうが、例によってわかりません。本は「読みたいときに読まないと駄目」という信念があるので、購入し読みました。
Maruyama01
そのなかで「権利の中にねむる者」という項目がありました。
 時効という制度の説明があり、金を借したものが、借りたものに常に催促しないと時効が成立して結果回収できなくなる話がありました。
 日本国憲法第12条にも言及しています。「この憲法が国民の保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない。」とされています。

 「国民はいまや主権者になった。しかし主権者であることに安住して、その権利の行使を怠っていると、ある朝目覚めてみると。もやは主権者でなくなっていた」ということも起こりうる。ナポレオン3世のクーデターから、ヒットラーの権力掌握までに至るまで最近100年の西欧民主主義の血塗られた道程がさし示す歴史的教訓にほかならないのです。」(p155)

 現状の日本社会はまさにそうなっているのではないか。
 ローカル問題ですが、高知県県政情報課が管理する公共電子掲示板ぷらっとこうちから、運営委員会なるものによって、一方的に登録抹消になりました。私の言動を規制し、削除し、挙句の果てにはさしたる理由もないのに登録者削除をし、その経過報告も私を誹謗中傷した文章を公共掲示板に掲載する。私の権利が簡単に県職員により侵害されました。

 自由は戦いとるものです。ありとあらゆる方法で戦います。決して眠ってはいけないと思うからです。私は泣き寝入りもしません。

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2006.08.16

「行動は言葉」 橋本知事にものもうす

 ようやく橋本大二郎知事が、高知県庁県政情報課(土居寛道課長)が管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」に投稿されましたね。

時代を拓く「協働のメディア」は、いかにあるべきか

 橋本知事の投稿自体は良いのですが、私は「被害当事者」ですので述べている意見には賛成できません。反論は後日きっちりさせていただきます。

 橋本知事は最後の段落でこう述べられています。

「 現時点では、「ぷらっとこうち」が本来目指した役割を、一人でも多くの方に理解をいただいて、その方向で、この革新的な場が機能していくことを願っています。県民の皆さんを愚民視したら、協働は生まれません。それと同様に、県の職員を批判して、自分の言うことを聞かせようとするだけでは、協働は生まれません。まずは、お互いが足らざる点を自認し、持てるものを差し出すことで、何かを作り出してみてはどうでしょうか。」

 そのことを実践するのであれば、まず私と竹内隆志さんの登録抹消を取り消してから言うべきでしょう。
 あの処置は「運営委員会の諸君が民主的な話で合意したことで有効なんだ。」なんて言うのではないのでしょうか。もしそうであるならば橋本知事の言動はすべてまやかしになります。

 また知事は半ばではこうも言われています。

「ですから、まずは一旦熱をさました上で、県が、「ぷらっとこうち」という新しい時代の協働のメディアにかけた思いを、もう一度、考えてみていただきたいと思います。とはいえ、当然のことながら、県の考え方に賛成か反対かは、それぞれの個人の自由ですが、この場を、他者を攻撃する場としてではなく、協働による新しい仕組みづくりに使おうと考えられるのならば、そのことを前提とした取り組みをお願いします。」
Geshimakino
 そこまで踏みこんだことを言うのであれば私たちの登録処分解除がさきでしょう。運営委員会と事務局は私たちとの論議を避け、ひたすら処分すること、処分ありきで「お仕事」をされたのですから。

話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に


 橋本知事はその事実を確認することです。しかも深刻なのは「責任の所在が不明確な状態で」、県庁の電子掲示板で不名誉な記述をされた事実があるのですね。それがあることを橋本知事は理解したうえでの今回の発言なのか極めて疑わしいのですね。

 ごちゃごちゃいいません。行動は言葉です。橋本知事がぷらっとこうちを本気で再建するのであれば、私たちの登録抹消処分を解消していただきたいですね。

 県民と県職員との「協働」はそこから始まります。それなしに「協働」などありえません。それがなければ、すべてまやかしであると私は申し上げます。

 橋本知事にももっと「当事者意識」を持っていただきたい。「評論家」ではないのですから。ピンチをチャンスにする気概を内外に示していただきたいものです。
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我が家の終戦記念日について

 ちょうど正午のニュースの時間帯でした。日本武道館での全国戦没者追悼式をNHKが中継し、黙祷が1分間され、その後天皇陛下のお言葉が述べられました。戦没者を追悼するととものに、強い平和への意志をお言葉に感じました。

 天皇陛下のお言葉が終わるや否やテレビは、小泉首相の靖国神社参拝問題に画面が切り替わりました。これには珍しくうちの子供たちが怒っていました。「首相のパフォーマンスなんかどうでも良い。それよりも遺族代表のメッセージや、各界の人たちのメッセージを聞きたかったのに。」と言っていました。すごくまともな考えだと思いました。

