我が家の終戦記念日について
ちょうど正午のニュースの時間帯でした。日本武道館での全国戦没者追悼式をNHKが中継し、黙祷が1分間され、その後天皇陛下のお言葉が述べられました。戦没者を追悼するととものに、強い平和への意志をお言葉に感じました。
天皇陛下のお言葉が終わるや否やテレビは、小泉首相の靖国神社参拝問題に画面が切り替わりました。これには珍しくうちの子供たちが怒っていました。「首相のパフォーマンスなんかどうでも良い。それよりも遺族代表のメッセージや、各界の人たちのメッセージを聞きたかったのに。」と言っていました。すごくまともな考えだと思いました。
8月15日での首相の参拝は21年ぶりのことであるし、当然中国と韓国は反発するでしょうからニュース性はあるでしょう。しかしいささか軽薄な報道のようにも思えました。
戦没者追悼式をせめてNHKだけでもずっと生中継すべきであると思いました。普段は応援する野球チームでも分裂する我が家(息子は横浜、娘はヤクルト、妻は広島、父は阪神、私は興味なしのサッカーファンですが、珍しく意見が一致したものでした。
中国や、韓国は靖国を対日本の「外交カード」に利用しています。難しい外交交渉が必要になり、ややこしいことこの上ないですね。
しかしそういうことよりも厳粛な戦没者追悼式をもっと取り上げるべきでしょう。退任する首相のパフォーマンスにつきあうよりも大事なことであると思いますね。
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