 8月15日での首相の参拝は21年ぶりのことであるし、当然中国と韓国は反発するでしょうからニュース性はあるでしょう。しかしいささか軽薄な報道のようにも思えました。

 戦没者追悼式をせめてNHKだけでもずっと生中継すべきであると思いました。普段は応援する野球チームでも分裂する我が家(息子は横浜、娘はヤクルト、妻は広島、父は阪神、私は興味なしのサッカーファンですが、珍しく意見が一致したものでした。

 中国や、韓国は靖国を対日本の「外交カード」に利用しています。難しい外交交渉が必要になり、ややこしいことこの上ないですね。
しかしそういうことよりも厳粛な戦没者追悼式をもっと取り上げるべきでしょう。退任する首相のパフォーマンスにつきあうよりも大事なことであると思いますね。

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2006.08.15

ぷらっとこうちを閉鎖してはならない

 「誹謗中傷を繰り返したので、私と竹内隆志さんが追放になりました。」とぷらっとこうち運営委員会なるものは公言しています。

竹内隆志さん及び西村健一さんの参加登録抹消に関する経緯報告

 以前にも書きましたが、私は1市民に過ぎませんが、6年半にわたってラジオ番組を制作し、出演し、ホームページにまとめ公表してきました。極端な意見、暴言など全く行っていません。そうでなければ「番組出演者交流会」へ多数のお立場の異なる皆様方が集る筈はありません。
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 それだけに一方的に「排除」されることは正直悔しいです。事実関係の公表は努力して行いますが、竹内隆志さん同様に、ぷらっとこうちをぶっ潰すつもりはありません。

 むしろ良い意味でも、悪い意味でもマイナーな掲示板が「有名」になりました。それをどう生かして高知県を元気にするのかを関係者皆で考えたら良いのですね。人を簡単に排除するのではなくてですね。Googleの「ページランク」でも「4」になりましたし。

 先日明らかにしましたように7人の「優秀な」県職員が業務で関与していました。それほど重要な問題なのですね。しかし彼らは私たちを「排除」することしか頭が働かなかった。ここが高知県庁の限界です。

 今や俗にWEB2・0時代と言われ、だれでも気軽に多くの情報を入手し、発信できるインフラが整ってきています。
 ぷらっとこうちが発足した2003年はその間でありました。
 大変な労力とコストでシステムを構築しなければならなかったWEB1・0時代。ITに自信を抱いている人ほど、それに縛られています。

 ブログや携帯電話、スカイプやXOOPS,最近ではyou tubeなどは少しパソコンができれば誰でも操作し、自分で情報を発信できる道具です。いわば限りなくITの大衆化が進んでしまいました。

 ですので、未だにWEB1・0時代のしがらみに囚われている人たちと、しがらみのないWEB2・0時代との構造的な対立でもあります。
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 それは優秀であると思われていた県庁中堅職員が、実は温室育ちで論争に弱く、市民とのコミュニケーション力が極めて弱い弱点をさらしたとも言えますね。その裏返しの強権的な態度と言えましょう。

 現状では本来「たわごと」の記述で溢れる電子掲示板ですが、住民監査請求地位保全仮処分申請や、県議会の皆さんの関心ごとなど、リアルな市民社会との連動も見られてむしろ面白いのではないかと思いますね。

 閉鎖するのは簡単です。せっかくの社会実験ですので行き着くところまで行けば、良いとは思います。それこそ現代版、WEB版の自由民権運動であると思いますね。

 私は現在の「ぷらっとこうち」から排除された人間ですが、「ぷらっとこうち」を憎いとは思っていません。現在の運営委員と事務局の皆さんがたの「コミュニケーション能力」が著しく低いことだけ問題ですからね。この人たちは全員退任すべきでしょう。

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終戦61年目を想う

 今年は1945年に終戦を迎えた年から61年目の年です。最近の世論調査では「戦争が近づいてきた」と予想する国民が増え、過半数に迫っています。

 5月13日に経済同友会終身幹事の品川正治さんの講演会がありました。品川さんは「戦争ばかりしているアメリカと、平和憲法を遵守している日本が同じ利害で一心同体などというわけがない」とお話されました。
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 具体的に憲法改正の動きもあります。再び日本を「戦争の出来る国」に構造改革しようと言う動きですね。しかもアメリカの軍事戦略に組み込まれた形での海外派兵までどんどんしようという動きもあります。

 敗戦後、日本国憲法の発布を聞いたときは、日本人の殆どが「2度と戦争はしない」と言う強い決意を持ったと聞きました。しかし今や戦争を知る世代は高齢者となり、「戦争をしてはならない」と言う声は小さくなっています。

 憲法がどうであれ(アメリカの押し付けだとか)、61年間も戦争をしなかったことは立派です。世界に誇れると思います。これからも日本は軍事力での国際貢献ではなく、日本の得意な技術と分野で世界貢献が出来ると信じています。

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2006.08.14

第39回、40回、緊急運営委員会議事録を情報公開します

 「ぷらっとこうち」上では個人情報と称して公開されていない問題の「ぷらっとこうち第39回運営会議議事録」なるものと、「ぷらっとこうち第40回運営会議議事録」「緊急運営会議議事録」なるものを情報公開します。これも「被害者」である私自身が県政情報課へ個人情報開示の請求申請に行き、申請日から15日後に開示情報1枚あたり10円を支払い獲得した情報です。

 私としてはあまりに申し上げたいことが多いので、少しづつですがホームページにまとめています。個人情報としてぷらっとこうち上では開示されていない「第39回、40回、緊急運営委員会議事録」なるものをすべて以下の個人のホームページに情報公開させていただきました。ご参考ください。

第39回、第40回ぷらっとこうち運営会議議事録 緊急運営会議議事録なるものについて情報公開します。
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 私には「ぷらっとこうち」から登録抹消になるような心当たりはありません。極端な言動や特定の相手を誹謗中傷したこともありません。  
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それは私自身2000年より高知シティFMで放送番組を制作し、出演し、その内容をホームページにまとめてきたからです。公共性の強い放送現場できちんと発言してきました。苦情はそれに対してありません。
けんちゃんの吠えるウォッチング


けんちゃんのどこでもコミュニティ

 ただの1件も放送内容についてのクレームはありませんでした。自分の発言の「公共性」については常に意識しています。それがぷらっとこうちでは通用しなかったことがとても不思議です。

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2006.08.13

米軍へり墜落から2年 基地は縮小されず強化

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 沖縄国際大学に普天間吉の米海兵隊ヘリコプターが墜落して丸2年が経過しました。その間名護市辺野古に移転案が地元意向を無視し、日米両政府で合意になりました。

 危険な海兵隊基地の沖縄県外への移設はかなわず、結局沖縄県内移設という最悪の結果になりました。これは沖縄問題に不熱心な小泉内閣と、米軍再編問題を強引に押し付ける米国政府の意向、機能しない稲峰県知事。
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 韓国からも米軍は撤退するそうですから、ますます沖縄の軍事的な役割は大きくなります。それは米軍の意向です。沖縄の立場を代弁するのが日本政府の立場の筈ですね。本当に米国追随政策はすべて沖縄への基地負担の押し付けとして現れています。

 敵前急襲部隊の海兵隊は沖縄から撤退させるべきです。日本国民の合意として米国政府に強く働きかける必要性があります。
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新しいメディアの可能性と心配事は?

西村 今週のゲストは中平公哉さんです。中平さんはパソコンやインターネット事情にも詳しく、FM放送の仕組みなどにも詳しい人です。また「マパはあと高知代表」として市民活動でも活躍されています。
 今日のテーマは「新しいメディアの可能性と心配事は?」でお話をお聞きします。ブログも新しいメディアのひとつです。日本でも利用者は最近800万人を超えました。
 中平さんはブログは今の状態からより進化すると思われますか?どのような形に進化されると思われますか?先行事例はあるのでしょうか?

中平 ブログがどう進化するのかと言われましても予測が難しいですね。一ついえることは携帯電話との親和性ではないでしょうか。
 携帯電話から更新できることは、ブログが更新しやすくなりますね。携帯電話からもブログを見ることが出来ます。そういった使われ方が増えてくると思います。
 先行事例はあるのかと言いますと大変難しいですね。今現在ブログのレンタルサービスの中で携帯電話からの更新が可能である、見ることが出来るサービスをしているところがどんどん増えています。
 このあたりが方向性を示しているのではないかと思います。


西村 私は未だに活用していないのでよくわかりません。ポッドキャスティングも最近普及してきました。ブログとの連動などもあるのでしょうか?
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中平 もともとブログ自体が、メディア。マスコミに近い感覚で登場してきました。ポッドキャスティングとブログと連動させているところは実際にありますね。
 自己表現の一つとしてブログを活用されている人にとりましては、動画だけでは物足りなくなります。ブログを窓口にしてインターネットラジオへの展開などいろんな形が出てきます。
 ブログと言うものに関してはまだ先は読めません。ただ時代のニーズによって新しいメディアがどんどん開発されてきます。新しく出てきたものはその時代を背負っている。そう考えたほうが、良いかも知れませんね。


西村 新しいメディアはどんどん登場しますけれども、「安全対策」など個人レベルでついて行けるのでしょうか?


中平 このあたりのことが日本の教育で抜けているところですね。確かに小学校でメールの送受信やインターネットの使い方を教えてくれるようになりました。
 簡単なセキュリティの問題や、こういうことはしてはいけませんよということは教えてくれています。でもインターネット上には悪い人もいます。そういう人は高い技術を持っている人もいます。
 ですので、インターネットを開いたときに見るサイト、ポータルサイトですね。そのポータルサイトを悪用した今でしたら「フィッシング詐欺が多発しています」とかきっちりと出して教えて言って頂きたいですね。


西村 「ウィニー」事件は、情報管理のありかたを問う社会問題でした。個人のパソコンで官公庁の公の情報を「共有」するずさんさが問題でした。中平さんはどのように対処すれば良いと思われますか?

中平 仕事で使うパソコンと個人で使うパソコンをわける事が必要であると思います。そして情報というものはいつ外へ漏れるかわからない。そういう危険をはらんでいるものだということを扱う側は認識すべきです。

 100%のセキュリティはありえません。自宅であっても。セキュリティ対策が施された企業であっても、安全ではないと言う危機意識をもつことが大事です。


西村 最近は「フィッシング詐欺」も横行しています。その防止策はあるのでしょうか?犯罪はどんどん巧妙化して来ています。
Nakahirakharimaya
中平  フィッシング詐欺と言いますのは簡単に言いますと、ホームページを偽装して、パスワードとか、口座番号などを盗み取る詐欺のことですね。
 これもセキュリティの意識があれば見抜くことが出来ます。これは例をあげますと、インターネットエキスポローラというブラウザがあります。その画面の下のほうに鍵のマークがあります。鍵がかかっている状態であれば、セキュリティがかかっています。これはその証明をとるのにお金がかかります。偽装されたサイトはそこまでしていませんから、そういうところから見抜くことも出来ますね。

 そういう情報などが一般ユーザーに伝達されていませんでした。それがフィッシング詐欺の横行になってしまいましたね。


西村 インターネットも生活の一部になり、より存在は大きくなります。中平さんはインターネットの世界との共存をどのように考え、実行すべきなのでしょうか?

中平 まずインターネットは危険なところもあると認識した上で,自分の使う方向に使うことですね。やみくもにあれもできる、これもできると欲張らないことです。
 1つ1つ自分が何のために使うのかをしっかり考えるべきですね。

 それからインターネットがこれからどういう方向に発展していくべきか。これは「ユビキタス」という言葉があります。

 誰でも、どこでも、いつでもインターネットに?がる。それがのぞましい状況です。車でカーナビで最新の情報を知ります。この先は雨で、この先の道路が通行止めということをインターネット経由でいち早く知ります。
 それから更に天気の良いときであれば、ドライブ情報、この先にレストランがありますが、今日のランチメニューはこうですよと言う情報が入ります。どこにいましても欲しい情報が手に入る。

 それはインターネットの危険性も理解してからということになりmす。それが大事なことです。
 インターネットはあくまで「道具」なのですから。

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2006.08.12

メタボリックシンドロームとは?

 内臓脂肪の蓄積を言うのか。警告なのか。もともと「やせぎす」で働き者の日本人。炎天下も朝早くから、藩主に献上する米の草取りに追われ、昼ごはんはだし汁も造らず、裏作でこしらえた小麦粉で作ったうどんを湯がいて、醤油をかけて腹ごしらえをした。

戦前の日本の農村部では飢餓状態にあり、子供達が大根をかじっている風景もありました。
Kigajapan
 今の「しょうゆうどん」は重労働のなかでの飢餓食のようなものだったのでしょうか。それが昨今の日本人。冷房の中に浸りこみ、汗をかかず、飽食で高カロリー、高脂肪のものを好んで食べるとか。おなかに脂肪がつくのは当たり前ですね。

 私は肥満対策の自衛策と、家計の自衛策でこの猛暑にエアコンを使わない生活をしています。毎日事務所でも大汗が。それがいいのでしょう。腰を痛め運動も特に出来ません。お酒も控えました。酒を飲まないだけで簡単にダイエットできるのは事実です。

 日本民族の特性は、「小食多動。飢餓に強い民族なのです」。飽食と運動不足が一番日本人にいけないことであると思いますね。田舎生活でエアコンなしの生活をすれば改善しますね。

 厚生労働省に提案してみましょうか。夏にエアコンなし生活をして生活習慣を改善しよう。

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2006.08.11

県職員主導での県民抹殺計画の全貌が明白に

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 先日一部「ぷらっとこうち」事務局のメールを公開しました。驚くべき内容であると言うご指摘を各界から受けました。大変手間隙がかかる作業ではありましたが、このたび私が個人情報開示請求で獲得した「ぷらっとこうち」事務局の電子メールを情報公開します。

 一部「あなた以外の第3者のメールアドレスなどの個人情報が含まれており、かつ但し書きに該当しないため」とのことで、黒塗り表示されています。しかし文面を丹念に読めば、県職員が公務時間中に、公務で県職員に与えられた電子メールアドレスを使用しやりとりした電子メールであることは容易に推論できます。


 以下のリンク表示は、その公開された文書を見ることが出来ます。根気よく見てください。驚きます。

話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に

 「ぷらっとこうち」に係わる7人の県職員の親密な連絡ぶり、連携ぶりをうかがい知ることが出来ます。「運営委員会」は「見せ掛け」であることも容易に「想定内」であるとわかりますね。

 少し枚数が多いですが、丹念に読んでください。公開文書をスキャナーで取り込みました。不鮮明な箇所があるやもしれません。

「竹内隆志さん及び西村健一さん登録抹消に冠する経緯報告」もやりとりのなかで作成したことが明らかですね。ぷらっとこうち上で公開されている文章を見ましても明らかです。

竹内隆志さん及び西村健一さん登録抹消に冠する経緯報告

 実に悪意に満ちた文章と言えます。それも公開された電子メールの文章で明らかなように、県職員が深く関与したものです。
 県職員は県民を「抹殺」することに知恵を使うのではなく、高知県浮上の為に、その「高い能力」を使用すべきであると思います。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (7) | トラックバック (2)

2006.08.10

緊急運営委員会なるものの「議事録」です。

 ぷらっとこうち「緊急運営委員会」なるものが、2006年7月9日に開催されています。7月13日に運営委員会なるものと「話し合い」をしましたが、私たちを「処分」することはこの「緊急運営委員会」なるもので決定していまいた。

 しかしぷらっとこうちは、ことあるごとに「個人情報」ということで、ぷらっとこうち運営委員会と事務局は肝心な情報を一切情報公開しません。

緊急運営委員会議事録

 それで私個人の個人情報(登録抹消など)に関することなので、高知県庁の県政情報課へ出向き「個人情報の開示請求」をしました。15日後に「個人情報開示決定通知書」を受領することが出来ました。
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 しかし釈然としませんのは、私個人の情報を得るのに15日間もかかること。またコピーは1枚10円支払いことですね。(情報公開条例で決ったこととはいえめんどいことですね。)

 例によって「議事録」の体をなしていません。議事録作成人もなければ署名人もない。事務局の県職員が作成したと思われますが、発言者の名前すらわからない。ちゃんとした教育を高知県庁はしているのかと疑いたくなるような内容の記述ですね。

 はじめから私たちを「登録削除」することを目的に、執拗に「話し合い」を要求してきたのです。誠意のかけらもありません。県民の貴重な税金をこのような社会常識のない人たちに運営させてはいけないと思います。

 私の「けんちゃんの吠えるウォッチング」のホームページにて情報公開させていただきました。

緊急運営委員会なるものの「議事録」です

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (0) | トラックバック (1)

県職員と県民との協働はありえない?

 最近県職員の一部の人たちが「県民との協働」であるとか、「自助・協助、公助」などを言葉を多用しているらしい。言葉の定義が曖昧であり、多くは「幻想」である場合が多い。
 私を「ぷらっとこうち」から登録抹消に奔走した7人の県職員も、中堅どころであり、普段から「県民との協働」などと標榜していた人たちだ。

 だが「行動は言葉」「行動履歴がすべて物語る」を教訓とすれば、彼らの言う「県民との協働」は偽者であることは明らかでありますね。気の利いた言葉や政策提案をしたところで、市民運動に媒介されていない「絵空事」なのですね。公共電子掲示板上での「論争」を避け、ひたすら県民を登録抹消に奔走するようでは、とてもまちづくりのうえでの困難を克服することなど到底出来る筈がありません。
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 「私らの相手は市町村。県民など相手にする暇がない。」と正直に言われる県職員の方が誠意があると思いますね。「県民との協働」などと浮ついた言葉を多用する県職員を県民は簡単に信用してはいけないと思いますね。

 もう一度「市民参加の梯子段」や「ワークショップ」の社会的意義をきちんと考えれば、浮ついた議論など出来ない筈でしょうね。ぷらっとこうちと同様に、県民参加型事業で、「県政への県民参加の促進条例」や「南海地震条例策定委員会」などあります。このあたりの精査と査察が必要となるでしょう。

Works

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2006.08.09

「検閲機関」を県民が査察

 今や県民の言動を「検閲する」機関に成り下がったぷらっとこうち。昨日8月8日は県民有志が、「検閲機関」を徹底的に査察しました。
 まず高知地方裁判所に竹内隆志さんが、登録抹消は不当であるとの「地位保全仮処分命令申立書」を提出いたしました。申立後共同通信などの取材もあったようです。

地位保全仮処分命令申立書の要約
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 また県会議員西岡虎八朗氏(県議会総務委員会委員長)にも立ち会っていただきまして、窪則光市民オンブズマン高知代表と、県側は浜田総務部副部長、土居県政情報課長、竹村情報課チーフ(ぷらっとこうち担当)が出席して会談が行われました。

 西岡県議は「ぷらっとこうちについて恥ずかしながら知らなかった。でも簡単に登録者を抹消するなど社会常識で考えられないことをしている。任命権者が不明で、無責任な状態になっている。現在の予算額はたいしたことはないが、高知県庁ホームページともリンクしているので影響は大きい。今後改革案も含め、議会としては慎重に見守りたい。予算審議は徹底精査する。」との事でした。

 全くいい加減な登録抹消措置を7人の県職員が連日協議し、実施したものです。住民監査請求や。地位保全仮処分の裁判、県議会の注視などもあり、「検閲機関」成り下がったぷらっとこうちが、立ち直れるか、それとも駄目になるのか岐路に立たされています。それもまもなく明らかになるでしょう。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.08.08

きちんとした文章でブログを書こう

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」(高知シティFM毎週金曜午前8時15分~)のゲストは中平公哉さんです。中平さんはパソコンやインターネット事情にも詳しく、FM放送の仕組みなどにも詳しい人です。また「マパはあと高知代表」として市民活動でも活躍されています。
 今日のテーマは「きちんとした文章でブログを書こう」です。
以前中平さんは「ブログには読むに値する文章を書いている人が大変少ないと思います。」と言われていました。ブログ作成者は年配者の参入が少なく、若い人が多いからなのでしょうか?

中平 ブログと言うものは、どちらかと言うと感覚的に若い人が書いているものが多いですね。そのために自分のためだけに書いてしまう。仲間内だけに受けている。そういう形で書いているので、どうしても文章が仲間内でしか通じないものになります。わかりにくい言葉遣いにもなりますし。
 もう一つは、話し言葉をそのままブログに書いてしまう。このことも問題ですね。ブログは簡単に書ける。日誌風に書く。それはかまいません。意識していただきたいのは、世界中の人が見ているものだと言うことですね。見ることができる場所なんだということです。
 Nakahira2_r
西村 中学生のときの国語の先生に日記を書く場合は、「後で誰が読むかわからない。それを意識して書きなさい。」と言われたことがありました。相手のことを考えて文章を書く必要性がブログにおいてもあるのですね。

中平 そうですね。読み手のことを考えて書くことは非常に大事なことであると思います。
 私は以前に新聞のほうに原稿を書かしていただいたことがありました。そのときは私自身は話し言葉でなく書きました。読んでいただいておかしくない文章です。それがやはり必要です。


西村 原稿用紙を埋めると異なり、ブログは横書きです。
 いきなりブログの作成画面で文章を書くと、あまり推敲しないので、読むに値する文章にならないのではないでしょうか?

中平 はい。それはあるでしょう。私はあらかじめテキスト・エディタですかメモ帳ですね。簡単な文章はそれにあらかじめ書いておきます。それをブログの作成画面に貼り付けます。コピー&ペーストですね。
 

西村 最近の日本人の「国語力」の問題もあるのでしょうか?それは教育の問題なのでしょうか?読書量の問題なのでしょうか?

中平 これはいくつもの要因が重なっていると思いますね。国語の教育がどちらかと言いますと、後へ後へと追いやられています。
 一番大事なのは「コミュ二ケーション能力」が不足してきていることです。他人とコミュニケーションをとることが、大事であると理解していれば書くこともきちんとできる筈ですね。
 バーチャルな部分のコミュニケーションがとれましても、人と人が会って話をするコミュニケーションがとれない。電話だけ、メールだけということだけではきちんとしたコミュニケーションにはなりません。
 学校の教育もコミュニケーションを取ることよりも、成績をあげるための教育になっていますしね。受験のなかで競争社会になると自分以外は敵で周りとコミュニケーションをとる必要はないわけです。


西村 中平さんがお薦めのブログ、お手本になるようなブログはありますか?あればご紹介下さい。

中平  これは難しいです。ブログ自体が日々変化していますし。今残っているのかもわかりませんし。ただしアーチストやタレントのように人前に出る仕事をされているブログはきちんとした文章が書かれています。
 なぜかと言いますと人から見られていることを常に意識しているからですね。くだけた書き方でも、それなりにきちんとした文章で書かれてあります。そうしたブログは参考にされたら良いとは思います。
Nakahira4_r

西村 アーチストやタレントのブログはご本人が書かれているのでしょうか?誰かが代筆されているのでしょうか?

中平 それはいろいろです。本人がキーボード叩いて入力している人もいます。また本人が話したことを別の方がキーボードを叩くこともあります。これはアートストのスタイルなので色々あると思いますね。
 ブログは出来るだけ生の声を出すものだとわかっていますので、自分の思っていることを書いていると思います・


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2006.08.07

改革県政の火は消えず?

 激戦を制して長野県知事に新人で前自民党衆院議員の村井仁氏(69が当選しました。現知事であった田中康夫氏は熱烈な支持者の離反もあり、直前の大水害に関しても相手陣営から選挙戦に利用され非難されたりして苦しい選挙ではありました。

 
「理念はいいが、やり方が伴わない」と田中知事への落胆は少なくなかったようです。当選した村井氏も「旧来型の県政ではなく、県民との対話重視の県政を行う。」とのことです。
 長野県民の選択は6年間の田中県政に見切りはつけたものの、「改革」の火は消さない選択であったと思います。今後村井県政に対する県民の目は厳しいものになるでしょう。

知事に村井氏 田中県政6年で幕 県民「転換」選択(信濃毎日新聞)
Tanaka5
 このことは来年改選を迎える「元祖改革派知事」である橋本大二郎高知県知事はどう受け止めたのでしょうか?田中氏同様に、「アドバルーンを揚げるのは良いが、実行が伴わない」とも県民の一部で根強い批判もあることですし。

 かつて高知県知事選挙のときも田中康夫長野県知事は応援に来ていましたが・・・・。

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2006.08.06

被爆から61年目の重さを考える

 今日は高校野球選手権大会の開幕。猛暑真っ盛りの日本列島。同じ暑い日の1945年8月6日広島に原爆が投下されました。61年前のことです。それから強力な原水爆禁止運動が展開されました。

 しかし核拡散-拡大の動きは最近顕在化し、インドやパキスタンの核実験と弾道ミサイルの実験もありました。最近では北朝鮮やイラン、イスラエルの動きも目が離せません。
Hiroshima1945806_thumb
 核爆弾の恐ろしさは61年前に実証されている筈なのに、なぜ保有に拘り、国家予算をつぎ込むのか。それは愚かな覇権主義の誘惑に負けてしまうからなのでしょう。

 原爆ドームは世界遺産に指定され、保存が決まりました。記憶は薄れていきますが、核の脅威は高まります。今後どうやって核の脅威を取り除くのか。

 政治のリーダーをはじめ、市民各位も真剣に取り組み行動しなければなりません。

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2006.08.05

デカダンすごろく?

「ikumi.jpg」をダウンロード

 親バカねたをもう1つ。美大へ行っている子供が作成した「絵葉書」です。デザイン科の授業の中で「制作」したらしい。
 まるでナンセンスな構成。ごちゃごちゃ描いているのが良かったのか、科の同級生も皆作成したなかで人気があったとか。
  それで今日も暑そうなので、そのついでにご紹介。写真はikumi.jpg」をダウンロードクリックすると多少拡大し、字まで読めますので。
Ikumi

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2006.08.04

戦艦大和は何故人気があるのか?

 自分は「3丁目の夕日」世代であり、こち亀世代でもありますね。昭和30年代が子供時代で、漫画週刊誌の初期の愛読者でもあり、プラモデル製作者でもありました。
 当時少年雑誌に小松崎茂氏などの精緻な軍艦や戦闘機の絵があり、プラモデルでそれを再現しようとしていました。

 戦艦大和もゼロ戦と同様悲劇の話で終わります。3300人の乗組員と絶望的な特攻作戦を行い沈没しました。まさに「海の藻屑」になりました。
 呉市の大和ミュージアムへ行き、展示を見ました。しっかりした構成で展示は配置されています。じっくりと当時の日本の社会状況、科学技術、世界の状況などの説明があり、大和の誕生とその壮絶な死に至る歴史は重たいものがありました。
Yamato1941
 「戦意高揚」などという軽々しいものではない。死を覚悟した乗員全ての意志が平和をめざしていたようでした。僅かに生存した乗組員も必ず平和の尊さ、二度と戦争はいけないと言われていますし。その重さを感じることが出来ました。

 秘密兵器ゆえに残された画像は少ない戦艦大和。写真は展示館前で販売されていました「大和おむすび」の外を包んでいました。全速力で航行する戦艦大和です。

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2006.08.03

検閲機関(ぷらっとこうち)の運営メンバー一覧です

 高知県政情報課(土居寛道課長)が県民の税金で運営している検閲機関(言論統制機関)である「ぷらっとこうち」の運営会議メンバーと、事務局メンバー一覧です。お知らせします。

 この人たちが私と竹内隆志さんを登録抹消にしたばかりか、森武彦さんの書き込みも削除しました。最近は県民に対して「言論統制」を進めています。ですのでこの運営委員会と事務局の人たちの発言と行動履歴を県民として徹底的に監視する必要があります。
Minkenbenshi

うち何人かは入れ替わるでしょうが、誰が運営委員になったのかは県民として監視していく必要があります。「検閲機関」の運営委員ですので。

120年前の自由民権運動の時も演説会の折に、警官が「弁士中止!」と言って言論統制をしていましたね。新聞などの出版物も検閲がありました。
 それは世界大戦前の過去の日本でなく、現実に高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)に管理されている「ぷらっとこうち」が県民の言動を検閲する「尖兵」を推進しているのです。 
 もう「検閲機関」である「ぷらっとこうち」を県民の税金で運営されることの正当性はどこにも見当たらなくなりました。


ぷらっとこうち運営会議委員名簿(敬称略)

(2006年7月28日現在)
大木達榮
片岡 淳
竹村朱美 (高知県県政情報課)
知名 誠
萩野由夫*副議長
松尾晋次*議長(高知県政策推進課)
松岡好江
宮地北斗
森木 隆*副議長
山中誌朗
山本千香子(高知県保健福祉課)
横山 拓
好浦 こう一(*)
(こう=「かねへん」に「光」)

ぷらっとこうち事務局

(2006年7月28日現在)
河野和弘(高知県人事企画課)
竹村朱美(高知県県政情報課)
田中芳輝(高知県県政情報課)
知名 誠
西村悦一
萩野由夫
森木 隆
弘田 均(高知県人事企画課)
松尾晋次(高知県政策推進課)
森本絵里(高知県県政情報課)
山本千香子(高知県保健福祉課)
(※五十音順)

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2006.08.02

ある市民からの電話

 久しぶりに高知青年会議所からの電話。聞けば私が現役時代に発刊した「高知市の都市再開発を考えるー快適都市」の冊子についてでした。なぜか電話の主は「快適都市 2」を持っていまして、「快適都市 3」が欲しいとのこと。

 「あの当時レベルの高い都市論、景観論を青年会議所は展開されていた。その提案された構想が実現していれば、高知市の都市像は随分変わっていただろうに。」
Suimonkaitai

「新堀川を県が埋め立て道路にする無謀な計画も、ありえない話。きちんと事のわかっている市民と行政がまちづくりをすべきでしょう。」

 15年ぶりの再評価は嬉しい限りですが、都市づくりの現状は何も変わらないどころか、ますます酷くなっています。自分達の非力に無念なかぎりです。なにせ提案内容は全く古くなく今に通用することばかりだからですね。

 30分くらい話したでしょうか。まだまだ高知には熱い思いを抱いた市民がいることが心強いとおもいました。

 行政側には気軽に「市民との協働」と言う人たちが県庁の1部にいます。しかし本当の意味の市民との交流はされていません。幻想です。「ぷらっとこうち」から異論をすぐ排除する体質ですからね。無理からぬことでしょう。

(高知青年会議所時代の1990年~92年までの3年間「都市再開発セミナー」を開催しました。「快適都市」は3冊発刊しました。)
Kaiteki01

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2006.08.01

問題ですね 子供の6割 海・川で泳いだことない

 子供の6割近くがプール以外で泳いだ経験がないそうです。yahooニュースで見ました。それによりますと、「ミツカン 水の文化センター」(東京)が行ったアンケート調査で29日、こんな結果が出たそうです。大人の4割近くは海や川より清潔なプールの方がいいと答えており、自然の水に触れる機会が減っている現代人の姿が浮かんでいます。

 調査は今年6月、東京、大阪、中京圏の20~60代620人を対象に実施(有効回答約470人)。「プール以外で泳いだ経験は」との質問に、74・5%が「よくある」「ある」と回答したが、「子や孫はあるか」には58・0%が「ない」「あまりない」と答えた。
 「プールと川・海のどちらで泳ぎたいか」では「川・海」が41・5%、「プール」が39・7%と拮抗(きっこう)。
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「居住地域に水に関して誇れることがあるか」との問いには、59・4%が「ない」と答え、「水辺の自然が損なわれている都道府県」は東京51・2%とトップで、次いで大阪、神奈川。逆に「自然が残っている川」は、高知・四万十川(48・2%)が選ばれ、10年連続1位。

 プールの環境で魚が棲めるかと言えばノーでしょう。化学薬品でコントロールされた水空間しか知らないとは「哀れ」を通り越していますね。
 川の水の冷たさや、渦が巻く怖さ。海の潮の流れや、風の強さなどを経験しないから,四季の移ろいに感動を覚えないのでしょう。
写真は昨年のNPOあきらめないで主催の「車椅子利用者のための海水浴」ヤ・シーパークの様子です。)
Akiramenaidekaisuiyoku013

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